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書きたいだけ書く日記【2021/10/25~10/31】

ひどい体調不良につき一週間分揃わず。
体調不良とがっぷり四つに組み、メタくなりつつ、ボートマッチの結果に爆笑したり、意味無く遠出してラーメンを食べた1週間。

2021/10/25(月)そこまでよ、の気持ち

 朝ごはん、家族2人はハムゆで卵レタスきゅうりのサンドウィッチ、グリーンキウイ。私はサラダと目玉焼き。目玉焼きのサンドにしたかったのに、過剰に黄身を柔らかく仕上げたため、隠し持っていたゆで卵に替えた。私は自分好みの最高の目玉焼きでハッピー。
 数日後〆切の原稿、いよいよ完成させねばならぬ。
 2人が出かけてから、じわじわ取り組む。ずっと体調が微妙でもどかしい。それでもまあ、方針は決まったし字数も大幅にはみ出しそうもない予想が立って安堵。字数はみ出し魔なのでそこ大事。
 それにしても体がしんどい。これ、多分病院行っても数値に問題はないやつ。そもそも前に行って1年経っていない。何とも無いと言われた上に気にしすぎおばさんのように扱われて、高い検査料払うなんてごめん。これで手遅れで死ぬならそこまでよ、の気持ち。
 晩ごはん、作れた。やったぜ。キャベツと豚肉のスパイス炒め、野菜と卵の中華風スープ、冷奴(おかかと葱)、ごはん。

2021/10/26(火)頑張れ2人

 朝ごはん、サラダとハム、スクランブルエッグ。夫と息子1はこれプラスのバタートースト。
 やはり日に日に寒くなる。とてもわかりやすく、毎日日が差す方向がずれていき、もう朝食中に食卓に直接朝日が当たることはなくなった。
 例の原稿大詰め。8時から取り組んで10時に出来た。後は寝かしてまた明日。これだけでへとへとの私の体力よ。
 家事を済ませて皮膚科へ。円形がさらに2つ増えたことを報告。先生の言葉がしみる。円形今まさに増加とのせめぎあいとのこと。私は頑張り過ぎだとおっしゃる。やはり体の疲れも心の疲れも全部関わるので、出来る限り抱え込まず人に投げて、人を使って、とも。ありがたいこと。これだけでもかなり癒やされる。
 午後、かばん(歌人集団かばん。私が所属している短歌の集まり)の一首評と評論の校正を戻す。体調が悪くてなかなか見れず遅くなって申し訳ない思い。担当のTさんからすぐ受領の返信が来て、私のような、「せっかちの気にしい」にとって本当に助かる。

 眞子さまが眞子さんになった。偶然記者会見の始まりを見てしまい、今日であったと思い出す。すべて視聴。
 眞子さん、痩せてしまって。そして小室圭さんの顔貌よ。すっかり顔が変わった。切り開いてきた人の顔。3年前のちょっと脇の甘いお兄ちゃんはどこにもいない。とても良い。
 私は誰がなんと言っても眞子さん支持だ。バッシングの人達の物の言い方運び方には既視感がある。バッシングの定法というか、定石通りというか。私も子供時代、さんざんやられた。私が正しいか間違っているかなんて関係ない。叩くために叩いているから、何でも理由になるし、叩かれ続けて倒れる時はほらやっぱり、と言われる。税金が、といえば何でも言っていいと思っている下品さに反吐が出そう。
 こういう話の、2次3次情報でしか知り得ない話に熱くなる人たちの気が知れない。今回、宮内庁は箝口令に成功した分、定かではない関係者の発言が独り歩きしたようにも見える。"かも知れない"記事をしたり顔で出すメディアもメディアだし、見極められない人が結構多いことにも驚いた。
 こうなったきっかけは母の元婚約者だろうね。あの人物と関わったことが運の尽き。ひたすら胡散臭い。なぜ終わった話を蒸し返すかね。自分が終わっていないと言えば終わっていないという言い方や雑誌記者を代理人するとか、ちょっと正気の沙汰とは思えないし、めちゃくちゃにする気満々にしか見えない。普通の人はここまで来たら出費になっても間違いないように弁護士入れる。調停するなりして、後で文句言わせない対応をすべきところを、皇室ということもあってしなかったから余計いいようにやられた感じに見える。
 ともあれよくやったな、2人。11分の会見を見終えてお祝いの気持ち。折れていけないところで折れなかった2人。結婚をやめたら関係ない他人の分際でのバッシングに正義性を与えてしまったからこれが正しい。この後の暮らしが全ての答えだと思う。眞子さんが受けたメンタルの傷は深いし、後で大変なことになりがちだから、養生してほしい。

