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ニンジャスレイヤーTRPG2版プラグイン『マグネ・ニンジャクラン』



この記事は、この記事は「ニンジャスレイヤーTRPG」第2版に磁力操作を得意とする「マグネ・ジツ」を追加する非公式のルールセットである。NM(ニンジャマスター)はこのルールセットに含まれるルールを自由にセッションへ導入することが出来る。このジツを習得したPCをセッションに持ち込む際は、専用効果を使用してよいかNMに確認を取ること。


すすそ

☆◉磁力解除

前提:マグネ系【ジツ】1以上
種別:ジツ強化

このニンジャは、自分がマグネ系ジツによりダメージを1以上無効化することに成功したフェイズの終了時、またはそのターンの終了時に、そのジツの効果を解除してもよい。

☆◉磁力拘束

このニンジャは磁石の力を帯びた掌で敵を吸い寄せ掴み拘束する。


前提:マグネ系【ジツ】3以上

このニンジャは、素手時に以下の戦闘スタイルを使用可能となる。
『⚫︎戦闘スタイル:磁力拘束』:連続攻撃上限2、『痛打』『サツバツ』無し。この『近接攻撃』は『拘束攻撃』のルールを持つ。『脱出難易度:HARD』▶︎生体LAN端子を除く▶︎種別のサイバネを持つ対象は回避難易度が+1される。

また、対象が『戦闘兵器』の種別を持つ場合術者と対象は『麻痺状態』となる。


☆◉マグネ・マッチポンプ


このニンジャは抜かりなく常に金属片を持ち歩き、自身のジツの助けとする。

前提:マグネ系【ジツ】3以上

即応ダイスを1つ消費するごとに一定のダメージ軽減成功数を条件とする効果のカウントを+1獲得する。

☆◉マグネ・カタパルト

磁力操作を防御ではなく攻撃に転用、吸い寄せた金属や自身のスリケンを反発力で撃ち出す。

前提:マグネ系【ジツ】3以上
発動タイミング: 手番「開始フェイズ」、瞬時

このニンジャが戦闘中でジツによるダメージ軽減に成功したダメージ数が3に達していた場合、『マグネ・カタパルト』を宣言することでこの手番中『スリケン/ナガユミ』による射撃は『無属性ダメージボーナス+1』『射撃ダイス+1』を得る。
『マグネ・カタパルト』を宣言するとカウントは0へと戻る。


☆◉マグネ・ウエポン

術者は引き寄せた金属を寄せ集め拳や武器に纏わせ強化する。

前提:マグネ系【ジツ】3以上
発動タイミング: 手番「開始フェイズ」、瞬時

このニンジャが戦闘中でジツによるダメージ軽減に成功したダメージ数が3に達していた場合、『マグネ・ウエポン』を宣言することでこの手番中、テック武器を含むあらゆる近接攻撃は『無属性ダメージボーナス+1』『近接ダイス+1』を得る。
『マグネ・ウエポン』を宣言するとカウントは0へと戻る。

☆◉磁気浮上

術者は磁力によって浮上し滑るように高速移動を行う。

前提:マグネ系【ジツ】3以上

このニンジャは、ジツ値に等しいマス数の「飛行移動」を獲得する。

★◉マグネキャプチャ

前提:マグネ系【ジツ】4以上

このニンジャは自身の手番終了後、一定のダメージ軽減成功数を条件とする効果のカウントを+1獲得する。

★◉◉タツジン:リニア・イアイドー

磁力を帯びた鞘から収めたカタナを抜刀、太刀筋見えぬ超高速のリニア・イアイ斬撃を放つ。強力な電磁力がカラテ・エンハンスを阻害してしまうため通常のエンハンスメント系ジツとの相性は悪い。

