ズブの素人が人狼ジャッチメント600回くらいやっての感想


こんにちは。


今日はなんか面白い漫画があったわけではないのですが、(というかたーたんってマンガ面白いので来週のネタとして溜め込んでいるみたいな感じです。)人狼ジャッチメントについて書いてみようと思います。


人狼ゲームってローカルルールをとにかく覚えないと楽しくないゲームです。


一般的な人狼をやる時のルールを覚えることも大切なのですが、どのアプリを使ってゲームをするかによって立ち回り方が変わってくるからです。


人狼ジャッチメントというゲームは、制限時間内でグループラインを高速でしまくりつつ、その中で信頼度を上げていって、怪しい人間を殺しまくるゲームです。


怪しい人間を殺すために手段を選ぶ必要はありません。怪しい人間を釣れたら勝ちです。


ですが、怪しい人間というのを短時間で見抜くのはかなり難しいです。


人狼のルールをわかっている人間であればあるほど、そのゲームにおける立ち回りを知っているためつりにくいです。

逆に、知らない人間はその場にいても、そいつが怪しいのか怪しくないのか真偽のつけようがないため他の人間が生き延びるために殺されます。

そもそも、喋らない事がなんで怪しいって思われるの?となっちゃう人間は、人狼ゲームにとっては悪でしかないので、直ぐにみんなから殺されてしまいます。

ローカルルールを覚え、人狼ゲームにおける立ち回りをわかってないと、あれよという間に殺されてしまうのはそのためです。そいつが後々残って適当に書いた怪しいとかいって味方殺す前にここからいなくなってもらおうっていうのもありますが、推理の邪魔になる人はとりあえず盤面から消してしまおうというのはこのゲームの常識です。

という事から、初心者にとって人狼って始めるのにめちゃハードルの高いゲームだと思います。


また、人間が絡むゲームである事から、割と直接的な罵倒や、怪しい人間が慣れてない人を殺すために自分は村人なのに狼のように仕立てられて殺されるという事が多々あるため心が弱い人には本当に辛いゲームだと思います。


特に、この人頭いいなって人にボコボコにされるととても辛いです。反論すればするほど、みんなからお前はこの村に要らないと言われ続けるからです。


で、


じゃあそんなゲーム面白いんですか?って話になると思うんですけど結論から言います、面白いです。

正確には、自分の実力と拮抗する人間が集まる部屋であればあるほど面白くなります。

みんなが平等に自分の属する陣営にとって有利な行動とは何か、考えながら行動し、敵を探し当てて殺す事。されが達成できた時の高揚感は尋常じゃありません。

ようは、チームプレイなんですよね。チームプレイがうまくいくと本当におもしろいんです。

人狼ゲームは疑心暗鬼ゲームともいわれ、自分以外の存在全て敵。みたいな側面もありますが、それだけではありません。「自分」だけが味方のゲームではないのです。

そもそもの根本として、自分の属する陣営の人間は味方なのですです。逆に言えば自分の陣営にとって利益のない行動をする人間は、例え村人同士、狼同士であったとしても敵になります。(味方を切り捨てる事をゲーム内の用語で身内切りといいます。)

誰もが怪しいという状況化をサバイブしながら、自分にとって信じられる味方を論理的に見つけ、そいつと敵をを探して言葉でやっつけるゲーム。

人狼ジャッチメントは言語派サバイブアクションゲームなのです、と、適当に今思いつきました。


てな感じで、今回は軽い紹介でおわろうと思うのですが、気合がある時は試合のリプライの内容をノートで更新してみたいと思います。

ってもこのままだとタイトル詐欺になってしまうので、最後に、600回人狼ジャッチメントゲームをやって見ての感想を書こうと思います。


感想


やっぱりこのゲームってコミニケーションの取り方うまいやつと、論理的に正しいと思った事を端的に伝えられる奴が強い。


これは人間社会の至る所で使えるテクニックですな。


まず、とりあえず発言しない奴ってのは白黒つけられないので、進行役を司る人間にとっては厄介です。この場にいてもいなくてもいいからです。それからコミニケーション能力があるやつは、村人のそれぞれの立場からして自分がどう見られているのか客観視できます。

例えば、自分が狼だった場合、進行役の人に大変だけど頑張ってと声をかけるだけで、進行役の心理的負担が減ることがあります。

進行役はその日どの村人を釣って殺すのか考える立場であり、ヘイトを一番書いやすい人間なので、すごく頭を使うし疲れるんですね。そんな立場に置かれた人が釣らないといけない人からエールもらったらつりにくくなるし、自分の味方だと思いたくなるでしょう。

その効果を使ってうまく最後まで生き残るのが狼なので、そんな簡単にいかないのですが、

論理的に正しい奴というのが強いのは、この状況下で怪しい奴は誰で、誰を釣ればいいのか村人に道を示しているからです。進行役からすると、これは盤面を整理してくれる存在として重宝されます。

「この人はこの発言が的を得ているので今日はつりません。この人はこの発言が矛盾しているし、その反応もしどろもどろなので怪しいと思います。私はこの人を今日は釣りたいです。」

と端的に出してくれるだけでどれほどこのゲームに貢献しているのかということです。それは先程例としてあげた、コミュニケーションが強い奴の魔術を跳ね返してくれます。

「あなたのしている行動は、自分が釣られないために進行役にゴマスリしていると見られます。怪しいです。本来であるならば、あなたは今日つられるべき場面なのに、釣られることを避けています。」

とか言われたら、判断を下す進行役からしたらふむふむってなりますよね。逆に進行役を説得できないと、論理的な考えはコミニケーションうまい奴に潰されたりしてしまうのですが。

というわけで、多分日常生活で誰かとコミニケーションをとる時や、誰かを説得したり、自分にとって都合の良い状況に持っていく必要があるとき、このゲームで培った詐術って結構使えるのではとか思ったのでした。

もちろんこのゲームは人間同士でやるので、理不尽な場面が沢山あります。そこら辺も人間ってやっぱおもろいわとはなんとか思うのでおいおい紹介してみたいです。

結果的に正しい事を言っている人が釣られるケース、どんなに論理的に正しい行為をしても逆に正しすぎて死んじゃう人。ぽろっと出した発言が原因で怪しい人に見られてそれまでの信頼がなかった事になるひと。この村もう勝っただろ!と見せかけて実は一番怪しくない所にいた奴が狼だったケース。いろいろあります。

それでは今日はこの辺でおしまい。

あ、人狼ジャッチメントを始める方は、とりあえずルール覚えて初心者村で100戦くらいやってから誰でも部屋という所でガンガン自分を鍛えぬく事をお勧めします〜。


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