田舎に泊まろう

最近全然note書いてなかったですね。振り返ってみると、コロナで劇場が休館してた頃って頻繁に更新してたなあ。お仕事お休みになってしまって、感染するのもさせるのも怖くて、家に閉じこもって誰とも喋れなかったから、自分の想いとか過去の事とか書くことが良いストレス発散になってたんだろうなあ。

コロナの影響で中々地元に帰れず、乗る機会も殆ど無いから、実家に置いていた私の車を売ることになった。査定金額、7万。その手続きで印鑑証明書が要るから、オフ中に区役所に貰いに行かなくちゃ。

ドライブが好きだった。行き先を決めずにバイパスをひたすら走る、というのをよくやっていた。飽きたら帰る。TSUTAYAで適当にかりた知らないアーティストの曲をかけながら走るのが好きだった。時々すごく好きな曲が見つかって、演目で使ったり使わなかったり…。あと、ラジオもよく聴いていた。ドライブ、ひとり暮らしの部屋、バイトの帰り、いろんな場所でよく聴いた。去年、好きだったラジオ局が突然閉局した。ショックだった。閉局の日、日付が変わるちょうど0時に流れた砂嵐の音。すごくさみしくて怖かった。おわりの音。当たり前過ぎて忘れてたけど、何でもいつか終わりはくるんだなーって思った。

とりとめのないことばっか書いてる。たぶん、ただのホームシック。磯臭い海、土臭い田んぼ、嗅ぎたい。都会でも緑の多い場所ではそれらを感じることがあるけど濃度が足りない。足りねえ！じめっぽい風浴びてえよ〜。欲求不満ですわ。

東京って狭い。昔よくドラマとか漫画でよく聞いた台詞だけどいま意味が分かった。東京って、狭い。でもまあ田舎だって狭かった。噂話はすぐ広まるし近くのスーパー行くと必ず知り合いに会っちゃうし。

東京は広い景色が見たくて窓の外見ても星が見えないよ。田舎は夜になると信号とホテルしか灯りが無くて真っ暗で、星はめちゃめちゃ綺麗だったぞ。上京してから1度だけプラネタリウムを見に行ったけど、イマイチ満足出来なくてかなしかった。ほんものの星の光が恋しくなった。

みんなも帰りたいけど帰れない場所とかあるのかな。そこは今もまだある場所なのかな。それとももう無くなってしまった場所なのかな。わからないけど。

私は全然大したこと出来ないけど、こういう文章とか普段のお仕事を通して、誰かのそういう場所にすこしでも触れることが出来ていたら嬉しいなーと思うよ〜。

おやすみ。