前提:【ワザマエ】7以上、マグネ系【ジツ】4以上、カタナ(標準近接武器)装備時のみ使用可能。二刀流は対象外。
効果種別:武器格闘系タツジン

このニンジャはカタナ装備時の『攻撃判定』の出目【6】成功時に『電磁属性ダメージボーナス+1』を獲得し、『集中状態』または精神力を1払うことで「カタナ」による近接攻撃時に「リーチ+1」を得る。
このスキルを持つニンジャが装備したカタナは「テック武器」種別となりタツジン以外によるエンハンスの対象外となる。また「カタナ」の装備ペナルティを無視する。
加えて、以下の戦闘スタイルを使用可能となる。

『⚫︎戦闘スタイル:リニア精密イアイ』【ワザマエ】で『攻撃判定』。1発目の『近接攻撃』に限り【6,5】でサツバツ!【6,6,5】でナムアミダブツが発生する(二発目以降は【6,6,6】でサツバツ!【6,6,6,6】でナムアミダブツ!が発生する)。
集中状態のみ『⚫︎戦闘スタイル:リニア・カマイタチ』:凝縮したカラテを納刀と同時に解放、一太刀に全てを込めたイアイは遠く離れた敵をも両断する。連続攻撃上限1。【ワザマエ】または【カラテ】で判定(難易度:【HARD】)。周囲20マス以内の1マス(視線必要)へ3ダメージ(2ダメージ+電磁1)を与える(回避:【NORMAL】)。
この特殊な「近接攻撃」は回避側からは「スリケンによる射撃」と見なされるが、『◉スリケンの見切り』による回避難易度低下は無効となる。【6,6】で『サツバツ!』【6,6,5】で『ナムアミダブツ!』が発生。

『⚫︎戦闘スタイル:リニア・サンダーボルト』【ワザマエ】で攻撃判定。二発目以降『サツバツ!』無し。自身よりイニシアチブの低い相手のみを対象とした場合「崩れ状態」と見做して攻撃し、1発目の『近接攻撃』が『回避難易度下限:HARD』となる。

汎用サイバネ:▷電磁鞘

★◉◉タツジン:リニア・イアイドーを特例として☆◉◉として扱い、【ジツ】3以上、ワザマエ7で取得可能となる。ただしこの形で取得した場合、タツジンスキルを使用するには自身手番開始フェイズごとに精神力コスト+1と【ジツ】判定NORMALを必要とする。

⚫︎【ジツ】4以上、サイバネ埋め込み数3以下:カタナによる近接攻撃に『装甲貫通1』『近接ダイス+1』を獲得する。




★◉パルス・サードアイ

電磁操作を応用した索敵能力。空気の流れや物体の位置を読み取り、より高度な使い手は他者の感情やエテルの流れすら目を使わずに悟るという。ただし集中状態で強烈な電撃を受けた場合肉体、精神へのダメージは計り知れない。

前提:【ジツ】4以上

術者は『集中状態』時、回避ダイスを+2獲得するが『⚫︎脆弱性:電磁』を獲得してしまう。また、『調査判定』時、追加でダイスを+2得る。

★◉ジンライ


イナズマの如き高速移動で翻弄し、怒涛の連続抜刀イアイを浴びせるイアイドー奥義。二の太刀以降の勢いが落ちるリニア・イアイの弱点は納刀、抜刀を繰り返すことで補われ、太刀筋見えぬ無数の斬撃が敵を切り刻む。


前提:【ワザマエ】14以上+【ニューロン】5以上+【ジツ】4以上、『★◉◉タツジン:リニア・イアイドー』
コスト:精神力2+回避ダイス2、連続使用不能
効果種別:ワザ、移動スタイル、最上位



『●移動スタイル:ジンライ』として、移動フェイズ中は『通常移動』または『★リニア・チューノリ』による飛行移動を行う。使用しなかった残り移動マス数を数えておく。この手番の「攻撃フェイズ」中に『近接攻撃』を行う場合、そのマス数までの追加移動を(それが『連続攻撃』ならば複数回に分けて)自由に行える。また「攻撃フェイズ」終了時に、残ったマス数までの追加移動を行える。
この手番の「攻撃フェイズ」中『●戦闘スタイル:リニア精密イアイ』、『●戦闘スタイル:リニア・サンダーボルト』を行う場合、複数回に分けた『近接攻撃』は全て一発目の攻撃と見做されるが、二発目以降の攻撃難易度は+1される。

