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オナ禁日記第1話(1日目)~オナキング~

 早いもので、最後の自慰から48時間ほど経過している。ところで、タイトルにオナキングとあるが、これを見るとオナニーの王のように感じられるかもしれないが、これはオナ禁の王である。本題に戻る。今のところ禁欲生活は順調なのだが、私の順風満帆なオナ禁生活に2つの敵が現れた。それは、朝勃ちと朝の尿意である。オナ禁をすると、朝勃ちがより強く、長くなる(ここでいう長いとは、棒が長いのではなく、勃起時間が長いという意味である)。この2つの敵は、1人では何の脅威もない。つまり、朝勃ちしても、何の問題もないし、朝尿意を催しても何の問題もない。しかし、これらが2つ揃ったとき、これらは脅威となる。朝の尿意に悶絶しながら、勃起が収まるのを待つしかない。そう、私にはただ耐える他、何もできないのである。その姿は滑稽という言葉以外では形容できない。成人男性が勃起1つで排尿という乳児からしている行為ができなくなるのである。自分の無力さに絶望しながら、勃起が収まるのを待つという人生で最も無駄な時間の1つを過ごす。しかし、よく考えれば、勃起時に排尿できないように設計されている現代のトイレが悪いのではないか、これほどテクノロジーが発達した現代なのに、こんなことも解決できないのか、そんなことを考えながらひたすら待っている間に、それは収まり、事なきを得た。また、最近私は水をたくさん飲むのでそれもこの脅威にバフをかけている。
 次に、1日の禁欲の効果を述べようと思う。自慰行為に至っていない昨日、私は生産性が比較的高かったように感じる。今まで自慰行為に使っていたエネルギーが別のことに使われるのである、生産性が高まるのも当然である。具体的に散歩、ストレッチ、洗濯、洗い物、買い物、書類整理、通勤時間合わせて7時間のバイト、note、軽い英語の勉強、抜いた1日よりおそらく2~3個程多いタスクをこなしている。やはり禁欲は、物理的に時間が増えるという側面もあるが、身体面、精神面にも、好影響を与える。精神面というのは、禁欲に成功している自分に自信を持つことができ、気持ちが前向きになるということである。といっても、まだ1日目ということもあって、そこまで大きな影響は感じられていない。頭が少しさえている程度であろう。これからが楽しみである。
 また、余談だがこのnoteはパソコンで打っており、タイピングの遅い私にはかなり練習になっている。これも禁欲がテーマを与えてくれたと捉えることができるので、禁欲の好影響である。大学のレポートでは書くことが全く思いつかないのに、このテーマでは無限にアイデアが浮かんでくる。このテーマで卒論も終わらしたいものである。
 明日は禁欲生活2日目である。とりあえず、7日間を目標としてみる。今のところは何とか達成できる気がする。これを書いているのは13時、今日も1日抜かずに過ごしたい。

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