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脳の中の海3「歌を歌うこと」

 歌うことが好きです。お絵描きすることも好きです。演技をすることも好きです。ゲームをすることも好きです。小説を書くことも好きです。これ全部、極めたいとずっと思っていました。
 でも、全部下手です。
 高校生の時、イラストレーターを目指している友達に言われました。
「何がしたいの?何を目指してるの?」と。
初めてそんな質問をされ、考え込んでしまいました。
 歌、上手くなりたいのです。絵、イラスト、漫画を描きたいのです。演技、ドラマや映画、アニメを作って、出演してみたいのです。ゲーム、上手い友達に褒められるくらい上手くなり、みんなと楽しくゲームがしたい。小説、どこかで聴いた「日本語が出来るなら誰でも書ける。」という言葉。凹んだ。

でもひとつ、思ったことが。

……努力したかな?

 これです。この考えに至りました。どれだけ練習しても上手くならないと嘆いていました。
 他の人に頼ったか?教えを乞いたか?工夫して得意になろうとしたか?
いいえ、していなかったのです。それすら頭になく、ただひとりでしていたのです。他の人の歌を聴いては「ここまで上手くなれない」と折れそうになったり、小説を読んで「表現力が敵わない」、そう思いました。

じゃあ何が必要か。
歌、色々な人に聴いてもらう。ネットに投稿する。アドバイスをもらう。

絵描き、基礎的なことをコツコツと量をこなし、応用をして、自分なりに固める。

演技、これも見てもらう。ネットに投稿、アドバイスをもらう。

ゲーム、練習、ひたすらに練習。できれば自分と同じレベルの人とするのがいい。でも1人は目標になるくらいゲームが上手い人がいるのが好ましい。

小説、様々なジャンルの小説、活字を取り込む。表現力を身につける。あらゆるものを文字で表現する練習をする。

これは第一歩です。基礎です。これを極めてから次のステップへ行けるのです。自分の事ですが。
他の人はこれで上手く行けるかはわかりません。もちろん自分も。ですが、今考えうる最善。自分で出来る最善はこれらのことだと、思いました。

何年後になるかは分かりませんが、このnoteが自分の為、誰かの為になっていることを願います。

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