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休職中の過ごし方

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休職中に感じたこと、挑戦したこと、日々のあれこれ
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#教師

今年の振り返り

今年もあと3日となった。 退会が怖くて未だに入っている学年教員のグループLINEでは、学年主任が一言年末の挨拶をしていた。 私は、休職してから一度も学年教員のグループLINEに既読をつけていない。 読むと現場のことを思い出して精神的に辛くなるのと既読をつけることで学年の先生たちに復帰の希望を持たせてしまうことへの申し訳なさがあったからだ。 教員の待遇改善は早急にして欲しいと心から願っている。 さて、今年を振り返っていきたいと思う。 端的に言うなら激動の一年だった。そして来年

教師からの転職活動③

転職活動に一区切りついたので、これまでの転職活動を振り返っておきたい。 これまで転職活動についていくつか記事を書いてきた。 転職活動で学んだこと どんな働き方をしたいのか、自分なりの会社選びの基準をもつことが大切だと学んだ。私は、勤務内容や時間・休日の日数・通勤時間・福利厚生に着目して企業選びをした。 教師というキャリアは、同業種でなければ全くと言っていいほど意味を成さなかったのも勉強になった。それだけ教師という仕事は社会的に見て評価されていないというか、仕事内容が社会に

退職

退職願を提出したところ、すんなりと受け入れられ年度途中での退職が決定した。 管理職からは何も言われることなく、なんなら信じられないくらいのスピードで退職手続きが進むことになった。 ここまであっさりしていることに私自身とても驚いている。 所詮は学校組織の小さな歯車で代わりなんていくらでもいるということを意識させられた。 約7年の教員人生は、自分を取り巻く環境に向き合い、客観視できた貴重な時間だった。 子どもの教育に携わりながら、自分の家族を顧みることができた。 そして両親の洗

退職意思を固める

年度末での退職を考えていたが、早々に辞めることにした。 休職期間は3月末まで残ってはいるけれど、ずるずると休んでいる意味を感じなくなってきた。退職をした方が転職活動もしやすいというのもある。 これまでのnoteにも書いてきたが、教師という仕事に未練はない。 もっと働きやすい環境だったら続けていたかもしれないが、教師を取り巻く環境は決して改善されておらず、今の職場も例外ではない。 教員免許の更新制度も廃止された今、教師という仕事は教員免許さえあればいつでもできる。今の地域で教

休職して半年

休み始めた頃は夏の始まりだったのに、気づけば冬が来ていつの間にか年の瀬までも迫っている。 教師として働いていれば、夏休み過ぎたあたりから風のように12月まで来てしまうが、今年はいつもとは違った。 休職してからほとんど家から出られなくなったり、突然涙が止まらなくなったり、ベッドから起き上がれなくなったり・・・色々な身体の変化があった。 この半年間で、自分自身のこと、家族のこと、仕事のこと、これからのことをじっくり考えることができた。 教師という仕事に対して復職しようという気