●追撃:『弾き飛ばし』や『ムーンシャドウ』などの結果として敵とマスが離れ、このフェイズ中に同じ敵に追加移動による再接敵と『近接攻撃』を行った場合、その敵を一時的に『崩れ状態』とみなせる。


例:連続攻撃回数と移動距離が残っている限り、このニンジャは攻撃フェイズ中に……「攻撃」→「移動の続き」→「攻撃」→「移動の続き」……を何度でも繰り返せる。『⚫︎戦闘スタイル:リニア精密イアイ』『⚫︎戦闘スタイル:リニア・サンダーボルト』を宣言していた場合2回目以降の攻撃は難易度が+1されてしまうが、一発目と同じ効果を得る事ができる(空中制動の痛打+1、リニア精密イアイのサツバツ条件など)。

★◉マグネ・スラスター


このニンジャは引き寄せた金属を飛び石とし、反発力とカラテ推力を乗せることでその踏み込みを加速させる。

前提:【ジツ】4以上

このニンジャは手番開始フェイズに『マグネ・スラスター』を宣言すること。『マグネ・スラスター』宣言後カウント数は0へと戻る。
この手番中、ジツによるダメージ軽減成功数カウント以内の移動マス数ならば、続く攻撃フェイズで『近接攻撃』を行う場合のみ、移動していたにもかかわらず『集中状態』とみなされる。


★◉ヒサツ・ワザ:リニア・デス・カタパルト

リニア・イアイドー奥義。電磁加速がもたらす神速の刺突で串刺しにした対象に磁力を注ぎ込み、反発させ高速射出する。生きた電磁砲弾丸と化した標的は無論、巻き込まれたものも無事では済まないだろう。

種別と前提:ジツ強化、マグネの【ジツ】値4以上、『★◉◉タツジン:リニア・イアイドー』

使用タイミング:「カタナ」による『ナムアミダブツ!』
発生時
コスト:精神力2+回避ダイス2+『ナムアミダブツ!』

発動難易度:ニューロン+ジツ:HARD
効果種別:電磁、ヒサツ・ワザ

『発動判定:HARD』に成功した場合、『ナムアミダブツ!』の効果をこのヒサツ・ワザに置き換えてもよい(『回避:U-HARD』)。『発動判定』に失敗した場合、この攻撃自体が失われてしまう。回避されなかった場合、この『近接攻撃』は本来のダメージに電磁属性ダメージ+2D3』が加わり、(『装甲貫通2』)付属効果として必ず『弾き飛ばし』を与える(スキルによる『叩き伏せ』変換不可)。
弾き飛ばされた敵に通過された全てのキャラは『電磁属性ダメージ3』を受ける(『回避:UH』『装甲貫通2』)。

発動時【6,6,6】+【ジツ】値6以上:『電磁属性ダメージ3D3』に強化される。




☆マグネ・ジツ


サイコキネシスやサイバネによる磁力操作、あるいは双方のハイブリッドにより敵の飛び道具を引き寄せ無力化する。ニンジャ筋力と武器へと込められたカラテ・エンハンスが磁力を阻害してしまうため敵の近接武器を引き寄せるのは困難である。


使用タイミング:「スリケン/ナガユミ、銃撃種別の攻撃」発生時
コスト:精神力1
ターゲット:自分自身
発動難易度:ニューロン+ジツ:NORMAL
効果種別:効果継続(次の手番開始フェイズまで)

効果が継続している間、『スリケン/ナガユミ、銃撃』種別を持つ攻撃に対してのみ『ダメージ軽減1』を得る。
【ジツ】値2の場合、これに加え精神力を追加で1払う事でジツ発動中に自身のいる部屋で発生した『射撃』種別を持つ攻撃を自身が引き受けることが出来る(射線が通っていない場合も引き寄せ可能)。ジツ発動中は『拘束状態』となる。また、ジツの効果中、全てのキャラの『●弾幕発生』のルールを無効化する。
【ジツ】3の場合、『拘束状態』ではなく『崩れ状態』となる。

