富士の麓で恐怖の場合分け

お友達に誘われて富士急ハイランドに行きました。あまり把握してなかったのですが、絶叫アトラクションばかりのレジャー施設で有名だったらしいです。複数のアトラクションを体験して自分が何に恐怖を感じるのか省みる機会になりました。

最後にジェットコースターに乗ったのは10年以上前なのに二つ返事する図

体験したアトラクション

ええじゃないか→高飛車→絶望要塞→戦慄迷宮の順で体験しました。

ええじゃないか

世界一の回転数を誇る猛烈なコースターらしいです。実際かなり猛烈で常に体が振り回されていてどう動いているか頭で理解するのは難しい体験でした。地面と空が何度も入れ替わるってどういう状況???身体を座席に固定させたいのに急降下時は思い通りにならずンヒ~ってなりました。

高飛車

垂直にレールが昇って121度で落下するビジュアルからしてヤバいコースターです。実際は急落下以外も高速で振り回されるので常にンヒ~な体験ができます。かなり速度を感じて一瞬で口の中がカラカラになりました。高く昇ったところで少し止まるので富士山がよく見えます。これに乗った後は頭がグワングワンしたのでその日のコースター納めとなりました。

絶望要塞

ミニゲームに立て続けに挑戦するアトラクション。ショーを観に来るために集まった観客だったが、生きて帰るにはミニゲームをすべてクリアしないといけない…。この命がけの過程を眺めるショーになって絶望だ!というストーリー。
初見の課題が次々出題されてワイワイ解くのは謎解きゲームと似ています。アトラクションの解説はされない&再挑戦自由なので、2回目以降はサクサクプレイできるかもしれない。実際終盤までプレイしてるユーザーが再挑戦している様子をみかけました。
アトラクションの都合、失敗したら生きて返されて何度でも挑戦できるので失望も絶望もなくてみんなイキイキと挑戦しちゃってたのが印象的です。

戦慄迷宮

2階建てのお化け屋敷。900m50分と体験として長め。かつて人体実験が行われた廃施設で肝試ししよう!というストーリー。
体験が始まるまではめちゃめちゃ怖かったのに、始まってみると怖さ0になってしまいました。施設内が普通に快適空間で、自分に危害が加えられる状況でないと悟ってしまったからかも。自分が今何階にいるか分からないし、どの角度に歩いているかも分からない構造ですごい~。道が無限に続いているようで本当に迷宮ですわ。
怖い怖いと言いながら進む楽しみ方のほかに、ストーリーを分析しながら進むのも楽しめるかも。いつの時代の施設かなあとか、ここはどういう場面なのかとか!

恐怖の分析

体験までの待ち時間はとても怖かったけれど、体験中は恐怖を感じていなかったと思います。

つぎ同じ体験をする場合、コースターは怖いだろうし、お化け屋敷は怖く感じないでしょう。ここから初回の恐怖と2回目の恐怖が異なるケースがあるのではと推察できます。

何で快/不快を感じるかは人によるので場合分けも人によるぞ!

単純に場合分けに当てはめると、私はジェットコースターを克服するのは難しいし、お化け屋敷からは恐怖を感じなくなっていきそうそう。とはいえジェットコースターでも「そこまで酔わないよ」「加速度は比較的小さいよ」みたいな情報が差し込まれるとフィードバックのループが変わるかも。

おまけ: 富士山

景色として富士山を楽しめる立地で、海外からの観光客もたくさん見かけました。ディズニー+遊園地やマリオ+遊園地などが人気だけど、キャラクターでなく象徴たる富士山富士山+遊園地のレジャー施設も魅力的なのかもしれないですね。

車で少し移動したところから撮った富士山
写真で見るのと違ってその雄大さに感動しました

おわり

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