ニンジャスレイヤーTRPG二版:追加タツジンスキル・『防具/サイバネ』系タツジン
この記事はニンジャスレイヤーTRPG二版に防具やサイバネ、バイオサイバネのタツジンスキルを追加するための非公式プラグインである。NM(ニンジャマスター)はこのルールセットに含まれるルールを自由にセッションへ導入することが出来る。このスキルと追加武器を所有するPCをセッションに持ち込む際は、専用効果を使用してよいかNMに確認を取ること。
◉◉タツジン:サイバネ
前提:◉重サイバネ、【ワザマエ】7以上
種別︰テック系タツジン
このニンジャは常に以下の効果を得る。
・『種別:ハッキング』を持つ攻撃の回避難易度が-1される。
・『基礎攻撃難易度︰NORMAL』以下の『テック武器』の連続攻撃上限が+2される。
・『射撃難易度︰HARD』以上の『テック銃器』の射撃難易度が-1される。
くわえて、素手もしくは『テック武器』、『テック銃器』装備時に以下のワザと戦闘スタイルを得る。
戦闘スタイル︰●精密カラテ:このニンジャは【ワザマエ】による近接攻撃を行える。この近接攻撃では『サツバツ』『痛打』は発生しないが、出目【6,6】で『回避難易度+1』、【6,6,6】で『回避難易度+2』が追加される。外付けテック武器も『スタイル使用不可』の縛りを例外的に無視し使用可能。
戦闘スタイル︰●論理トリガ強化:このニンジャは『●戦闘スタイル︰論理トリガ』を『集中状態』の前提なく使用できる。
●ワザ︰意図的な暴走:【体力】2と『回避ダイス』2個を消費して使用可能。このニンジャはその手番中、『テック武器』か『テック銃器』に『連続攻撃+1』か『連射+1』を追加できる。
●ワザ︰殲滅専念︰『◉◉戦闘兵器化』所持時のみ使用可。このニンジャは【精神力】コストが必要なスキルの使用時に、その代わりに、同量の【体力】を消費することでそのスキルを使用できる(●アドレナリン・ブースト)含む。
◉◉タツジン:バイオ
このニンジャはヨロシサンの申し子ともいうべき生体武器術の使い手である。バイオテックの力を限界以上まで引き出す力の源は、バイオテック、ひいてはヨロシサンへの強い忠誠心だ。
前提:【ワザマエ】7以上、バイオサイバネの埋め込み数6以上、バイオ武器装備時のみ使用可能。
種別:タツジン、特殊
このニンジャはバイオ武器による『近接攻撃』時、所持する◉忠誠心:ヨロシサンに等しい『近接ダイス』を得る。このタツジンは◉危険生物化を持つニンジャも獲得可能である。加えて、バイオ武器装備時、以下のスタイルを使用可能となる。
『⚫︎戦闘スタイル:バイオ・スクラッパー』この近接攻撃は出目【4,6,4】でもサツバツが発生する(ナムアミダブツ!は無し)。使用後、次の自身手番まで『拘束状態』となる。
『⚫︎戦闘スタイル:バイオ・プロセッサー』:
集中時、または精神を1払い使用。攻撃難易度+1。この攻撃は基礎ダメージ−1となり、サツバツも発生しないが『連続攻撃+1』を持つ。
『⚫︎造られた獣性』戦闘中1度限り。自身の体力が最大値の半分以下となった場合、手番開始フェイズに精神力を1消費することで以下のどちらかの効果を得る。この効果は戦闘終了まで続き、発動後体力を回復することは不可能となる。
⚫︎闘争本能:自身の回避難易度+2。自身よりイニシアチブの低い敵を『崩れ状態』と見做して攻撃する。『⚫︎戦闘スタイル:バイオ・スクラッパー』中【4,6,4,3】出目でナムアミダブツ!が発生するようになり、『⚫︎戦闘スタイル:バイオ・プロセッサー』が『連続攻撃+2』を持つ。
⚫︎生存本能:自身の攻撃難易度+2、回避難易度−1。全力移動時、2d3で判定する。『連続側転』時獲得する回避ダイスが+1される。
◉◉タツジン:ヨロイ