※マグネ・ジツのダメージ軽減成功数を条件とするジツは、全てカウント数を共有している。


★リペレイション・スリケン

使用タイミング:手番「開始フェイズ」
コスト:精神力1 または 回避ダイス2、瞬時
ターゲット:20マス以内の敵1体(隣接可、視線必要)
発動難易度:自動的に発動
効果種別:射撃、電磁属性

このジツを持つ者は、この戦闘でジツの効果発動中に軽減成功したダメージ数を、全てカウントしておくこと。
このジツにおけるカウント最大値は2であり「放出」を行った場合カウントは−3される。。また、ダメージカウントが2に達しており、かつ「☆◉マグネ・カタパルト」「☆◉マグネ・ウェポン」を所持していた場合、続く攻撃フェイズにおいてそれぞれのスキルの効果を適用することができる。
●リペレイション・スリケン放出:ターゲットに対し、電磁ダメージX+1を与える(『回避:NORMAL』)。Xの値はダメージカウントの値に等しい。


★ワイヤード・カタナ

投擲したカタナを不可視の糸、すなわち指向性の磁力で繋ぎ止める。瞬時に手元に引き戻すのは勿論、タツジンとなれば投擲軌道を自由自在にコントロールし一太刀で無数の敵を敵を斬り捨てるという。

使用タイミング:手番「攻撃フェイズ」
コスト:精神力2、1行動
ターゲット:周囲10マス以内にいる敵
発動難易度:ニューロン+ジツ:NORMAL
効果種別:射撃(マルチターゲット、時間差可

射撃判定不要。このキャラが「カタナ」「カタナ二刀流」を装備している場合磁力操作したカタナを投擲し行きと帰りでそれぞれ2回斬りつける。

この攻撃はそれぞれ1ダメージである(回避:HARD、近接武器対象のエンハンス可)。複数の敵に振り分けても、1つの敵に集中してもよい。この射撃は『視線不要』『連射2』『マルチターゲット』『時間差可』とみなされる。

⚫︎ワイアード・バズソー:二刀流装備時に使用可能。周囲10マス以内の1マスを中心とした3×3にいる敵へ1ダメージを与える(回避:NORMAL、近接武器に対するエンハンス可)。この射撃攻撃は『回転斬撃』とみなされる。

また、術者は望むならば自身の「カタナ二刀流」を「マグネ・ヌンチャク」として運用可能となる。
⚫︎マグネ・ヌンチャク

磁力で繋ぎ合わせた二対の武器を巧みに操作、ヌンチャクのように変則的な攻撃や自身の周囲を旋回させ盾とする事も可能な変幻自在の軌道を見せるが術者の高いコントロール能力を必要とする。

種別とスロット占有数:標準近接武器、二刀流、1+1スロット
所持ペナルティ: 無し
装備時ペナルティ:側転難易度+2
ダメージや基本攻撃難易度:1ダメージ、HARD、連続攻撃+1、リーチ+1

この武器は【ニューロン】で判定を行い通常の『⚫︎連続攻撃』を無視し、【ニューロン】7以上で『⚫︎連続攻撃2』13以上で『⚫︎連続攻撃3』を獲得する。「★ワイアード・カタナ」可能武器となる。

『⚫︎戦闘スタイル:防御司令』連続攻撃上限1。『サツバツ!』発生なし。次の手番まで自分が行うあらゆる『回避判定』の難易度が-1。『回避判定』に【6】を含んだ『カウンターカラテ』のダメージ2。

『⚫︎戦闘スタイル: サテライト・ソーサー』
自身を中心とし隣接した周囲2マス以内にいる敵全てへ1ダメージを与える「回避:NORMAL。」(サツバツ、痛打無し)。この攻撃はカウンター不可。エンハンスは通常どおり可能。
この攻撃は『回転斬撃』を強化するスキルの恩恵を受ける。