 長々と書いたけれど、きっと彼らはエゴサするとして(身を守るためにエゴサしてないわけはない。してるから余計に傷つくわけだし)、この祝意と支持が2人に伝わりますように。
 日記であるのにメタいことを書いてしまった。

2021/10/27(水)どんどん行こうぜ

 起きて寒いのか暖かいのかよくわからん。慣れてきたということか。
 角川短歌賞が発表されたらしい。ツイッターのタイムラインにちらほらと通過しただのなんだの見かけて気づいた。私も応募資格が無くなるまではたくさん応募してきたので懐かしい。予選通過せず気を落としている人も見かけたけれど、まあ運もあるから気を落とさず、お互いどんどん行こうぜ、と言いたいところ。でも悪い意味で余裕を持って作っているうちは厳しいだろうと思いつつ。
 これもよく見かけるけど、時期が重なって大変だから角川だけとか今年は短歌研究だけにするとか、そういう態度は作品に出がち。読んでわかる。とにかく新人賞は全て出してみたらいいのに、とよく思う。短期間にたくさん作っては捨てるような地獄を見るけど自分の底上げになるし、各賞取った人は結構沢山の人がそれをやっているし。
 午後、黒瀬珂瀾さんの歌集『ひかりの針がうたふ』が若山牧水賞と知る。ネットの記事の近影がものすごくて怯む。ものすごいイケオーラが出ている。確かにこんな方なんだけど、こんな方じゃない部分も知ってるというか。その差も珂瀾さんの魅力なのだろうと思いつつ。歌集のお礼もまだだった。さっそくはがきを書く準備。

2021/10/28(木)業が深い

 〆切のものを調整。それをやりつつ別の原稿も用意。一段落して〆切のもの、チェックして送稿。
 結構な10月だった。こんなになると思わなかった。毎週の「短歌『読んで』みた」は普通にやりつつ、ミニ評論2000字と一首評と、長めのエッセイ1本。そして所属している虹の原稿3本。これが短い納期で同じ時期に来た。いやはや面白かった。こうなってくると生きてる心地がしてしまう業の深さ。その〆切の全てのテーマが「星」にまつわるもので、別々のところから来たのに全部がつながってるようで不思議な気分になりつつ仕上げた。
 夜、ボートマッチなる、自分に合う政党を見つけ出せるというサイトを試してみる。衆院選挙に備えて、のことらしい。私ははっきりと自分の意思があるのでそもそも必要ない。しかしどう判定されるのか非常に興味があったので。
 結果、私は私が絶対に入れない党とぴったりだという結果が出て、家族全員ひっくり返って笑う。というのも私はその政党については唾棄している。蛇蝎のごとく嫌う、という言葉があるが、蛇蝎の方がなんぼもかわいいと思うぐらい。そこに入れるぐらいなら意味不明な泡沫候補に入れる方がまだましだし、某テレビ局をぶっ壊したいところはアホだけど健全だと思っている。だからオットも息子1もヒーヒー言っている。2人もすぐにチャレンジ。するとオットは興味のない政党が出て、またみんなで笑う。息子1は18歳という設定で私のPCでやったので横から見ていた。ちゃんと見てるし考えてる、中3も。私の子でも私と考えが違っていて面白い。それにしても、ボートマッチは各新聞社のものなど何種類もあるのでしてみたけれど、何度しても私だけ例の政党になるのでその度に家族全員笑い転げた。お笑い番組でもこんなに笑わないほど笑った。
 しかしあれ、私の好かん政党はこうやって人の心に寄り添うような政策を上げていることが恐ろしい。自分たちがどう見られているのかをよくわかっていて、それについて鈍感な人を寄せるためにそうしているのだろうと思いつつ、この私がかよとやっぱり何度思い出してもおかしい。
 それと、争点となる政策について20項目ぐらい選択肢が用意されているのだけれど、設問の書き方がとても気になる。誘導を感じた。これはマッチではなくて呼び込みじゃないの?とも。今回のこれは、要注意すべき世の変化の一つとして心に留めておく。

