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子宮がん検診で精密検査になった話

この前、不正出血が止まらなくて病院に行った。
結果はホルモンバランスの乱れで卵巣が少し腫れていたんだけど、ちょうど検診の年だし子宮頸がん検診もついでにやってきた。

「卵巣腫れてるって言われたけど、手術の必要もないみたいだし大したことなくて良かった〜。がん検診は毎回問題ないし、大丈夫でしょ」
って思ってたんだけど、1週間後にまた病院に行くと先生から
「今ね、精密出してる。ウイルスが見つかっちゃったんだよね。」
え?まじ?
「でも、1番リスク高い16、18じゃないからそこまで心配しなくて大丈夫だと思うけど。1週間後結果出るから。後、今日は貧血の検査もして帰ってね」
え…?大丈夫なの?でも精密って大丈夫じゃなくない?
がんだったらどうしよう。え…。子供まだ小さいのに?

結果はASC-USで、半年後に再検査とのこと。
とりあえずは一安心だけど、少しの不安は残っている状態です。

知り合いと話をした時に、「子宮頸がんってウイルスでなる癌だから〜」というと、
「そうなんだ!」とのことで、まだ知らない人がいることを知ったので、少し私が調べたことと、自分が当事者(?)になって思ったことを、今回は書いていこうと思います。

子宮頸がんの原因は性交渉によって子宮頸部(子宮の入り口)に、HPV(ヒトパピローマウイルス)が感染することから始まり、子宮体癌とは違って20代から30代と比較的若い年代に多く発生するそうです。
その他のがんについては、原因がはっきりしないため、完全な予防はできないと言われていますが、子宮頸がんは「高リスクHPVの持続感染」であることがわかっているため、予防することが可能だと言われています。
この「持続感染」ということが私の中で重要かなと思っていて、HPVは性的接触のある女性の50%以上が1度は感染すると言われていて、このウイルス自体はめちゃくちゃ怖いっていうものではなくて、ごく一般的なウイルスらしい。
感染しても、90%の人は自然にウイルスが排出されるけど、持続的に感染すると子宮頸がんやその他の病気を引き起こす、ということなので、不用意に恐れるものではないということは伝えておきたい。

大切なのはワクチンと検診。
私の住んでいる地域は2年に1回検診費用の助成がされるので、時期になったら検診にいくことと、ワクチンを接種すること。
ワクチンについては男性の接種は任意となっているのですが、男性も接種することで感染の広がりを抑えることができるそうです。

と、ここまで色々子宮頸がんについて書きましたが、もっと詳しく知りたい方は自分でも調べてみてね。

正直、私はこの診断を受けるまで「がん」などの大きい病気は他人事だと思ってました。
がん家系だからいつかはなるだろうな、とは漠然と思っていたけどもっと後だと思ってました。
検診も、病院に行ってタイミングが合えば検診を受けていたけど、検診だけで病院に行ったことはないです。
診断を受けて、検診の大切さが改めてわかりました。

早期に発見すれば子宮の温存もできて、妊娠も可能だそうです。

正直、今死ぬのは嫌だなあと思います。
まだまだ子供達の成長が見たいし、自分のやりたいこともある。
やっと最近自分のやりたいこともし始めたばっかりだし、まだまだできてないこともある。
きっと今死んだら成仏できない。

病気って意外と他人事じゃない。

他人事だと思っていて検診結果にビビっちゃった私からのお願いです。

みんな〜!!!!検診行こうね〜!!!!みんなで長生きしよ〜!!!!

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