見出し画像

とくべつな人

やっと吹っ切ることができるので、書こうと思う。

ずっとずっと好きだった人がいた。
小学5年生から中学卒業まで。
ほんとうに、長くて辛くて、でも楽しい恋だった

転校して1年経って、クラス替えがあった
すごい賑やかなクラスでこの1年は楽しいものになるだろうなわくわくだった。
そのとき、席が隣になったのが彼
すごい顔が綺麗で、目が茶色くて、すらっとした人
みんなからの人気(特に女の子たち)がすごくて、最初は怖かった
あとほっておいたらどっかに行きそうで、掴みたくなるようなそんな人

ただ好きになったのは、もう少しあと

林間学校で同じ班に彼がいた。
そのときから気になってはいたものの、両思いの男の子がいるという噂があってみんなに私は彼が好き!!なんて言えなかった

同じ班だから、グループワークも自由行動も、バスの座席も同じ
流石に隣に座りたいなんて言えなかったが、後ろの席はゲットした

カレーを作ったんだっけな、なにかを作ったあとに私の隣の席に座っていた女の子が体調を崩してしまって先生のいる席になった。
わたしひとり席、にはならずこのときに彼が隣になってくれた。

ちょっときゅんしたけれど、好きにはなっていない、と思う。
や、好きだったかもな。

となりにいてくれた1時間弱
楽しかったねーとか、ご飯何かなとか、明日何するんだっけとか、
本当に他愛もない話をした
楽しかったな〜

しばらく賑やかだったけれど、木を伐採して何かを作って、
いろいろしていたらみんな眠くなってきて、バスが静かになった。

そこで初めて彼の家族の話、親戚、習い事など
プライベート?の話を聞いた
これから先も、あまり教えてくれない話だったからちょっと嬉しかった

わざと肩に頭を乗っけてやろうかとも思ったが、勇気がなくて流石にできなかったよ

そのときからずっと好きだった。
本当に。

なんてこんなしょうもないきゅんきゅんエピソードがまだあるの。
今でも連絡はとれるけれど、きっとまた話したら好きになってしまうと思う。

だいすきだったよ、お幸せに





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?