★マグネ・アーマー


使用タイミング:『ダメージ軽減』を持つ自らのジツの効果が解ける瞬間
コスト:精神力1、瞬時
ターゲット:自分自身
発動難易度:ニューロン+ジツ:NORMAL
効果種別:強化、効果継続

術者は「☆マグネ・ジツ」によるダメージ軽減に成功したダメージ数が4に達したタイミングで「マグネ・アーマー」を宣言することで「連続側転不能」「脚力、回避ダイス−2」「崩れ状態」となる代わりに射撃以外にも有効な「ダメージ軽減1」を得る。

⚫︎アーマーパージ:「マグネ・アーマー」の効果終了を宣言する事で【精神力】を1消費し「瞬時行動」として、隣接マスの全員に『無属性ダメージ1』を与える(回避:NORMAL)。


★リニア・チュー・ノリ


術者は自らのツルギを磁力制動によって飛翔させ、自身もその上にサーフィンめいて飛び乗るなどし、敵を切り裂きながら高速移動する。

使用タイミング:手番「移動フェイズ」
コスト:精神力1、1行動
ターゲット:自分自身(ツルギまたはカタナを装備中であること)
発動難易度:ニューロン+ジツ:HARD
効果種別:移動スタイル

術者はこの移動フェイズ中に、最大で8マスまでの『飛行移動』(『轢殺攻撃1』)を行える。これはジツによる一時的で特殊な『飛行移動』であり、『◉空中制動』を持っていなくとも、『轢殺攻撃』の効果を使用できる。また術者が移動不能状態であってもこのジツを使用でき、それが明確な拘束者を持つものであれば、術者の『拘束状態』も解除できる。『崩れ』の発生や行動難易度の上昇など、ここに記載されていない内容は全て通常の『飛行移動』と『◉空中制動』のルールに従う。

【6,6】:この移動時に『轢殺攻撃2』を得る。
【6,6,6】:最大12マスまでの『飛行移動』(『轢殺攻撃2』)となる。


★★電磁砲

引き寄せた瓦礫を弾丸とし、電磁加速させ高速で射出する。レールガンはネオサイタマにおいて技術的には完成しているがニンジャであろうと容易く携行できる代物ではなく、大型兵器に備える程の兵器を一個人が扱うことのアドバンテージは計り知れない。

使用タイミング:手番「攻撃フェイズ」、連続使用不可
コスト:精神力2、1行動、集中状態
ターゲット:20マス以内の1地点(視線必要)もしくは1方向1直線
発動難易度:ニューロン+ジツ:HARD
効果種別:射撃、電磁属性
このジツを持つ者は、この戦闘でジツの効果発動中に軽減成功したダメージ数を、全てカウントしておくこと。
このジツにおけるカウント最大値は7であり「放出」を行った場合カウントは0へと戻る。このカウントが1以上の場合、【精神力】を1消費して「電磁砲」を宣言できる。これは特殊な射撃とみなされ、隣接している敵に対しても使用可能である。

カウント数が3〜6の場合、「電磁貫通砲」としても放出できる。カウント数が7の場合のみ、「電磁機関砲」としても放出できる。Xの値はダメージカウントの値に等しい。このジツ使用後、ダメージ軽減数のカウントはリセットされる。

●電磁砲:20マス以内のターゲット1人に対して「電磁属性」「連射1」「X+D3ダメージ」の射撃を行う(回避難易度HARD)。
●電磁貫通砲:縦、横、ナナメ45度のいずれか1方向を指定し、この直線上にいる者全員に対して、「電磁属性」「X+D3ダメージ」を与える(回避難易度HARD)。射程は無限だが、壁、扉、障害物、大型のキャラ、またはマップの端に到達次第止まる。
●電磁機関砲:範囲内の敵一体に「電磁属性」「連射3」「3ダメージ」の射撃を行う(時間差可、回避難易度NORMAL)。


