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PSG、因縁のCLラウンド16?

PSGにとって逃れられない因縁のCLラウンド16?
そんな因縁はないです。

「どうせPSGは今年もベスト16敗退」

私は未だにこの言い方に違和感を抱いてます。
「PSGはグループステージを突破すれば、決勝ラウンドの初戦では敗退しない」という時代の方が長く続いていた為、私にとっては圧倒的にその記憶、想いが強いから。

CLラウンド16の1stレグが終わったので、2ndレグに向けて希望を書こうと、1ヶ月振りにnoteを作成している次第です。
と書きつつも今、今年一忙しいので超手短にいきます。

今回、PSGサポーターからも、それ以外の人達からも注目されていたのはネイマール。
それもそうですよね。サッカー史上最高額で獲得したにも関わらず、いつもここぞという大切な時に負傷離脱しているのだから。
そんなネイマールが一昨日試合に出たのは、あばらの故障を経て半月振りでした。
普段の試合前会見や、報じられていた怪我の具合、ドルトムント戦で監督が途中交代させることなく90分間フィールドに残し続けたことからも(代えようがなかったという表現がしっくり来るような気がしますが)、恐らく3日前のリーグ戦、なんなら7日前のカップ戦でも起用可能な状態だったと思います。そうすると、やはり負傷することを恐れてCLまで使わないでおこうと決めていたのか…そして、もしそれが理由で招集していなかったのであれば、トレーニング中に「CLで突然90分間使ってもトップレベルのプレーが出来る」という自信が監督の中であるのだと思っていた、思いたかった。そうでなければCLよりも前の試合に出してコンディションを確かめておく必要があったでしょうよと。

結果、試合後にネイマール自身が「僕は2年連続負傷でCLラウンド16に出なかったのだから、クラブの心配も苦しみも理解できる。だから彼らの決定を尊重するが、いきなりハイレベルの試合で90分間ハイクオリティのプレーをし続けるのは難しかった。」と話してますから…。
実際ボールを持ち過ぎていたりと、なかなか酷い印象でした。
でも52分にディマリアに出したパス、あの瞬間に私の中で「それやそれや!」と凄く盛り上がりました。こうゆうポジティブな要素、今のPSGサポーターには大切なんじゃないかな。

PSGにとって、いるといないで大きく変わる大切な存在のヴェラッティが、プレーとは全く関係の無いことで大会3枚目のイエローを受け、ホームでの戦いに出場停止になったのは痛い。でも逆に、ヴェラッティが2試合も3試合もカードを受けずにいられるとも思いにくいので、ここは「あーーラウンド16の2ndレグで罰を消化できといて良かった」と思える未来に期待したい。

良くも悪くもまだ3週間あるので、その頃のメンバーがどうなっているのかは分からないけれど、
CLのラウンド16は90分で戦う試合ではない。180分の戦い。
2ndレグ、残りの90分(もしくはもう少しあるかもしれませんが)までドキドキしながらも、結局は好きなチーム、応援するチームを信じ、ワクワクするのみだと思ってます。
ってことで、私は今週末もパルクのゴール裏へPSGの試合を観に行ってきます。

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このnoteを終える前に。
私にだってドルトムント戦において文句言いたいことはあるけれど、ここで読んで下さる方を巻き込んで不満を募らせても誰一人として幸せな気持ちにはならない(あ、アンチPSGの人達は喜ぶか😅😆)。
メディアとは全く異なる方向を向いて物事を書けるのは、ファンならではの特権。

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表紙の写真は、ドルトムント対PSGを現地で撮影されていたプロカメラマンのRyu Voelkelさんが送って下さいました。
昨日のツイートを見て下さった方が多いかもしれませんが、是非RyuさんのInstagramも見てみて下さい〜