aiaigasa

先日、家に泊まりに来たラトビア人の友人と、彼女が大好きだというアニメ『かぐや様は告らせたい』を一緒に観ていた時、相合傘にドキドキする主人公たちを藤原さん並の笑顔でニコニコと眺めながら「本当に日本では二人で一つの傘に入ることが特別なの?恋愛的に?私最初全然わからなかったよ。日本だけじゃないかな、相合傘が特別なの」って言ってた。相合傘、ヨーロッパじゃドキドキイベントじゃないらしいのだ。Is it something special to you?と尋ねられて、yeah...I guess, for us japanese, heheとふにゃふにゃした回答をしてしまった。彼女は「へーやっぱそうなのかー距離感がやっぱ日本らしいねー」笑いながら関心していた。

そういう視点でアニメを観てるのか!面白いな…と私は思った。「色々とわからない日本人の価値観」を含めて楽しんでいるのである。私には「それな!わかる!」でも、彼女の価値観では「え!そうなの!?なるほど!?」になるのだ。

彼女と一緒にアニメ観てた時間とかも楽しくて、と、彼女が帰った後も一人で観続け、気づけばシーズン1を観終わっていた。このアニメは面白い。着眼点が面白い。でも、彼女がどういう気持ちで観てるかな、一緒に観てたらどこで笑うかな、とか想像しながら観るともっと楽しい。

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