★★マグネ・フィスト


使用タイミング:手番「開始フェイズ」
コスト:精神力2、瞬時
発動難易度:ニューロン+ジツ:HARD
効果種別:効果継続(戦闘中)、エンハンス

術者の素手状態による『近接攻撃』は、つねに『近接攻撃ダイス+2』と『電磁属性ダメージボーナス+1』を得る。また、素手による『近接攻撃』でダメージを与えた相手へ磁気を帯びさせ「⚫︎脆弱性:電磁」を獲得させる。
このジツにより「⚫︎脆弱性:電磁」を獲得したキャラへのスリケン/ナガユミ、銃撃種別を持つ攻撃難易度は−1される。加えて、以下の戦闘スタイルとワザを獲得する。

『●戦闘スタイル:マグネ・パンチ』:『素手』装備時のみ使用可能。ターゲット敵1体固定。この近接攻撃は敵が持つ▷または▶の個数の半分に等しい近接攻撃ダイスを獲得する(最大+6)。
加えて出目【6】で『弾き飛ばし』の効果を得る。この『弾き飛ばし』のマス数はこのスタイルの効果で増加した『近接攻撃ダイス』に等しい。

回避【6】『●ワザ:カウンター・マグネ・パンチ』:この『カウンターカラテ』を回避できなかった敵は敵自身が持つ▷または▶の個数に等しいマス『弾き飛ばし』効果を受ける。




★★マグネ・スネイク

磁力で繋いだ金属の鞭を生成、のたうつ鋼の大蛇は敵を締め付け押し潰す。


使用タイミング:「手番開始フェイズ」
コスト:精神力2、瞬時
ターゲット:自分自身
発動難易度:ニューロン+ジツ:HARD
効果種別:効果継続(戦闘中)、エンハンス

術者は『無属性ダメージボーナス+1』を持つ「内蔵型」のムチを使用可能になる。また、『拘束攻撃』により相手を『拘束状態』にした場合、自分自身の『拘束状態』は『崩れ状態』に軽減される。

加えて、「マグネ・ウエポン」宣言直後に行われた『拘束攻撃』種別を持つ『近接攻撃』は『無属性ダメージボーナス+2』『リーチ+X』を得る。Xはジツによるダメージ軽減に成功したダメージ数に等しい(上限は6)。


★★マグネ・ボム


強力な磁力照射により大型車両サイズの金属をも浮かび上がらせ敵の頭上から落下させる。あるいは引き寄せた金属塊を一纏めにして射出、着弾と同時に拡散させ広範囲の敵を薙ぎ払う。

使用タイミング:手番「攻撃フェイズ」
コスト:精神力2、1行動
ターゲット:周囲20マス以内の1マス(視線不要)
発動難易度:ニューロン+ジツ:HARD
効果種別:射撃、爆発

『射撃判定』不要。このジツは、ターゲット地点を中心とした3×3マスに対して『無属性ダメージd3』を与える(回避:NORMAL)。「☆マグネ・ジツ」によるダメージ軽減に成功したダメージ数が3に達していた場合2d3を(回避:NORMAL。)6に達していた場合は3d3ダメージ(回避:HARD)を与えた後ダメージ軽減数のカウントをゼロに戻す。
また、中心点の敵がこのジツによりダメージを受けた際、磁気を帯びた金属塊に動きを阻まれ『拘束状態』となる(脱出難易度:HARD)。対象が「◉重サイバネ」種別を持つ場合は『麻痺状態』となる。【体力】/【精神力】が1以上減少した場合、そのフェイズの終わりに『拘束/麻痺』効果は終了する。

★★マグネ・タイタン

引き寄せた大量の金属は鎧の域を越え、鋼鉄の巨人と化した。鋼の巨人は無造作に腕を振り下ろすだけで装甲車をも粉砕、己の血肉に変えてしまうだろう。

前提:「マグネ・アーマー」所持
効果種別:ジツ強化

この能力を持つニンジャは、「★マグネ・アーマー」選択時、ジツによるダメージ軽減に成功したダメージ数が6以上だった場合、追加で精神力を2払い「マグネ・タイタン」の発動オプションを選択できる。その場合本来の効果に加え以下の効果を獲得する。


