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書きたいだけ書くnote日記 2022/04/16

〆切に打ち震える、ファンの作法、カツ旨し、など。

2022/04/16 ファンの作法

 数日前から、今日〆切の案件に打ち震えていた。
 私の作品の評を書いてくれる人を私が選べる、という企画があって、私は希望の人を幾人かピックアップしなくてはいけない。私はそれを考えるのが余りにしんどくて、今日まで手を付けていなかった。〆切は今日でなぜそんな無謀なことをとは思うが、もう全然無理だった。

 ある程度は構想してはいる。そうしてみたものの、面倒くさくて放り出してしまっていた。私は、自作の作品への評を書いてくれる人はもう誰でもいいのだ。企画の性質上、絶対にまともに取り組んでもらえる。それで十分だ。
 自分で自分が評を欲しい人を選ぶって、どういうことだろう。表現者とそれを評する人としては全然対等ではない気がする。それって純粋な評が得られるのか。それともこれは、作品を書いた人へのご褒美企画なのだろうか。ちょっとついていけない。評を書いて欲しい人はリスペクトする人であり、ある意味自分にとって推しだし、相手が推しなら私はファンであるわけで、ファンには作法というものがある。直接会いに行ける推し、なんてものもこの世にはあるけれど、馬鹿言っちゃいけない。それは会おうと思った瞬間から純粋なファンと推しとしての関係は崩れてしまう。私は推しには純粋でありたいのだ。正しいファンとして、推しには関わらず、熱くじとつく視線を送り続けていたい。
 気が重い。そして家族がいる日・時間にこういう思考の交通整理が必要なことを考えなければいけないこともそれを助長する。
結局私は、この人は私の作品をどう読むのか、という興味のみで選ぶことにした。

 学校から帰宅した息子1を連れて外出。オットの実家へ、制服を見せに行くのに昼飯を引っ掛けて。近所に、新しく街にあるとんかつ屋さんの支店が出来たと言うので行ってみると大混雑。別の日に来よう、となるもカツを食べる、と思いながら来たのでもうすっかりカツの口になってしまっていたので別のとんかつ屋へ。こちらは人も多すぎずほどほどに空いていた。小さなすり鉢にごまを入れて摺るスタイルの店。この手のお店の楽しみはここで、ごまは大嫌い、でも自分もごまを摺ってみたい息子1は葛藤した結果、ほんの少しのゴマを摺って満足した模様。

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 私はカツの盛り合わせにする。麦だの黒米だのが入ってるご飯はとても美味しかった。全員好きなものを楽しく食べた。
 しかし驚いたのは、この店がとても清潔だったこと。飾り窓や出窓にほこり1つ落ちてないし、テーブル下の床に取り残しの汚れもない。これはすごいこと。自分の店でも出来ず、まして雇われてる人はそこまで頑張らないから、けっこう高級なお店でもほころびはあるものなのに、チェーン店でこれはすごいと思ってしまった。

 その後、時間があったので息子2のいるところに行く。息子2は元気そうだった。次来る時は東京リベンジャーズの27巻を買ってきて、とのこと。うん、元気元気。それからオットの実家へ。オットの父母がお元気で、孫に会えて嬉しそう。

 帰宅後部屋にこもって、朝からおののいていた〆切について書いた。色々はポートフォリオから引っ張ってきて作成終了。こんな簡単に出来ることを引っ張り過ぎた自分に呆れる。それにしても、この作業は家事と同じで絶対に終わりの地点がある。同じ〆切でも創作は底なしなので、まあ今回のは楽といえば楽なことなのにこれだからいけない。でも〆切自体は問題なく守れたのでいいと言えばいいのだけど。

 無事送信したものの、もう全く全然達成感がない。短歌や書き物はどれも私だしとても好きなのだけど、その周辺に付随するものはとても苦手だ。

 晩飯は豚しゃぶ。スープも楽しむ柚子しゃぶ、なるスープの元がシーズンオフにつき破格の値段で売っていたので仕入れてきた中の1つ。買っておいてよかった。簡単においしい。袋の外側に書かれていた、ピーラーで人参をひらひらに削ってさっと火を通すレシピはよかった。息子1とAdoの『ギラギラ』の調子でヒラヒラと言いながら入れる。息子1は火の通った人参を好まないのでヒラヒラ言いながら嫌がっていた。

 寝る時に少し寒かったので薄くオイルヒーターを入れた。数日入れずにいたら、たまに変な音がする。オイルヒーターってこんなんだっけ、と思いつつ眠りについた。

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