高卒認定や社会人でも大学の学費減額が受けられる制度に戻したい＋カピバラノート紹介abkキャンf男女格差国際ランク

2019年12月24日 21:55

発信者：Sato Y　宛先：文部科学大臣萩生田光一、2人の別の宛先

(今回のキャンペーンにはサムネがなかったので、私が適当に探して入れました。

2019年度まで、国立大学では年収400万円以下の家庭について学費の減額措置が取られてきました。

また、この制度を利用するに当たって年齢制限はなく、
高卒認定を経て大学に来る人、一度社会に出てから大学に入る人など、
多くの人が学費の減免を受けてきました。

しかし、2020年度から始まる大学無償化政策では
世帯年収の基準が270万円と大幅に引き下げられ、
さらには減額を受けられる基準に「高校を卒業して2年以内の人」
という年齢の制限が設けられました。

日本の大学にも、様々な背景の人がいます。
病気などで高校を中退し高卒認定を受けて大学に入る人、
虐待する親から逃れて生活を建て直し大学に入り直す人、
子供が生まれて進路を考え直し
自立した生活のために医療系の資格を取るために大学に入り直す人、
シングルマザーなどです。

多くの人がこれまでの制度によって学費の減免を受けてきました。

このような「様々な背景を持つ人々」は、
高校卒業からそのまま大学に入れる人と違い、
大学に入るために何年も準備をして、
数年後にようやく入学するのが現状です。

しかし、新しい制度の下では「高校を卒業して2年以内の人」
「20歳に達した年度の翌年度の末日」というように（※下記Q&A Q64-66参照）
学費の減免が受けられる人に年齢の制限が設けられたため、
ようやく大学に入れても学費の減額を申請する資格すらないのです。

私自身、高校を中退してから10年後、26歳で高卒認定を取り、
30歳から国立大学に入り、学費の減額を受けたりして大学院まで進学しました。

新制度では「社会人」に関しては「一定の稼得能力がある者がいることを踏まえ、
バランスを考慮して」学費の減免が受けられないとありますが、
多くの人にとって大学入学・卒業は簡単ではありません。

大学に入るまでの勉強時間、大学に入ってからの勉強時間を考えても、
受験の準備費用、学費と4，5年分の生活費に相当する大金を貯蓄してから
大学に入る人は多くありません。

このように、大学無償化のための新制度の下では、
かえって多くの、学歴がないために日本社会で困難な状況にある人が、
生活や将来を変えるために大学を目指すことができなくなってしまいます。

何年かかっても自力での生活の再生・回復・向上を目指したいと思っている人が、
大学で学ぶことができなくなるのです。

高校を中退した人、家計の状況からすぐに進学できない人、
子供が生まれたりして人生の転機を迎えてから大学に入る人々も、
高校を卒業してすぐに大学に入る人と平等に、
これまでと同様に学費の減額が受けられるように、
署名活動を行いたいと考えました。

皆様のご協力をお願いします。

高等教育の修学支援新制度に係る質問と回答（Q&A）https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/hutankeigen/1409388.htm

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このノートは、Change.org というNPO団体の行なっているキャンペーンの中から、興味を持って頂けそうな内容のを選んで、その文章をベースに、私が検索した関連記事などを貼り付けて、ノートに仕上げたものです。Change.org だけ集めたマガジンも作っていますので、是非そちらもご覧下さい。

他にもこのNPOは、常時沢山のキャンペーンをやっていて、会員になられたら、どなたでもワンクリックで賛同も出来ます。任意で寄付も募っています。Change.org をタップして是非覗いてみて下さい。よかったら無料登録して下さい。
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ご紹介したいノートです。

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今日のコラムです。

報道で見た、スイスのシンクタンク調査の国別男女格差のランキング、

日本は下がる一方で本当に恥ずかしい。

153か国中、過去最低。
去年110位で今年121位。