・『大型(2×2)』を得る。

・『⚫︎即死耐性』を得る。

・一時的に現在の【体力】が+2される。(効果終了後に−2される。)

・「マグネ・アーマー」の脚力ペナルティを無視し、更に脚力+2、『轢殺攻撃2』を得る。

・「☆◉歩く武器庫」を獲得する。

・「戦闘兵器」種別を持つ敵を『近接攻撃』で撃破した場合、敵の【体力】の半分に等しいダメージ軽減成功数カウントを得る。

⚫︎パージ・ボム:鋼の巨人を爆散させ飛び散る金属に紛れ、反発力と瓦礫を飛び石にしカラテによる推力を乗せた高速移動で不意を突くマグネ・ニンジャクランの奥義。

移動フェイズ開始時に「マグネ・タイタン」の効果解除を宣言することにより使用可能。自身を中心とした3×3マス以内にいる敵へd3ダメージ(回避:HARD)を与えた後、5マス以内の好きな地点へ出現する。続く攻撃フェイズの『近接攻撃』は一発目に『痛打+2』を、二発目以降に『痛打+1』を得る。


★★★マグネ・ストーム

磁力操作の力を過剰活性化させ小規模な嵐を発生させる。強烈な磁気と金属辺の嵐が吹き荒れる術者への迂闊な接近は手酷い代償を必要とするだろう。


使用タイミング:手番「開始フェイズ」
コスト:精神力3、瞬時
ターゲット:自分自身
発動難易度:ニューロン+ジツ:U-HARD
効果種別:効果継続(戦闘中)、特殊

ジツの継続中、術者は自身の手番終了後、一定のダメージ軽減成功数を条件とする効果のカウントを+1獲得する。また、術者に対して隣接マスから『近接攻撃』を繰り出してきた敵はそのフェイズの終わりに『近接攻撃』1発につき1ダメージを受ける(『時間差』『回避:NORMAL』、◉重サイバネ種別を持つ対象は『回避:HARD』。)これは命中したかどうかにかかわらず、敵が繰り出してきた1発の攻撃につき最大で1ダメージずつ発生し、カウンターカラテに対しても発生する。

この効果は戦闘終了まで自動継続するが、手番開始時ごとに【精神力】2の追加消費を必要とする。この維持コストを支払わなかった場合、「マグネ・ストーム」は終了する。

⚫︎集中時のみ使用可能:マグネ・ガトリング:自身の攻撃フェイズに「マグネ・ストーム」の効果終了宣言を行うことで発動可能。視線の通った敵一体へ1ダメージをX回与える(『回避:NORMAL』、最大で8』)。Xはマグネ・」ジツによるダメージ軽減に成功したダメージに等しい。マグネ・ガトリング発動後、ダメージ軽減数カウントはゼロへと戻る。



試作型カラテ円形盾【万札10】

オナタカミが開発した小型の丸盾。カラテ粒子を噴射する機構を備え、小振りなサイズからは想像もつかない強度を誇る。


種別とスロット占有数:標準近接武器、1スロット
装備時ペナルティ:側転難易度+1
所持ペナルティ:なし
ダメージや基本攻撃難易度:1ダメージ、NORMAL、サツバツ無し。

基本的には「カタナ」と見做して運用するが、『サツバツ!』は発生せず、装備時に回避ダイス+1を獲得する。


試作型カラテ円形双盾【万札10×2】

種別とスロット占有数:標準近接武器、二刀流、1+1スロット
所持ペナルティ:側転ダイス-1
装備時ペナルティ:側転難易度+2
ダメージや基本攻撃難易度:1ダメージ、HARD、連続攻撃+1、サツバツ無し。

基本的にカタナ二刀流とみなされるが『サツバツ!』は発生せず、装備時に回避ダイス+2を獲得する。

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