 息子2の誕生日。まさか今年は家を出ているとは思いもしなかった。学校で派手な誕生会をしてもらったという。こちらからのプレゼントはゲーム。安定のゲーム小僧。明日Switchを取りに行って入れてやる予定。オットの実家からも事前に届いているしメッセージが行った模様。

2021/10/31(日)久留米へ

 息子1、塾のために私も早く起きる、といいつつ、学校じゃないので遅め。8時10分起床。
 朝ごはん、サラダとスクランブルエッグ、生ろぉる、ゴールドキウイ。
 本日はハロウィーン。いつもテーブル出してる、ちょい摘み食い兼お客様のお茶請け兼お菓子籠(と言っても友人も取材の方も2020年3月からこっち誰も来ないのだけど)をちょっと豪華に盛って玄関にスタンバイしておく。
 年末の繁忙期前の、オットの今年最後の3連休だというのにそのうち2日を腰がギックリ気味で寝ていたオットがこのままでは口惜しい、どうしても遠出をしたいというので付き合う。
 先に選挙を引っ掛ける。思ったより人が多くて驚き。前回の選挙の時はくっつき並びおじいさんがいて困ったけれど今回はなし。速やかに終了。
 結局迷って、ここから北へ。と言っても全く行きたいところもなくとりあえず久留米インターまで行き、なんとかかんとかコスモスの道、なるところへ向かう。すぐ着く。コスモス、微妙だった。
 これでは出かけてきた意味がなかろうと久留米ラーメンを食べることとして、丸星ラーメンへ。丸星さんはずっと来たかったものの、車椅子ユーザーの息子2にはご縁がないタイプのお店。家族でドライブと称して出てきた時はもっと入りやすく、良くしてくれるところに行ってきた。こういう急遽行くことにした時しかこの手のお店に行きたいと思わないので行ってみる。
 お店は土間で懐かしいタイプ。ものすごい席数。入口で食券を買った後、どう注文数と順番を把握するのかと思っていたら、ものすごい数いる高い方向へ年齢不詳のおばちゃんたちが記憶で把握していた。テーブルまで食券を見に来てくれたら、大丈夫。出てくるまでが早く、私が温かいお茶を自分用に取ってきたらもうラーメンが来ていた。それにしても安い。ラーメン一杯450円。久留米と同じく安ラーメン地域の熊本でもそうそう見ない価格。熊本ラーメンと同じ系統の、まろやかで激しい豚骨臭が最高。私は豚骨臭がするとそわそわする、とんこつラーメン至上主義者と自認しているので最高に良い。私たちの座った席から厨房が丸見え。恐ろしい大きさの羽釜で、ものすごい数の丼にスープを注いでいるのが見えた。完全にやっているおじさんサイズに作られていると思った。オットと、「私たち、紅生姜入れないから熊本出身とバレるね」とひそひそ言いつつ食べる。素晴らしく美味しかった。豚骨の余韻をマスクの内に残しつつ出る。
 その後久留米市内のスーパーへ。スーパー探訪はよその土地のお楽しみ。やはり違う。魚の種類が違うし、味噌はやっぱり柳川のつる味噌が強い。しかしそこまで文化圏の違いは感じず。不思議なのは普通に我らが熊本人のソウルふりかけ「御飯の友」が売られていたことぐらい。

スーパーを出てすぐ帰途へ。広川SAで「博多通りもん」と「草木饅頭」を買う。私は幼児期から息子2が生まれる頃までお茶をやっていた。私の社中は草木饅頭が好きで、お稽古のお茶菓子が草木饅頭だとみんな華やいでいたことを思い出す。私の教えていた生徒さんたちも例外なくそうだったから、私の地元がそうだってことだろうか。
 帰宅してすぐごはん作り。ピエンローのような鍋。まあまあ。
 8時になったら選挙番組が始まった。選挙速報番組って、なんであんなにつまらないんだろ。私はテレビ大好き、その上生放送なら何でも好き。災害でもスポーツでも音楽でも生がご馳走。それなのに選挙番組はつまんない。急いでやる必要もなし。急いで知りたいとも思わない。そもそも出口調査というのも嫌い。何で誰に入れたか他人に教えないかんの。その気に入らないもので出来てるから嫌いだし面白くないのかもしれない。

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