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POOLO#2 価値観は矛盾して当たり前らしい

たくさん助けてもらった本

2回目のPOOLOの講義のゲストは私が社会人1年目の時にものすごくお世話になった本「世界一やさしい『やりたいこと』の見つけ方」の著者の八木さん。

八木さんの本は、
キャリア迷子というか学生を終えていきなりコロナの壁に阻まれて、
自分を振り返る機会なんて全くと言っていいほどなかった私に、
「自分を知る」きっかけをくれた本でした。

あと何より大きかったのは、自分の好きなことや興味関心事を深ぼっていけば自分のことをもっと理解できるかもと思わせてもらったことかな〜と3年経った今でも思います。

矛盾してる教育と問い

「何がしたいの?」
「何をやりたいの?」
「どんなキャリアを歩んでいきたいの?」

もう聞き飽きた、うるさーい!って思うほど、何度も何度も聞かれた問い。
その度に自分でも分かりませんよ〜と言いながら誤魔化すことしかできなくて、
自分が本当にやりたいことが分からないまま、悶々と過ごす時間が凄く窮屈に、今でも感じます。

あれやりたい、これに興味がある!と声を上げたところで、
みんなと違うことをしたり「普通」だと思われる道を進むことが良しと教育されてきた感覚がずっと拭えず、自分がしたかったことに蓋をしすぎて、
今となっては何がしたいかよく分からないのが私の本音です。

その「何か」を見つけたくてPOOLOに入ったっていうのもあります勿論。

社会人4年目を迎えるタイミングで聞いた八木さんの講義

あの時とはまた違った視点や観点でお話を聞くことができて、さらにちゃんとに自分と向き合いたいと感じました。

"人は選択肢が多いほど人は選択肢を保留する"

本当にそう。この一言への共感がものすごくあって、今の時代って情報過多で人間の情報処理能力が全然追いついてない気がする。
もっと言えば、情報過多の時代に合わせて教育ももっと考えるべき点ってあるのでは?とか思ったり。

結局選択肢が多すぎて、何したらいいのか分からない状態の人って多分自分も含めてめちゃくちゃいると思ってます。
だからこそ、八木さんが講義で仰ってた「選択基準を作る」ことが必要なんだなと。

POOLOを通してもだし、自分とちゃんと向き合う時間を作ることで、
より「仕事」とか「キャリア」の目線で、
自分が見つけたい「何か」を探していきたい。

価値観ピラミッド

これもなるほどと思いながら聞いてましたが、人間は価値観が矛盾して当たり前なんだそう。しかも、土台である自分が1番大事にしている価値観が欠けていると、上にある価値観を満たすことすらできないらしい。

どうしても「理想を追い続けたい自分」と「現実主義すぎる自分」がいて、私って二重人格なのでは?と思うくらい、心の中では1日の中で何回も葛藤を繰り返してて。

それって変なことなのかなと思っていたのですが、ピラミッド形式にしちゃえば、確かに全部自分が持ってるちゃんとした価値観なんだよねって思えそうな気がしました。

価値観ピラミッドも含めて、自分が大事にしてることとか、ついついしてしまう「お節介」のことは次回の記事に書けたらと思います。

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