アマチュア無線技士【独学合格】

無線って言うと不特定多数の人と通信できる技術だけど、最近はケイタイあるし、わざわざ無線でやり取りする人も減少してる感じがする
普段はケイタイやパソコンさえあれば自由に通信できるしね
だけど災害なんかで基地局がパンクしたりブッ壊れたらアウト
アマチュア無線の場合は一人一人が基地局になるから家に設置した機材さえ無事なら自由に通信できるのが最大のメリットになる
実際、東日本大震災のときにもアマチュア無線がかなり役に立ったって話もあるし
受験理由は、防災士を取った後だったので個人的に防災意識がかなり高まっていたのもあるかな
あと無線の世界はまったく未知の分野なので面白そうだなぁと思ってとりあえず4級からスタート
(あとから考えると独学で試験受けて取るより講習受講して取る方法もあるからそっちを受ければ良かったなとちょっと後悔。たぶん、講習受けた方がいろいろ面白い話を聞けた気がする)
まぁー今回は独学なので、勉強方法は完丸の過去問集を買ってひたすら過去問ぐるぐる
出題頻度ごとに★がついてるんだけど★4つ以上だけ2、3回ぐるぐるしたかな
それで本番望んだけど見たことない問題は1問だけだったから時間ない人はそこだけやれば十分
勉強してわかったことは、無線は災害には強いけど機材を買って用意しないといけなくて初期投資がかかるのと、送信してるときは受信できないつまり送受信が同時にできない(これかなり不便だと思う)
あと「本日は晴天なり」とか必ず言わないといけないセリフなどの独自ルールがあるからそれを覚えてからじゃないと通信できないのが敷居が高くとっつきにくい原因なんだなぁと思った
この試験で特に衝撃的だったのが試験官の発言
試験会場に入ったとき「席は決まってないので好きなとこ座って下さい」って言われた
(え?どこでもいいの?)
試験前の説明でも「不正行為を見つけたら席を離れてもらうことがあります」
(ん?席を離れるだけでいいんだ)
試験で配られる問題用紙は一枚のプリントのみ
表紙がないうえ両面に問題が印刷されていて、そこにそのまま解答を記入する感じだからすでに試験開始を待ってる間に問題が見えてしまう(これじゃあ開始前に問題解けてしまう)
あと、顔写真を確認するとき試験官が受験生一人一人のフルネームを声に出して呼ぶやつ
(しかも声デカイ)
正直、試験によってこうも対応が違うのかぁって驚いた
受験者層は比較的若い人多かった
20〜30代くらいの男性から女性もいたし中学生や高校生もいた
いろいろ衝撃的な試験だったけど免許証はめっちゃキラキラしててカッコいい!
あーあと世界中で使われてるTVアンテナ(八木アンテナ)を日本人が作ったってことをこの試験で知れて、昔の日本人たちの技術は凄かったんだなぁーと感心した

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