1年遅れの大学生

私はこの春、同級生からは1年遅れて大学生になります。

この空白ともいえる1年はキツかったです。
Instagramで友人の近況を見る度に、自分はなぜその世界に居ないのかと苦しくなりました。
大学の愚痴を聞かされた時も、それでさえ羨ましくてたまらなかったこともしばしば。
孤独感が強くて、10月以降はほぼ毎日泣きながら勉強していました。
過食もしたし、逆に喉を通らなかった日もあります。

最初の頃はずっと座ってることもきつくて、上手く勉強を進められないことがもどかしかったことも覚えています。

病気が原因で本当に受けたかったとこを受けれなかったこともありました。外来の待ち時間に酷い言葉を投げかけられたこともありました。医療用帽子をかぶっていることで哀れみの目を向けられたこともありました。

それでも様々な人の支えや応援のおかげでなんとか1歩ずつ夢に向かうことが出来ました。

ありがとうございました。

合格発表の日。自分の番号を見つけた時は嬉しかったです。嬉しくて嬉しくてたまらなかったです。
号泣しました。親はもっと号泣していました。

大学生活。楽しみですが、不安もたくさんあります。体調を崩さずに学校生活を遅れるのか、授業についていけるのか。
(同じ高校のちょっと性格があまり良くない子が一緒に入るので、あることないこと広められないかも少し不安だったり笑)

でもやっとスタート地点にたどり着けました。

「あなたには理不尽に勝てる力があることを忘れないで。」
私だけの卒業式を行ってもらった際に校長先生から頂いた言葉です。

病気以上の理不尽はそうそう起きないと思うけど、この言葉を忘れずに一生懸命努力します。
必ず立派な看護師になれるように着実に歩みを進めたいと思います。

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