水族館の魅せ方いろいろ

水族館は"施設のスペック"によって魅せ方がいろいろで好きです。

レジャー施設の中でも特に個々のやり方がある気がします。

最近行った場所で比較してみました。


まずはエプソンアクアパーク。

光と音の幻想的な雰囲気が特徴でした。

イルカショーのプールはとても広く、360度から見れるようになっています。

イルカの頭数も多く、360度を意識したショーでした。

印象的なことは

とても大きなイルカと普通のイルカで役割が分かれていました。

イルカの大きさが違うと、着水時の水しぶきの量が違っています。

その違いを利用していました。

ハイスペック施設の演出含めたショー全体が凄いです。

イルカのかわいさは感じられず、尊敬するパフォーマーでした。


対して、イルカのかわいさを感じられるのはしながわ水族館でした。

区民水族館です。

プールは狭く客席からも近いです。

このショーの構成はイルカの生態について知ることができる、でした。

体の構造の説明をはさみながら、その部位をつかったパフォーマンスをしていきます。

後半はジャンプをメインにしたショーですが、近いのと2頭の揃いっぷりがとかったです。

施設全体を通して海の生物の生態系に関する知識をえやすいものになっていました。

なるほど、区民水族館とはこういうものなのかと思いました。


あとは東京タワーにある水族館が不思議な場所です。

狭い通路、所狭しと並んだ水槽、水槽のわりにデカイ魚。

研究施設を彷彿するものでした。

あれはもともとあの雰囲気をめざしたのか、結果的にああなったのか気になってます。

なんともいえない不気味な感じが特徴的です。


動物園に比べて、魅せ方に差がある気がしています。

柔軟性は水族館のほうがあるのでは、と思いました。

水だからガラスさえあれば距離も調整できるし同じ水槽に多種をいれることもできます。さらに水中の生物のほうが光と音に強い気もします。

あんまり他のコトには使えなそうですが、

区民水族館の"せまいなー"と思ってしまったイルカプールで、ならではのショーがみれたことがいい経験でした。

月次ですが、弱みを強みにで良いコンテンツがつくれると実感していました。

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