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第57回 フローラS発走です!

『オークストライアルのフローラステークスです。2着までに優先出走権が与えられます。今年は15頭の参戦です。最後ヴァンルーラーが入ると態勢完了です。スタートしました!バラっとしたスタートから先行争いです。⑮番ヴァンルーラー、内から③番パーソナルハイ、⑤番エバーハンティング、⑨番ラスール出ていきます。その後⑪番トゥーサン、並んで⑫番モチベーション、外からすーっと⑮番ヴァンルーラーが先頭に立って2コーナです。2番手に⑤番エバーハンティング、半馬身差で3番手に⑨番ラスール、1馬身差で⑫番モチベーション、その後ろは③番パーソナルハイ⑦番ゴールデンアワーで向正面にでていきました。続いて⑩番ホウオウバニラ、1馬身で⑪番トゥーサン、その外に⑬番ルージュスティリア、その後ろに内で①番ルージュエヴァイユ、半馬身外に⑥番マイシンフォニーと武豊、直後に②番エリカヴィータ、1馬身で④番ストキャスティーク、並んで外に⑭番シンシアウィッシュ、その間に⑧番キタサンシュガー最後方の展開です。逃げます、ヴァンルーラーが2馬身半くらいのリードです、それに続くのがエバーハンティング、並んでラスールはこの位置、1馬身半程間があいてモチベーション、直後にパーソナルハイ、並んでゴールデンアワー、ホウオウバニラが少しポジションを上げていきます。その後ろに外にトゥーサン、3,4コーナ中間です。ルージュスティリアがいて内には同じ勝負服のルージュエヴァイユ、その間にマイシンフォニー、後方からストキャスティークが進出を開始、キタサンシュガーも動いっていって4コーナカーブから直線を向かえます。先頭ヴァンルーラ!まだリードは2馬身!外から並びかけるラスール!間をついてパーソナルハイ!更に外目からホウオウバニラが上がってきています。中団からはルージュスティリアが脚を伸ばします!馬場の真ん中からマイシンフォニー!残り400を切って坂を登ります!ここでラスールが交わして先頭に立ちます!パーソナルハイも追ってきます、そこへホウオウバニラが並び噛かけますが、ルージュスティリアが捉えて2番手!、間からはマイシンフォニー!大外からキタサンシュガーが懸命に差し脚を伸ばします!200を切ってルージュスティリアが先頭!その内からマイシンフォニー!ルージュスティリア!マイシンフォニー!キタサンシュガーも来ている!ルージュスティリア!マイシンフォニー!キタサンシューガー!マイシンフォニーが先頭に変わった!マイシンフォニー!マイシンフォニーゴールイン!』

◎⑥マイシンフォニー

前走フィルーズRは皆さんご承知の距離が短かったです。そして4角で浜中クレアが少し膨らんでスムーズな競馬が出来なくて捌くのに手間取った結果もありました。ディープインパクトなのに瞬時に切れる脚は持っていないので、直線長い東京はgood。新馬戦はスタート悪く後方からの競馬、直線は馬群から徐々に加速して残り200mでトップスピードから差してきたが4着。勝ったアライバルとは0.6秒差だったけれど、超スロー&馬場が向かない事を考えれば寧ろこの着差は褒めるべき。ゴール後も伸びています。問題は気性が勝っているので距離600m延長の流れに対応できるか。中団で競馬して前に馬を置いて宥めながら脚を溜めて、最低限権利を獲る。これは難しいですよね。雨予報ですが、降り出しは発走直前か後だと思うので大丈夫。

〇⑬ルージュスティリア

前走チューリップ賞は、皆さんご承知の盛大な出遅れで離れた後方からの競馬。取りつくのに脚を使ったと思うが、上り3Fはナミュールと同じ33"9。最短の内を回ったとはいえ末脚強烈。スタートが上手い福永に戻る事はGOOD。新馬戦では早く先頭に立ちすぎたと福永が言っていましたが、その通りでスターズオン石橋の方が最後脚色が良かった。残り200mほどで右手前に替えたのでもっと早くから変えていれば差はもっと開いたか。馬体はどうみてもマイル寄り。ただ3歳のこの時期ならなんとかいける。

▲⑧キタサンシュガー

前走フラワーカップは後方から少し離れての競馬。道中取りついたのですが、流れが速くなった所で少し置いて行かれ追走が大変。力んでいたとの事で今回はその経験が活きて、スローからの瞬発力勝負なら期待できそうですが、開幕週の馬場を考えれば中団で競馬したい。そこで脚を使ってしまう事もあるので位置取りが難しい。大野がどう乗るか。

△②エリカヴィータ

前走フェアリーSは4角でスプリット丸山が寄れたことでトモを落としてかなりの不利。それでもそこからまた伸びてきたので度外視でOKでしょう。母がダートマイルの馬で、この馬も馬体からはやはりマイルくらいまでに見えます。新馬勝った後にルメールが、1800でも2000mで大丈夫と言っていたのはリップサービスでしょう。徐々に加速する馬なので東京の方が良い。

△④ストキャスティーク

ゴールドシップ産駒だけに目標はオークスで長い方が勿論よい。だから土曜日新緑賞で確実に賞金加算出来た。それでもここへの出走という事で少なからず勝算はあるのか。未勝利勝ちの2走前は12秒台のラップのスローで12,13番手からの競馬でクビ差とはいえ差し切り勝ち。前走のミモザ賞も前残りの競馬で4着。馬体を合わせると伸びるので勝負根性はあるように思えます。
今回は前2走より流れると思うが開幕週を考えての騎乗をしてほしい。

△③パーソナルハイ

一番取捨に困る。直線での高倉タックルを受けたレースから中1週はどうなのだろうか。それが無かったら5着はあったかもという見方も出来るが、ピンハイも寄れなければ真っすぐ走っているわけで、浜中クレアに迫っていたと思う。しかもピンハイは406kg、この馬は458kg。50kgの差はあるから弾き飛ばす勢いはあったはず。矢作だけに無理なら使わないと思うので回復はしている。赤松賞は逃げてみよう!という感じで2F目からは、11秒台のラップを刻み、6F目は11秒フラットで加速していくスピードも見せています。ナミュールの切れ脚が目立ったレースでしたが、この馬も評価は高い。3着にスターズオン石橋を振り切ったのは事実です。仕上げた前走から間違いなく劣る。

☆⑩ホウオウバニラ

前走アルメリア賞は2番手追走で3着。ピーズオブエイト、ジュンブロッサムの牡馬は強かったのでまずまず。去年はオヌールが勝ってこのレース8着でした。オヌールのアルメリア賞勝ちタイムが1'49"8、1000mが1"04"3の超スロー。ホウオウバニラは1'46"8。今年のアルメリア賞はレベルが高かったと思います。中団から競馬するとの事で新たな面が見られるか。

3連複 ⑥ー②③④⑧⑩⑬

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