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【ドイツで働く】病気休暇を乱用する同僚たち

ドイツ現地の企業で働き始めて、早7年経ちました。最近、ある二人の同僚のズル休み(疑惑)にモヤモヤ中。

一人は、12月末で退職する子。もう一人は、二人子持ちの子。なぜ、ズル休みの疑惑を持っているのか。なぜなら、彼らが、病気休暇を乱用しているから、です。

病気休暇の仕組み

ドイツは、病気休暇が取りやすく、連続して2日までは医師の診断書なしで会社を休むことができます。そして、病気休暇合計6週間分の給料は、全額雇用主が払い、それ以上は加入している保険会社が補填してくれます。

言い換えると、上手く使えば、6週間ズル休みし放題ということなのです。ほとんどの人が、病気休暇撮る時は2日取得します。病院にかかることなく、「休みまーす。」と言えばいいだけなので。

飛び立つ鳥跡を濁す

もちろん、あからさまに病気休暇を取り続けると、人事評価に影響しますが・・。

例えば、12月末で退職する同僚は、退職すると社内に発表した後、毎週のように1−2日病気休暇を取っています。もう退職するから、人事評価を気にしなくていいので、もうやりたい放題・・!

このように、退職を発表した後に、病気休暇と取りまくるのはこの同僚だけではなく、結構多くの人がやります。飛び立つ鳥跡を濁さず、という諺がありますが、これらの同僚は、思いっきり跡を濁して、飛び立っていきます(笑)

心臓に毛が生えてる?

普通ズル休みで病気休暇を取りまくるのは、退職直前の人が多いのですが、一部そんなこと気にせずに、休みまくる人がいます。それが、前述した二人子持ちの同僚。

彼は、今年最初半年育休をとっていたので、まだ5ヶ月しか働いていません。育休復帰してから、既に14日(+子供の風邪休暇2日)も病気休暇をとっていました。

2週間以上風邪で休んでいることになりますね・・。でも、2日以上連続して病気休暇休んだことはありません。医師の診断書が必要になるので。

私にも、一人子供がいるので、子供の体調不良で休まざるを得なかったり、自分にも風邪を移されたり、と子持ちで働くのは大変なことはわかっています。

私も育休復帰後は病気休暇を例年より取得してしまいましたが、その分を取り戻そうとして働ける日はしっかり働きました。

しかし、彼の場合は、勤務している日も返信が遅かったり、外出?していたり、ちゃんと働いてる?と思う日もしばしば。

ドイツ企業は、相当な理由がないと解雇出来ないのではあるのですが、今まで何かと理由をつけられて、評価の悪い同僚は解雇されてきました。

子供がいるのに、こんなに堂々とサボっている同僚。解雇されてもいいのかな?と不思議でなりません。

病気休暇はありがたいけれど

日本企業にはなち病気休暇という制度。体調を崩してしまったら、有給を使うことなく休ませてもらえるのはありがたいです。

しかし、病気休暇を乱用する人が同僚にいると、モチベーションも下がりますし、カバーする仕事も増えるので困っちゃいます。

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