ハウス•オブ•ザ•ドラゴン EP7 行間メモ

2回目に見て、ここはこういう文脈がある場面かも!と気づいたことをメモしていきます。

[2:52]オットーの胸に王の手のバッジ
•ライオネルの死後、すぐ王の手に復帰している。アリセントの影響力が強いことも復帰の一因?

[5:51]へレイナ「機を織る手 翠の糸巻きに 黒の糸巻き 血肉あるドラゴンが糸のドラゴンを編む」
•翠=ハイタワー家、黒=ターガリエン家と考えたら何か意味がありそう

[7:28]ベイラとレイナを慰めに行くようにとレイニラに言われたジェセアリーズ、二人に歩み寄ると、逆に手を握られる。
•逆に父を亡くしたジェセアリーズが慰められた?少なくともジェセアリーズに好意的な様子がうかがえる。

[7:40]コアリーズ「私の地位と この城はいずれお前のものだ」
•コアリーズはルケアリーズの父が誰かを問題にせず、ヴェラリオン家の継承者とみなしている。

[8:34]ジェセアリーズを全く見ず、ベイラとレイナに近づくレイニス。それを見たジェセアリーズは別のほうを向いてしまう。
•レイニスはジェセアリーズを孫だと思っていない?ジェセアリーズも自分の父がハーウィンだと知ったことで、レイニスと顔を合わせづらい?

[12:38]ヴィセーリス「もう寝るよ エイマ」
•アリセントに向けて先妻の名前を呼ぶヴィセーリス、衰えている証拠?

[16:20]コアリーズ「遺産を残さずして人生に何の意味が?」→レイニス「生きる目的そのものが遺産よ ドリフトマークの世継ぎはベイラにして 真のヴェラリオンの血統よ」
[17:37]コアリーズ「歴史に刻まれるのは血筋ではない 名前なのだ」
•価値観の違いが出ているセリフ。ヴェラリオン家の当主であるコアリーズは血統に執着せず、自分とヴェラリオン家の名前が大きくなることを重視している。一方でターガリエン家の当主になりそこねたレイニスはヴェラリオン家の名前に対してさほど興味がなく、血のつながった子孫たちのためにやや感情的に発言している

[19:46]レイニラ「アリセントに殺人など無理だと思う」
•レイニラはアリセントが完全に変わってしまったとは思っておらず、過去のアリセントの延長線上に今のアリセントがいると思っている。

[35:04]レイニラ「エイモンド王子から噂の出どころを聞き出さねば」
•アリセントが「ジェセアリーズとルケアリーズは落とし子」とエイモンドに教え込んでいることを見越しての発言で、アリセントをハメようとしている?

[35:39]レイニラ「私は眠れず外を散歩していたので」→アリセント「若い従士とお楽しみ中?」
•証拠もなしに王女の貞節を疑う発言をしたアリセント。この時点で既に冷静ではない?

[35:59]ヴィセーリス「王の命令だ 答えろ 誰に嘘を吹き込まれた?」→エイモンド(一旦アリセントを見つつも、視線を外して)「エイゴンです」
•エイモンドは、アリセントのことは大切にしているが、エイゴンは窮地に陥れてもいいと思っている。

[36:44]エイゴン「聞かなくても分かるよ 誰だって知ってる 見れば分かるでしょ」→ヴィセーリス「こんな内紛を二度と起こすな!」
•おそらくまだ酒が残っている中で、ただ無謀に正直な発言をしただけ。しかし「誰だって知ってる」事実をまだ未熟なエイゴンが王に突きつけたことで、誰かを罰する流れではなくなったのではないか。

[39:47](切りかかってくるアリセントに対して)レイニラ「正気を失った?」→アリセント「私が?皆の期待通り生きてきた 王国と一族と法を守ってきたわ あなたと違ってね あなたは務めも犠牲も踏みにじってきた」→レイニラ「疲れるでしょうね 正義のマントの下に身を隠すのは でも化けの皮が剥がれた」
•皆の期待に応え、彼女にとって正しいものである王国と一族と法を守るため、アリセントはやりたいことを持たず我慢してきた。その我慢こそが、やりたいことをやるために生きているレイニラに対して憎しみが湧く原因になっているように見える。
•レイニラはこの状況でもアリセントに対する同情が残っている?

[40:59]エイモンド「もうやめて母上 妥当な代償だ 目を失ったけどドラゴンを得た」
•目を失った子供とは思えない発言。大きなショックを受けてもおかしくない状況の中、過度に合理的な思考をしていて、いわゆる「サイコパス」っぽく見える。

[42:59]オットー「初めてだ お前のあんな姿は 意外だった」→アリセント「醜い姿よ」→オットー「これは醜いゲームだ 勝とうとするお前の決意を初めて見た」
[43:33]アリセント「王は何て?」→オットー「お前を許すさ それしかあるまい 王に反省の色を見せ息子のケガを主張しろ 感情は抑えるんだ そうすればいずれお前と私が勝つ エイモンドの無謀さでヴァーガーが手に入った あの子が言う通り代償の1000倍の収穫だ」
•勢力争いを「醜いゲーム」だと分かっていながら、それでも勝とうとするオットー。昔は幼かったアリセントを駒として利用するような動きもあったが、「勝とうとする決意」を見たことで、共に「醜いゲーム」を戦う仲間として対等に話している?

[47:02]レーナー「何年も前に取り決めをしたろ?務めを果たしつつ自由にしようと だがそれが成立しない時があるようだ サー•クァールが戦に戻るらしい 俺はここに誓う 君の即位に向けて家族のそばに残ると 息子たちを世継ぎとして育てる 君につらい思いをさせた 夫として支える」
•レイニラはこの申し出を受けなかった。デイモンと結婚したかったというのもあるだろうが、レーナーのこともかなり大切にしていて、「自分のためにレーナーに我慢させたくない」という思いもあったのではないかと思う。務めに縛られたアリセントの成れの果てを見たことも影響しているかもしれない。

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