英語を読むときに
英語を読むときに何を考えて読んでいるだろうか。人それぞれだとは思うが、大体の方は構造を理解しようと考えているだろう。
そこで、自分なりにその理解に助けになる情報を発信しようと思う。ぜひ一読を。
Sになる→名詞
「なんだ、名詞だけか」と思っているのではなかろうか。しかし、名詞と言ってもただ名詞だけではなく、名詞の働きをするものということに注意したい。
以下に名詞の働きをするものを示す
・名詞
・V-ing(〜)
・to V (〜)
・the + 形容詞
・関係副詞
・複合関係詞
・疑問詞節
・that / if / whether による節
などである。これらは名詞として文中で働く。よって、(一部を除くが)主語になる可能性があるということである。
動詞と型1
英語学習をしていくと5文型なるものを見つけると思う。常に当てはまるわけではないのだが、知っておくと便利である。
便利ならば使わない手はない。今回は読解に焦点を当てているため動詞の区切れについて考える。
5文型を知っている方ならVの次にはOとC、もしくは何も来ないことを知っているはずだ。
つまり、
・動詞 ∅
・動詞 名詞 …
・動詞 形容詞 …
となる。名詞になるものは先に確認した。
続いて形容詞を考える。
形容詞と冠詞
形容詞として働くものを以下に示す
・形容詞
・分詞(V-ing , V-en)
・to V
・関係詞
・前置詞句
などである。個々の用法については文法書を参考にしてもらいたい。
また、学習文法における品詞分類には冠詞が形容詞の中にある。
冠詞は
・不定冠詞
・定冠詞
がある。もしくは冠詞なし(ゼロ冠詞)の場合もある。不安な方は文法書を確認してほしい。
前置詞句の働き
前置詞句を形容詞の中で挙げた。
前置詞句の構造と働きを以下に示す
前置詞句
→前置詞 + 名詞
→・形容詞
・副詞 として働く
である。前置詞は名詞とセットであると覚えておくとよい。それにより文中で前置詞のみをみた場合に違和感を感じられるはずである。
動詞と型2
さて、動詞の後に来る要素を確認できた。主語になる要素についても確認しているので見通しが良くなったのではないだろうか。
まとめると
文 → 名詞 動詞 ・∅
・名詞
・形容詞 のどれか
となる。
厄介な要素、副詞
実のところ先の順番に副詞を入れていない。副詞は自由が利き様々なところに現れるので、初学者には厄介な要素である。
そこで、対策を考えた。これは提案なので各々考えてほしい。
・副詞単語を覚える
・頻度を表す副詞は場所が特定しやすいので
覚える
・文頭にも現れることに注意
結局のところは暗記である。その他には、やはり自由が利くと考えて副詞の可能性を考えて読むしかないだろう。
終わりに
いかがだっただろうか。名詞や形容詞の働きをするものを一覧にしてみたのは一種の試みである。どんな形をしたものが文中にあるのかを把握するだけでも違うと思う。
最後に、学習に役立つ文法書を紹介させていただいて終わる。
ここまでありがとうございました。
学習に役立つ文法書
・英文法解説
・基礎と完成 新英文法
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?