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【ASP方式】水質調整剤の使い方
ASP方式で必須の水質調整剤。
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お魚の暮らしやすい環境を維持するためには、定期的に水質調整剤を添加する必要があります。
とはいうものの、こんな疑問が出てきませんか。
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パッケージの裏面を読んでも、いまいちピンとこないですよね。
お店では使っていくうちに、「この入れ方がもっとも効果的!」という感覚を掴んでいます。
この記事では
・コンディショナーを添加するタイミング
・コンディショナーの使用期限
・コンディショナーの保存方法
この3点をくわしく解説していきます。
CLC
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CLCは、水道水をお魚に安全な水に調節します。
お魚やエビ、バクテリアに有害なカルキを取り除くからです。
水道水に含まれる消毒薬のカルキ(次亜塩素酸カルシウム)は、お魚のエラを刺激して傷つけます。
たとえば、プールの水が目に入って滲みた経験はありませんか?これもカルキの影響なのですよ。
水をキレイにする、ろ過バクテリアもカルキで殺菌されてしまいます。
バクテリアとお魚を守るために、CLCでカルキを取り除きましょう。
添加するタイミング
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水槽のお水を継ぎ足すときに使います。別容器に水道水を注ぎ、CLCを添加します。
5分くらいでカルキは中和されますよ。
水温に注意する
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水槽の温度と継ぎ足す水の温度は、同じにしましょう。
なぜなら水温が大きく変わると、お魚が体調を崩してしまうからです。
ヒーターを使用していない水槽なら、カルキを取り除き、常温になるまで待ってから注ぎいれましょう。
冬に水を継ぎ足すときは、お湯で割ってあげましょう。
お湯もカルキは含まれています。
お湯割りをして用意した水にも、CLCは添加してくださいね。
使用量
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黄色のCLCは、水道水10Lに対して2mlです。
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青色のCLCは、水道水1Lに対して白いキャップ(フタ)1杯です。
使用期限
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開封後、1年を目安に使用してください。
保存状態で左右されますが、品質を保つために推奨している期間でございます。
保存方法
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冷暗所(直射日光の当たらない涼しい場所)で保存します。
品質を低下させる要因は温度差です。結露によって、成分が変質するためです。
涼しくて温度が一定になる場所に保管しましょう。
扉付きの収納ケースは、温度変化を抑えることができますよ。
収納スペースに除湿剤も設置すればバッチリです。
バイオバランス
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バイオバランスとは、水槽の掃除屋さんであるバクテリアが生きたまま入っている調整剤です。
水槽という閉鎖空間を善玉菌だけで支配するために、バイオバランスを添加していきましょう。
バクテリアは水質や水温の変化、酸素不足などで増殖できなくなったり、死んでしまったりするからです。
このような状況になると、白にごりや臭いニオイの原因になる雑菌が発生してしまいます。
バイオバランスを添加して善玉菌の優位な状態をキープしましょう。
添加するタイミング
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・あたらしいお水を継ぎ足すとき
・水換えをしたとき
新水を追加することで、水温と水質が変化するためです。
CLCを使ってカルキを取り除いたら、水道水は無菌状態じゃなくなります。
たとえばバケツに汲んだ水を何日か放置しておくと腐ります。
無菌じゃなくなった水道水に、雑菌が沸いたからです。
新水を追加するときにバイオバランスを添加すれば、雑菌の繁殖が抑えられます。
バイオバランスのバクテリアだけが活動する環境になるのですよ。
使用量
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水槽のお水10Lに対して10mlです。
継ぎ足すお水の量ではなく、水槽の全水量に対して使用します。
使用上の注意
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バクテリアが死滅してしまうと、雑菌の発生を招きます。
ですので、なるべく1年で使い切るようにしましょう。
使用期限
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開封後、1年を目安に使用してください。
保管状態で左右されますが、品質を保つために推奨している期間でございます。
保存方法
