今さらだけどアップルのMighty Mouse A1152
ここ何年か、HPのノートPCを使う時にBluetoothの折り曲げてスイッチONになるMicrosoft Surface Arcマウスを使ってきました。
伸ばすとスイッチOFFになるうえにかさ張らないのでとても便利に使っていました。
今回2022年の夏にMac Pro Late2013を導入したこのタイミングで、中古店のケーブル箱の中から800円の値札を付けたこの2005年リリースのApple Mighty Mouse A1152を発見。「Macだし相性いいかも」と持ち帰って来たのです。
私の環境は、パソコンは10年選手、マウスはもっと古い17年選手。さらにMoMAに展示されたと聞いているハーマンカードンのトランスルーセント半透明クラゲスピーカーことSoundSticks(初代)は1999年発売なのでだいたい20年選手、キーボードはさらに古い1989年発売のNeXTSTEPのADBキーボードをかんのだれ工房さんのADBーUSB-A変換アダプタ経由で使っていて約30年選手です。
話はもどって、このマウス。USB接続の光学式(赤い光が出ています)。下がプラスチックだと反応しないために、ひさびさELECOMのマウスパッドを敷いて使っています。
このマウスのリリース当時、あまり良い印象を持っていなかったことを覚えています。Mac SEの時代から使っていたADBの角マウスが一番好きだったこと、Appleがずーっと貫いて来たAppleのマウスはワンボタンの伝統を翻したこと、また全体が丸い意匠でAppleにしてはなんとなく野暮ったく見えるデザインだったからか「出来ることなら使いたくないな」と思ったことを覚えています。
https://ja.wikipedia.org/wiki/Mighty_Mouse
そう言いつつも手に入れてしまったのは、「何かあった時」にUSBの有線マウスは便利だからです。今回もMacの初期設定時にはUSBキーボードとUSBマウスがあると便利でした。このあたりBluetoothは一歩譲ります。
さらに使ってみてマウスの上に付いているスクロールボールがとても良かったです。上下のスクロールだけでなく左右のスクロールに対応ここまではSurfaceArcマウスでも同じなのですが、ボールを押しながらクリックすることで副ボタン操作を割り当てられることが白眉でした。
主ボタンを左とすると副ボタンは右で、右側をクリックすることでメニュー表示をする時にいつも失敗する自分は、ボタンは左右ともに主ボタン設定にして、トラックボールを押しながらクリックすると副ボタンの設定にしています。
もう一度言います。
トラックボールを押しながらクリックすると副ボタンになる設定が出来るこのMighty Mouseは実にはまったツボでした。
今のところスクロールボールの感度は落ちていないですが、分解清掃は苦手なマウスらしくコピー用紙にころがすとか裏返して粘着シートでゴミを取るといった延命策でどこまで快適に使い続けられるかが今後の課題かもしれません。
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