20.07.26 しゃっくりを絶対止める

しゃっくりは横隔膜が痙攣しておこると聞いたことがあります。横隔膜は胸とお腹の間にあり、呼吸をするときに伸び縮みしてはいを膨らませたり縮ませたりする役割を果たしています。この横隔膜が痙攣を起こすことで突然収縮し、肺に急激に空気を吸い込むことでしゃっくりが起こり、声帯の筋肉も同時に収縮することで息の通る管が狭くなって、あの「ヒック」という音が出るのです。そして横隔膜が痙攣を起こすメカニズムは未だ解明されてないそうです。

しゃっくりには3つのタイプがあります

1、中枢性のしゃっくり

これは48時間以上しゃっくりが止まらない「持続性」1ヶ月を超えてもしゃっくりが続く「難治性」の人に多く、脳梗塞や、脳腫瘍といった中枢神経系の病気の後遺症として症状が出ることもあります。他にも、アルコール中毒や睡眠薬の服用が原因となる場合があります。

2、抹消性のしゃっくり

呼吸器系や頸椎などの疾患や、胃腸炎や、腸閉塞など消化器に関連した病気によって、神経が刺激されることが原因で起こります。

3、横隔膜性のしゃっくり

横隔膜そのものが刺激されておこるしゃっくりで、48時間以内におさまるしゃっくりの多くはこのタイプに当てはまります。こちらは何らかの生活が原因であると考えられます。

・飲食

 熱いものや辛いもの、炭酸飲料やアルコール、、ゆっくり噛まずにかきこむように食べることが刺激になってしゃっくりが出ます。

・吸い込む空気

お風呂から上がったときや、暖房の部屋から外に出たときなど吸い込む空気に寒暖差が生じたときにしゃっくりがでます。またタバコも、タバコそのものではなく、喫煙時に吸い込む空気の寒暖差が原因となっていると考えられます。

・感情

笑いすぎるとしゃっくりが出る他、精神的にショックを受けたり、ストレスを感じたりするとしゃっくりが出ることもあります。


『しゃっくりの止め方』

10秒かけてゆっくり息を吸います

10〜15秒間息を止めます

10秒かけてゆっくり息を吐きます

これをすると止まります。一回で止まらなかったら、何回か繰り返すと止まります。

私も、アルコールを飲んだときや、食べすぎたときによくしゃっくりがでます。この方法で今のところ止めることができています。驚かせる、息を止めて水を飲むなども今まで試してきましたが、一番止まる確率が高いのでおすすめです。

そしてしゃっくりもあまり長く続く場合は病院に行って医師の診断を受けてください。通常は大丈夫な場合でも、呼吸器系の病気や、脳の病気の可能性もあります。


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