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巨乳メイド(敵女)にあーんしてもらうぞ!

「料理をお持ちしました」

屋敷のメイドから歓迎を受ける草薙。

この屋敷のメイドは料理もこなす事ができるらしい。

ただ、一人で全部作っているわけではなく、それぞれのメイドが得意とする料理を作っているとの事だった。

チーズ料理が絶品だった。

「お気にめして頂けたでしょうか?」

問いかけてくるメイドに、満足した旨を伝える草薙。

「チーズがうまかった」

「お気にめして頂けたようでなによりです。チーズがお好きなのですか?」

「あぁ、普段はそのまま食べる事が多いが」

「では……そのままのチーズもご用意いたしますね」

ニコリと笑い、チーズを用意するメイド達。事前に用意していたかのように手際で、多種多様なチーズが用意された。

「お好きなチーズをお選びください」

草薙はその中で一番庶民な雰囲気があるチーズをつまんで食べた。

「うむ、うまい」

本格的に調理されたチーズ料理もうまいが、こうやってそのまま食べるチーズが性にあってる。普段、日本の量販店で200円位のチーズを食べる事が多い庶民感覚である。

メイドを見る。笑顔を浮かべているが、若干手持ちぶさたに見えない事もない。

「食べさせてくれるかね!?」
「はい、喜んで」

メイドが笑顔で答えた。

(よし、ここは……)

草薙は割とご無体な事を考える。

(あーん形式で頼もう!!)

草薙はあーん形式で頼む事にした。
無茶な男である。

草薙が頼むとメイドは――

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「承りました」

何の問題もないというように
笑顔を浮かべた。
メイドがチーズを手にとった。

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「失礼します」
メイドが笑顔を浮かべ近づいてくる。

大きな胸が目前に迫ってくる。

そして……

「❤️」

メイドがチーズを食べさせてくれる。

チーズの味が口いっぱいに広がる。
(うまい)

普段は一人でチーズを食う事が多い草薙だが、やはり誰かに食べさせてもらうチーズはうまいものである。

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ボイン。

それが巨乳メイドならなおさらである。

「良い!」

草薙は率直に言った。

「❤️」

次のメイドが草薙にチーズをあーんとする。

メイドは笑顔で会釈する。
よく調教された奉公人の典型のような整った笑顔だった。

男の心をつかむなら胃袋からという
言葉がある。

その点でこの屋敷のメイド達は相手の心を掴む事に長けているといえた。

(魅了に気を付けるか)

女の魅力で心を掴む、魅了攻撃において重要な事だ。

そして……

(いい嫁になりそうだ)

ボイン、と存在を主張するメイドのバストを見ながら、草薙はそんな事を考えていた。

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