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🦀#2「安全な家が最大の防災対策」

前回、重ねるハザードマップというサイトを見て、自宅に災害による危険がないか確認しましょうとお話しました。あのあと、ハザードマップを確認してくれた方がいて嬉しく思いました。

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さて、元日には能登半島で地震があり、わが町も震度4で比較的長めの揺れでした。
皆さんはその時どうされていましたか?

私は、自宅のリビングに子どもといました。揺れる前に緊急地震速報があったので、子どもに「今から揺れるからね」と声を掛けて、小学校のヘルメットを被せて、リビングの中央で座って待ちました。倒れてくるものがない場所です。
夫は寝室のベッドでごろごろ。寝室も倒れる家具がないので安心。「揺れるよー」とだけ声を掛けました。

それからスマホで震源地を再確認し、揺れが起こる中、TVニュースを見ながら揺れが収まるのを待ちました。
ドキドキしたものの、比較的落ち着いていられたのは、自宅の耐震性能を事前に把握していたこと、揺れで倒れたり、飛んできて直撃したら即死するような家電に固定具を付けていたこと、背の高い家具がないこと、震源地から津波の心配がないことがわかったこと、そして家族の安否がすぐにわかる状態だったおかげでした。

家庭での防災は、まず自分達が被災しない、即死しないことが1番です。

どれだけ全国的に死者多い災害でも、自分と大切な人が何も問題なければ、一先ず大丈夫ですし、支援する側になれます。
逆に、全国的に死者1名で建物倒壊も数件という地震でも、その1名が自分の大切な人だったり、倒壊した建物が我が家だったら、自分にとっては大災害になります。

だからこそ、ハザードマップの確認、自宅の耐震性能の確認、家具家電の固定などが大事だと考えています。
まだハザードマップの確認や対策をされていない方には、おすすめします。

また、震災直後は近所のドラッグストアでも水が売り切れ、ネット通販でも家具固定具や非常用トイレ、保存水は売切れが多く、大幅な値上げも見られました。
いざという時になってからではすぐに手に入らないことも想定内にして、余震もなく安全で、お店に行けば物が売られている今のうちに、是非ご自宅の備えを振り返って対策をすすめていただきたいと思います。

まぁ、いくら水とトイレと食べ物を準備しても、使う家と人が無事でなければあまり意味がありません。

即死しないこと、最重要事項です。

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🦀ハザードマップの確認
🦀自宅を安全な場所にする
 🦐自宅の耐震性能を確認する
 🦐テレビや電子レンジがぶっ飛んできて直撃し即死するようなことがないように固定する
 🦐倒れた家具家電が避難経路を塞がないか確認する
🦀キーワード「さたにし」避ける・耐える・逃げる・しのぐ(備える)

https://youtu.be/zUQmQoN8VFEsi=g6zBlDckLJZ8zKFU


どうぞ、ご安全に🦀

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