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お酒の販売ルートが変わってきたなと実感した日

この写真-2020年6月11日午前中に東京・池袋にある百貨店の日本酒売り場でとりました。去年までこの時期は日本酒が比較的売れて、お酒売り場に父の日やお歳暮用の高級酒が並んでいたはず。もしかしたら前日までに大量に売れてしまい、たまたま品薄になったのかなと思ったのですがそうではないよう。お客様と販促のために入っていた販売員さんがちょうど同じことを思っていたようなんです。販売員さんが「前週からこの状態で業務店や社用の需要が見込めないので在庫が全然入ってこないんです」と説明。特に一升瓶は店頭で販売するのが大変だと私でもわかります。

ところが地元に根付いているスーパーは商機を得ているように見えます。お客さんのニーズをちゃんとわかっているスーパーは今までそろえていた大手の酒蔵のものだけでなく、あれ?これは地酒の専門店でないとおいていないのでは?と思うような北陸の銘酒が普通におかれていたりしています。在宅勤務が進められているので、ご挨拶やお祝いで直接百貨店でお酒を購入する人たちは減っているし人込みでの買い物の時間を短くする人たちはお酒売り場は通り過ぎていきます。SNSなどを駆使して愛飲家にその場所にそのお酒が売っていることを伝えないと気付いてもらえないんじゃないかと心配になりました。オンライン飲み会とかも大事ですね。

いまだに県をまたいでの大きな移動は自粛中です。首都圏以外の酒蔵さんたちは営業や販促のために大きな百貨店などに出向きたいですよね。(もういらしている方々もいるかもしれませんが。)先日、百貨店関係の方に聞きましたら6月上旬にもういいだろうと思って東京まで来ようとしていた酒蔵の方々が百貨店の方に怒られて途中で引き返したとか。個人的には東京に来るのは大丈夫な気がしますが、地元に戻るのが大変そうだなと。

おばさん的にはちゃんとWi-Fi環境とタブレットが双方にあれば酒蔵さんは首都圏まで来なくてよいと思うんです。売り場には首都圏にいる販売員がいて一日に2時間ぐらい夕方とかのお客様がたくさん来そうな時間とかにオンラインでお客様とつながればよくないですか?蔵の中や景色が良い場所が背景に写れば観光が再開された時の宣伝にもつながります。酒蔵の方たちにとっても首都圏のお酒の動きがリアルタイムに観察できます。

東京にいるおばさんがお酒を売りたいよ~って困っている人たちにできること。何ができるんだろうと今日もまた考えながら一日が終わってしまいました。

今日は何が飲みたいですか?

#お酒売り場にお酒がないとさみしい
#オンライン販売会
#もう少しで試飲 、試食は解禁になるかな?
#酒蔵さん  フライングはだめだよ
#東京で待ってるね

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