このニンジャは全身を鈍重な鎧で覆っていながら馬よりも早く戦場を駆け抜ける。その速度と質量は防御のみならず武器としても大きな威力を発揮するだろう。
前提:【ワザマエ】7以上、「頭部」「脚部」「胴体部」「腕部」全ての部位に防具装備時のみ使用可能。
種別:タツジン、特殊
このニンジャは防具の持つ側転ダイスペナルティを全て無視し、脚力へのペナルティは装備中の防具の中で一番重いもの一つのみを適応する。防具により【体力】が+4以上増加している場合、『近接ダイス+2』を得る。また、以下の各種スタイルの他、『◉◉戦闘系ニンジャソウルの力』を持つ場合は精神力を1払う事でスキルスロットに所持するもう一つのタツジンが持つ各種スタイルも使用可能となる。
『⚫︎ワザ:ヨロイ・ボデイチェック』このニンジャの『弾き飛ばし』により敵が壁に接触した場合、その激突ダメージは2となる。
『⚫︎戦闘スタイル:ヘヴィ・セスタス』伝統的ガントレット装備時のみ使用可能。素手による『攻撃判定』難易度+1となり、『無属性ダメージボーナス+1】となる。出目【6】で痛打+1。連続攻撃上限3。この攻撃中、素手格闘系タツジンを持つものとしてみなされる。
『⚫︎ヨロイ突撃』:伝統的レッグプレートアーマー装備時のみ使用可能。このニンジャは『⚫︎突撃』を持ち、そのペナルティを次の自身手番まで『拘束状態』とする。また、続く攻撃フェイズに『近接攻撃』によるダメージを与えた敵に『弾き飛ばし』の効果を与えても良い。
:ヨロイ専用のヒサツ・ワザ
◉ヒサツ・ワザ:デス・オブバッファロー
鎧の質量を乗せた強烈な突撃を敵へと叩き込む。バッファロー殺戮鉄道めいた一撃は生半可なガードを叩き潰し、壁に叩きつけられた敵はまともに動けぬほどの衝撃を受けるだろう。
前提:【カラテ】10以上、◉◉タツジン:ヨロイ、所持ペナルティを持つ防具を二つ以上装備していること。
コスト:精神力2、または回避ダイス1
効果種別:ヒサツ・ワザ
このニンジャが『突撃』後の『近接攻撃』で『ナムアミダブツ』を発動させた場合、その効果を直ちに『デス・オブバッファロー』に置き換えても良い。
『⚫︎ヒサツ・ワザ:デス・オブバッファロー』:この『近接攻撃』は『無属性ダメージボーナスd3』『装甲貫通2』となる(回避:HARD』)。この攻撃で『弾き飛ばし』を敵に与え激突ダメージが発生した場合、その敵は『拘束状態』となる。(脱出難易度:HARD)。何らかのダメージを与えられて【体力】を1以上減少させた場合もそのフェイズの終わりに『拘束状態』は自動的に解かれる。
⚫︎ペナルティを持つ防具を全て部位に装備した場合:『無属性ダメージボーナスd3+1』『回避:U-HARD』に強化される。
◉ヒサツ・ワザ:ウス・ヘルギロチン
垂直に飛び上がり、高々度からのストンピング攻撃や踵落としを叩き込む。使い手が重ければ重いほどその威力は増し、伝統的なフルプレート甲冑の質量が乗った急降下攻撃は地獄の断頭台の如き破壊力をもたらす。
前提:【カラテ】10、◉◉タツジン・ヨロイ
コスト:回避ダイス2、または精神力1
種別:ヒサツ・ワザ
このニンジャが『◉トライアングルリープ』または『◉空中制動』の痛打が適応された素手による『近接攻撃』で『ナムアミダブツ!』を出した時、その効果を直ちに『●ヒサツ・ワザ:ウス・ヘルギロチン』に置き換えてもよい。
『⚫︎ヒサツ・ワザ:ウス・ヘルギロチン』防具による体力増加数に等しい固定ダメージを与える(『回避:HARD』、上限10、サツバツ、痛打無し)。回避されてしまった場合、このニンジャは直ちに『崩れ状態』となる。
追加の戦闘用サイバネカスタムパーツ
◆汎用
▷姿勢制御スラスター
.『連続側転』に出目【6】を含んで成功した場合、
壁に接触しなかった場合でも『◉トライアングルリープ』の効果を宣言出来る。
