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雪の中での車中泊体験レポート

みなさんこんにちは
アウトドア鍼灸師のAYAKOです。

【自己紹介】

名前:AYAKO
好きなこと:スノーボード/釣り/ドライブ
拠点:大阪

現在、鍼灸整骨院やリラクゼーションサロンに勤務しながら個人で出張施術やイベントでの活動も行っています。


前回の記事では私の車中泊グッズについて紹介しました。
興味のある方はぜひ読んでみてください!


今回は車中泊グッズを積んで実際に車中泊へ行ってきました!

3/9.10に長野県白馬村に1泊2日でスノーボードに行く予定があったので、実際に車中泊をしてきました。
※事前予報では大雪予報でした。

白馬村での車中泊は年始にも経験しましたが、その時は雪もあまり降らず、特に困ることなく過ごすことができました。
今回、大雪予報の中での白馬村の車中泊は初めての経験です。

・持っているギアで果たして過ごせるのか?
・車内温度はどのくらい下がるのか?
・大雪予報の中で気をつけたこと
・車内レイアウト


実際に車中泊をしてきた感想を今回は記事にしたいと思います。
興味のある方はぜひ最後まで読んでください!



◎車内空間

車中泊ギアも必要最低限しか持っていないので、FORESTERに乗っている方、SUVに乗っている方は車内空間等参考になると思います。

FORESTER Advance SK系E型
荷室高:約884mm
荷室フロア最大幅:約1585mm
荷室フロア長(リアシートを倒した状態):約1547mm

SUBARU公式

◎車内の様子

後部座席を倒している状態
荷物を乗せた状態
ベッドマットを出した状態


私は身長154cmなのでギリギリ足を伸ばして寝ることが可能です。
車の上にボックスなどのスノーキャリアを積んでいないので、板などは車内に置いています。そのため車内空間はかなり狭く感じると思います。

車内の空間は限られているので、小さい荷物はできるだけ1つにまとめて置くようにしています。洋服や小物類は折り畳みのカゴなどにまとめて、助手席と後部座席の隙間に入れています。使わないときはコンパクトになるのでオススメです!

◎大雪予報のなかで気をつけたこと

出発する数日前までは豪雪予報が出ていたので、今回の車中泊は車内にある緊急時用の持ち物を再度確認できるいい機会になりました。

・エチケット袋
・簡易トイレ
・雪かき道具
・スコップ
・カイロ

上記のグッズは冬シーズンは常に車に積んでいます。
長距離移動が多いため、高速の渋滞で長時間動かない場合を想定して、食べ物や飲み物も多めに持っていくように気をつけています。

大雪になると道中で雪に埋もれてスタックする可能性もあるので、チェーンは必ず持っていきましょう!
今回の白馬旅でもスタックしている車や、滑って事故を起こしている車を何台もみました。
慣れない場所での雪道運転は、私も毎回怖いと感じるので、必要最低限の雪対策グッズは用意しておきましょう。

◎車内温度について

事前予報では豪雪予報でしたが、当日の降雪は予報より落ち着いていました。ただ、車を停めてから翌朝まで雪はずっと降り続き、翌朝には約30cmくらい積もっていた状態でした。

朝の車の外気温 -5度
車内温度 5度

1日中雪が降り続いていたので気温も低く、車にも雪がかぶっている状態でした。

翌朝の様子

◎1日過ごしてみて

しっかり眠れることはできましたが、明け方は寒さで起きてしまいました。
マットの上に寝袋だけでは底冷え対策ができていないなと感じ、電気毛布や断熱素材のマットなどもう少し対策が必要でした。

寝る時の服装
上:肌着→薄手の長袖→フリースorトレーナー
下:肌着→裏起毛のパンツ→ダウンパンツ
足元:靴下→フリース靴下
今回はこの服装で寝ています。

その時に応じて服を着込む、調節できるようなインナーや薄手の服等があればいいと思います。

車内にサンシェードをつける場合は、断熱素材のある厚手のサンシェードをつけると、外からの冷気はかなり軽減されるのでオススメです。
外気からと底冷え対策さえしっかりしていればある程度の雪などでも過ごせると思います。

◎今回の車中泊で感じたこと

寒さに対しての対策がもう少し必要だなと感じました。
ポータブル電源を使って電気毛布の検討や服装のレイアリング、底冷え対策など改善点がたくさん見つかった車中泊になりました。
今回はお友達と車中泊をしていたので、使用しているギアなどいろんな情報交換もできました。
雪の中での車中泊はしっかり対策していれば過ごせますが、道中の移動でのスタックや事故が心配です。
スタッドレスタイヤを履いているからといって安心ではありません。
車のチェーンや雪かき用のスコップなどは必ず持っていきましょう。


◎オススメ情報

【高速道路編】
今回は深夜割引を利用しました。

ETC深夜割引とは毎日午前0時〜午前4時の間にNEXCO3社が管理する対象区間を走行することで割引が適応されます。

大阪市内から安曇野ICまで普通車だと約10,000円前後、深夜割引を利用すると約7,000円前後になります。
休日であれば休日割引もあるので少しでも高速代を浮かしたい方は休日割引か深夜割引を利用しましょう。

✳︎途中でガソリンスタンドに寄りたいとき
高速道路上のガソリンスタンドは24時間営業ではないガソリンスタンドもあるので、事前にチェックしておきましょう!
大阪方面(名神→中央道→長野道ルート)からであれば24時間営業のガソリンスタンドがあるSA/PAは、草津PA・多賀SA・養老SA・駒ヶ岳SA・梓川SAになります。

多賀SAはサービスエリア内に大浴場と宿泊施設があるのが最大の魅力です!
大浴場のみの利用も可能なので、時間があれば多賀SAで入浴してから向かうのもいいと思います。


【道具編】
昨年、実際に大雪の日の車中泊で翌朝エンジンがかからない体験をしました。(たぶん寒さの影響でバッテリーが上がった)
近くの方に協力してもらってジャンピングスタートをすることになった時にブースターケーブルも万が一のために用意しておくことは大事だなと思いました。
また、雪道でスタックした場合、牽引ロープで他の車に助けてもらう可能性もあります。
自分は絶対に大丈夫ということはありません。
道具は車に積んでおきましょう。

✳︎タイヤチェーンについて
以前は軽自動車(2駆)で雪山に行っていました。
アイスバーンで滑ったり坂が登れなかったり、事故は起こしていないですが、怖い思いもたくさんしました。
いざ巻こうと思っていても、雪が降っている中でのチェーン装着は、普段から慣れていないとできません。私がそうでした。
チェーンの種類も金属・ゴム・布製とありますが、ゴム製チェーンは収納がかさばり、装着が少し大変なので金属チェーンをオススメします。

安曇野ICから白馬村までは1時間程度かかります。
雪の多いエリアなので除雪車が入る時間をみながら
それまでSAや安曇野ICを降りてすぐの道の駅で仮眠・休憩をしてから向かうのが安全だと思います。

白馬村は比較的しっかり除雪もされているので安全第一でスキー・スノーボードを楽しんでください!

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