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2022/07/09 今日という日は

 6時起床。昨夜から続く雨はつい今まで降っていたらしく、網戸からしずくが滴っていて、なんともみずみずしい。

 土曜授業と部活があるので弁当を作ってやる。

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 ネタ切れ弁当。週6作るとネタ切れの心地になる。でも翌々考えたら6つのメニューを毎日回すだけでもいいはずで、要は心情的なものなのだろう。視野が狭くなっているのだ。

 ふりかけ、大体こういった地名が入ってるものはよその地域の人向けでは、と思うも、これは私達に必要な味。ありそうでなかったふりかけ。とても良い。

 起きてきた息子1が、
「実は昨夜日付変わってからかーちゃんと話しているけれど、あらためて誕生日おめでとう」
 と言う。まあ! 覚えていたのね。今日はてんやわんやで私の誕生日どころでは無くなるだろうから、朝一にありがたいもの。昨夜は何話したのか。そういえば昨日買ってやった全体真っ黒のごつい見かけなのに美白とシールが貼ってある歯ブラシの使い心地を尋ねた気がする。夢うつつで。

 あんなにみずみずしい天気だったのに、息子1が出かける時間にはすっかり完全な快晴。太陽の威力よ。7月9日よ。私の誕生日は晴れた日が多い。ポイントはその日に私がいるところが晴れることが多い。まあ去年は初めて雨だったので、偶然の重なり合いだけど、七月上旬の晴れの日が最も好きな私にとってはありがたいこと。

 高校野球の熊本大会の開会式を見る。息子1の学校がシード入りしていて、ひょっとしたらワンチャンのワンチャンで、というぐらいらしい。ということで名も知らぬ息子1と同窓の子達を熱く応援。子のいる学校を応援するってなんていい気持ちなのだろう。私の出身高校は県立で、統廃合で消えてしまったからこれからは子の学校を応援しようと思う。野球部がひょっとしてワンチャンのワンチャンを達成すると、息子1たちの部活は自動的に帯同することになりそうなので、そうなったら楽しいだろうと思いつつ。

 久しぶりに帰ってくる息子2を迎えに行く。息子2、約束の時間の前から催促してくるのでかわいい。何ヶ月ぶりの対面だろう。我が家は職種の関係でオットが正月は死ぬほど繁忙期。とてもじゃないけれど落ち着いて息子2を迎えられず、正月の後は息子1の今行っている学校の受験があって、その翌週に我が家のお正月だ! と意気込んでおせちを注文したりしていたら、感染者数が増えてリスクレベルが上がり外泊禁止になってしまった。息子2がいるのは医療施設に付帯の特殊なところなのでその辺がとても厳しい。様子をうかがいつつ機を待ってやっとの帰宅。

 せっかくの娑婆なのに、寄り道禁止でまっすぐ家に、とのこと。間に家を入れなければいいんだろうということで、一路海へ。

 シーサイドドライブを気取ったものの、前夜の激しい雨で有明海はどどめ色。残念ながらも天気がよく、対岸の島原もよく見えるし、普賢岳の平成新山のてっぺんのぽっちもよく見えて気分がよかった。

 帰宅して、待望の娑婆の飯。銀シャリは夜だな、と話す。感染禍もあってあまりに入所者を守るための規律が多すぎて、子に何の科もないのに私たちはこんな気分なのだ。本当は個室の焼肉に行こうと思っていたけれど、方針転換。宅配ピザにする。こういうジャンクなものはやはり外、なので。

 夕方になって息子1が帰宅して、そこから兄弟ゲーム祭り。こういうの、うちの毎日のなんでもない光景だったのに、今は眩しくてならない。ありがたや。

 晩飯はカツオのたたきとハンバーグ(手製)、鮭ルイベ漬。息子2の好きなものをこれでもかと出す。

 息子1と私は顔は全く似ていないものの、更生する要素の端々で似ていて、共有できる感覚も多い。でもそれは息子1だけでなく、息子2にも言えることで、息子1と重なる部分とは別の部分に同じように感じるところがあって、それは幼児期の早いうちからそうだから、後天的なものではなく持って生まれた個性だろうから興味深い。

 久々の息子2は色々出来ること出来ないことが変化していて、てんやわんやだったけれど、久しぶりに子が二人いる充実感は味わった。なんというか、これが誕プレなのかね? と思う。

  

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