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2022明治安田生命J1リーグ第22節 鹿島-神戸①三年ぶりの現地参戦で感じたスタンドの姿勢。

“お客様”ではなく“サポーター”であれ 


我々はお金を払ってチケットを買い、スタジアムへ行っている。この時点で“お客様”である事に間違いは無い。
だが、それは“試合以外でのおもてなし”を受ける際の定義だと考える。

試合中、我々は“お客様”から“サポーター”へと変わるのだ。

これを理解し、強く意識すべきだと思う。

何故こんな事を言うのか?それは試合中“お客様”かのように振る舞う人々が居たからだ。

攻撃が上手くいかない。意図が合わない。それは原因に違いはあれど、全てのフットボールチームの試合に必ず存在する場面であり、鹿島のように“全ては勝利の為に”を掲げるチームは、このようなネガティブになりがちな場面でこそ違いを見せるべきだろう。

この部分で言うと、ゴール裏のサポーターの切り替えや振る舞いは素晴らしかった。
失点直後にコールのリズムで拍手を送り、切り替えてチームを盛り上げる。この姿勢こそが“サポーター”であると強く実感した。この姿勢はゴール裏だけでは無く、全てのサポーターが共有すべき価値観だ。
ネガティブになりがちな場面で「何やってんだよ!」などと罵倒する事は、勝利の為に全くならず、選手は萎縮する可能性もあるし、近くのサポーターをネガティブにさせてしまう。
つまり、マイナスにしかならない事を理解しなければいけない。ああだこうだど言うのは試合後にいくらでも出来る。

昨今、SNSでチームに対する不満が聞かれるが、まず自分達の言動を見直す事から始めるべきではないだろうか。
こんなに“弱い行動”をしていては、チームの後押しが出来ているとは思えない。
“全ては勝利の為に”何が最善なのか考えながら、チームを後押し出来る振る舞いを行うべきだ。


PS.試合中におけるゴール裏の振る舞いを肯定的に書いたが、試合後スタンドへ挨拶をするに選手へ向かって大声でネガティブな事を言っているであろう場面を確認したので、この部分には強く苦言を呈す。
ルールを大きく逸脱する行為はチームとクラブに対して迷惑でしかない。前回から何も改善が無い。

それと、これはゴール裏ではないが
①試合後に自分の席及び自分の席以外で立ち上がりながらピッチを見ている人達が確認出来ただけでザッと数十人居た。
②神戸の選手たちがピッチを後にする際、酒に酔ったのか顔を真っ赤にしながら、ノーマスクでイニエスタや大迫を呼び手を振る。
といった事があった。

これらもクラブはもちろん、ルールを遵守しているサポーターに対して迷惑をかける行為に他ならず、この場で苦言を呈したい。ふざけるな。
ルールを守れない“サポーターもどき”はスタジアムに来なくて良い。


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