▷リペアキット
.▶︎種別が埋め込まれた部位に『部位破壊』を受けた時、
一度だけ『痛打+d6』に置き換えることを宣言しても良い。
複数搭載可(使用可能回数が増える)。
◆頭部
▷弾道予測システム
. アトモスフィア上昇時、
LAN直結ハンドガンによる銃撃の回避難易度は
近接攻撃と同様のペースで乗る。
▷▷集光装着
.「▷レーザーアイ」のペナルティを連続使用不可能に軽減する。
◆胴体
▷▷アンカーケーブル
. 自身手番開始フェイズに回避ダイスを2払い瞬時の射撃として使用可能(【HARD】)。
4マス以内の敵1人へ鉤付きケーブルを発射する(回避:【NORMAL】)。
この射撃にダメージは発生しないが、命中した敵に隣接するように自身を再配置する。
再配置後、移動を行わず『集中状態』となる事が可能。
この射撃の回避に【6】を含んだ場合、ワイヤーを切り裂かれたと見做し戦闘終了まで使用不可となる。
◆腕部
▷▷マイクロスリケンバルカン
.『⚫︎スリケン乱射』を獲得する。
▷内蔵型ワイヤーウィップ
・内蔵型の『ムチ』とみなす。
▷▷アンカーケーブル獲得時、その射程を+2し、
命中させた敵から2マス離れた位置に再配置が可能となる。
▷▷リキッドソード
.ダメージが『装甲貫通3、無属性ダメージ1』の内臓型『アサシンダガー』および『カタナ』とみなす。
▷▷▷内蔵型ガトリング
・内蔵型の『ガトリングガン』とみなす。
▷▷▷内蔵型LAN直結ヘヴィマシンガン
.内蔵型の『LAN直結ヘヴィマシンガン』とみなす。
▷▷超振動ブレード
.「内蔵型テック武器」を用いた『近接攻撃』時、以下の戦闘スタイルを使用可能。
「●切断攻撃」:『集中状態』時のみ【6,5】で『サツバツ!』を発生させる。
◆脚部
▷ホバークラフト
・「⚫︎特殊近接ステップ」を獲得する。
▷レッグスパイク
.『⚫︎戦闘スタイル:ランスキック』時、『近接ダイス』を+3得る。
▷▷クラスターミサイル
・シナリオ中一度限り。『轢殺攻撃』を持つ移動時、
『轢殺攻撃』の代わりに通過した1マスをターゲットとした3×3に『爆発』を2回起こす(時間差可)。
カトン・ジツLV1相当のダメージ。二つまで搭載可(使用回数が増える)。
追加のバイオ器官
◆汎用
△バイオ逆棘
.このニンジャが敵を『拘束状態』にした直後、回避不能の1ダメージを与える。
△△バイオ金属細胞
・回避ダイス+1、バイオ武器が★★デッドリー・ムテキウエポンによるエンハンス可能となる。
△△バイオ・ワイヤー
.自身手番開始フェイズに回避ダイスを2払い瞬時の射撃として使用可能(【HARD】)。
4マス以内の敵1人へ茨や蜘蛛の糸のような生体ワイヤーを発射する(回避:【NORMAL】)。
この射撃にダメージは発生しないが、命中した敵に隣接するように自身を再配置する。
再配置後、移動を行わず『集中状態』となる事が可能。
この射撃の回避に【6】を含んだ場合、ワイヤーを切り裂かれたと見做し戦闘終了まで使用不可となる。
◆戦闘用バイオサイバネ用器官
△バイオ大顎
.バイオ武器装備時に『カウンターカラテ』を発生させた場合、そのダメージは2となる。
△△種子弾丸
.『⚫︎スリケン乱射』を獲得する。既に獲得している場合、射撃ダイス+2を得る。
△バイオウィップ
・バイオ武器種別の『ムチ』とみなす。△△バイオ・ワイヤー獲得時、
その射程を+2し命中させた敵から2マス離れた位置に再配置が可能となる。
△△△セミの複腕
.近接ダイス+1、出目【6,6】を含んだ『カウンターカラテ』は『拘束攻撃』となる(脱出難易度:HARD、ダメージ1)。
フェイズ中一度限りの使用。バイオカスタム器官によるものを除くその他のカウンター効果を累積させることはできない。