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親になる資格とはなんだろう。

今日、1番目の個人懇談に行ってきました。
1番目の担任の先生は1番目がやっているミニバスの先生でもあります。
学校のこと、家のこと、ミニバスのこと、短い時間ながらもタメになる時間だったと思います。

今日はその時間で、ふと、思ったことがあったので、忘れないうちに書いていこうと思います。

あなたは、お子さんが居ますか?
居る方、居ない方さまざまな方がいると思います。
ここであなたに質問です。

あなたは親になる資格ってなんだと思いますか?

私には、現在3人の子どもがいます。
そしてお腹の中に、また1人。
来年の春には4人になっている予定です。

世間から見たら子沢山の私ですが、今でも「親の資格」とは何かわからないままで居ます。

1番目を妊娠した時から、「親の資格」という言葉をたくさん聞いてきました。

というのも、私が1番目を妊娠した時はまだ10代。
ギリギリ同級生は高校生でした。(私は高校中退)
そんな私が妊娠したとなると、周りは大騒ぎ。
「子どもが子どもを産んで」「産まれてきた子どもが不幸になる」「そんなにだらしないなんて」
「親になる資格なんてない」
たくさんかけられてきた言葉達です。(ちゃんと暖かい言葉もあったけどね)

当時の私は「うるせーな。歳いってても常識ない奴は常識ないし、できないやつはできないだろうが」
そう思っていたし、時には言い返してきましたが、そんな強気な反面、少し傷ついたり不安になる自分がいました。

若いお母さんだからって、この子が偏見の目に晒されたらどうしよう。
うまく子育てできるか不安。
この子に不自由のない暮らしをさせてあげられるのか。
本当に私には親の資格があるのか。

あれから約10年。現在アラサー。
あれから2人も子どもがふえ、更に増える予定。
けど、今でもどうなのかわからない。

幸いなことに、保育所でも学校でも、親御さん達や先生、子どもの同級生達はいい人達が多く、私の年齢で子どもが嫌な思いをしたことはないっぽい。
というか、子どもは今それを自慢してるらしい。
「うちのママは20歳の時に私を産んだんだって!ママかわいいでしょ!!!」って。
嬉しいけど、恥ずかしいからやめなさい。

特に不自由な暮らしはさせてないと思う。
衣食住を整え、時には家族でお出かけなんかして、習い事も好きなことをさせてあげられている。

今でもわからないのは
親の資格があるのか、うまく子育てできているのか。
ここはずっとわからない。

私がどんなに頑張っていても、どんなに子どもを思っていても、伝わらない瞬間がたくさんある。
子育ては結果論だから、子どもが大人になるまで、この「うまく子育てできているのか」はわからないんだろう。

ふとした時にすごく考える瞬間がある。

そんな私が、今日、先生と話してきた。
「心配事とかはないですか?」の問いに「うちの子競争心が全くといっていいほどなくて…。そんなんでバスケやってて心配になっちゃうんですよね」真っ先にこう答えた。
ボールの取り合いも見ているだけ、この子より上手くなりたい!!!みたいな気持ちが見えない。
今楽しいからそれでいい!みたいな我が子。
それでもいいかもしれないけど、バスケはチームスポーツ。
チームでやるスポーツだから、勝敗がつきものだし、チームの中には「負けたくない!!!」っていう子がいるだろう。
そういう子と、いずれぶつかってしまうのではないか。
母としてはそれが不安要素だった。

そんな私の言葉に対しての先生の答え
「何年もバスケに関わってきて、教師になってミニバスの先生になりましたけど、最終的に1番伸びる子は、親が温かい子ですよ。お母さんも経験者ですから、口出したくなるのもわかるんですけどね。結局やっているのは子どもなので。子どもから求められたら、アドバイスしてもいいと思いますけど、基本的には口出したくなってもグッと我慢して、サポートするのが大切だと思います」
ひゃーーーー。なるほど。タメになりすぎる。

というのも、私は小学校4年生から高校を中退するまでバスケをやっていた。
通算8年くらいだろうか。
特に、小学校・中学校の時は強いチームだったので、各方面が厳しかった。
ので、ついつい口を出してしまうたくなる。

が、確かに私がやっているわけではないし、親が妙に張り切って子どもを潰してしまったら、元も子もない。
確かに、なるほど。

でもこれって、教育に携わる人ならば、全てにおいてそうなのかも?と思った。
口を出すことは簡単。ついつい日常生活でも口を出してしまう。
宿題やったの?着替えは?歯磨きは?もう!なんでこんなことができないの。

反面、見守ることは難しい。本当に大丈夫かな?失敗しないかな?傷つかないかな?
よくよく考えると、失敗した方がいいこともある。
傷ついたことから学ぶこともある。
何も失敗しないで、傷つかないでなっさらなまま生きていける人なんていないだろうし、そうやって生きてきた子どもが私の手を離れるとなると、逆に心配。
でも、親心としてできれば、傷つかないで楽しいことがいっぱいで生きていってほしいという願いもある。

そして、見守ることは放置することとも違う。
でも、その境目が難しい。

でも、少しわかった気がする。

親の資格は今でもわからない。
親としての資質があるのかもわからない。

でも、子どもを見守ってサポートして、子どもが困ったときに手を差し伸べる。
これが子育てでは大事なことなんじゃないかな。
なんて思いました。

難しいけどね。ついつい口出しちゃうんだけど。
いつまでも「うちのママ可愛いし、いいでしょ」っていってもらえるように、時に振り返って反省しながら、1歩ずつ子どもと共に成長していけたらと思います。

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