![](https://assets.st-note.com/img/1678958781908-EZMfSEGB3e.jpg?width=800)
冷暗所(直射日光の当たらない涼しい場所)で保存します。
品質を低下させる要因は温度差です。結露によって、成分が変質するためです。
涼しくて温度が一定になる場所に保管しましょう。
扉付きの収納ケースは、温度変化を抑えることができますよ。
収納スペースに除湿剤も設置すればバッチリです。
![](https://assets.st-note.com/img/1678959259176-eIoGfMqgTB.png?width=800)
気温が30℃を超える日は、バクテリアが活性化するので冷蔵庫保管も有効です。
バクテリア独特の匂いがするので、ジップロックで密封してから保管すると良いですよ。
ミネラルバランス
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ミネラルバランスとは、水草の成長に必要なミネラルをバランスよく含んだ調整剤です。
これが多かったり、あれが少なかったりすると、水草は栄養素をうまく吸収できないからです。
ミネラルとは、カルシウム、マグネシウム、カリウムのこと。
水道水からも補給されるけど、それぞれの含有量は地域によってバラバラ。
水草が吸収することで、不足してしまうミネラルもあるのです。
ミネラルバランスを添加していれば、水道水に不足しているミネラルから、水草が吸収して不足するミネラルまで補給できますよ。
添加するタイミングと使用量
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水草が多い場合(底面積の半分以上)
・1週間に1回、規定量を添加
水草が少ない場合
・2週間に1回、規定量を添加
お魚やエビだけの場合
・2週間に1回、規定量の半分を添加
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使用上の注意点
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ミネラルバランスは、多く入れすぎると水質を変化させます。
ミネラルが余った状態になると、コケが発生する原因にもなるのですよ。
規定量を守りながら使用してくださいね。
使用期限
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開封後、1年を目安に使用してください。
保管状態で左右されますが、品質を保つために推奨している期間でございます。
保存方法
![](https://assets.st-note.com/img/1679028932511-dNljVLQdz6.jpg?width=800)
冷暗所(直射日光の当たらない涼しい場所)で保存します。
品質を低下させる要因は温度差です。結露によって、成分が変質するためです。
涼しくて温度が一定になる場所に保管しましょう。
扉付きの収納ケースは、温度変化を抑えることができますよ。
収納スペースに除湿剤も設置すればバッチリです。
アルゴイージス
![](https://assets.st-note.com/img/1679029064312-wd0jNNMjYp.jpg?width=800)
アルゴイージスは、厄介なコケを抑えこみます。
水槽内で発生する「コケの原因物質」を磁石のように吸着するからです。
お魚の餌や排泄物、水道水にも微量ながら含まれる酸化物(リン酸やケイ酸)をくっつけます。
コケも生き物だから、栄養(酸化物)がなくなれば、生えてこれなくなるのですよ。
コケのない水槽は、ガラスの透明度が高くなります。魚たちもよく見えるようになります。
水槽を眺めるのが、たのしくなりますよ。
添加するタイミング
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10日に1回、規定量を添加
1~2週間前後で継ぎ足しを行っている場合
・お水を継ぎ足すときに規定量を添加
お水を換えた場合
・換えた分の水量に対して、規定量を添加
たとえば、10Lの換水を行ったときは、アルゴイージスを10ml添加します
使用上の注意点
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ウィローモス、リシア、マツモなど、葉っぱしかない種類は、成長が悪くなったり、枯れたりする場合があります。
上手な使い方
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アルゴイージスは、リン酸を吸着します。
リン酸は、厄介なコケの栄養源として指摘されるものの、水草の必須栄養素でもあります。
ですから、水草が多い状態でアルゴイージスを添加していると、リンが足りなくなることもあるのですよ。
リン酸が飽和状態になるパターンは、お魚が多い水槽です。
なぜかというと、お魚の餌と排泄物の量が増えるからです。
アクアリウムにおけるリン酸の供給源は、液体肥料などの調整剤か、お魚の餌と排泄物です。
お魚が多い水槽は、餌の量も増えるし、リン酸が多くなりがちなのですよ。
使用期限
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開封後、1年を目安に使用してください。
保存状態で左右されますが、品質を保つために推奨している期間でございます。
保存方法
![](https://assets.st-note.com/img/1679029984468-ZdSqffTGd4.jpg?width=800)
冷暗所(直射日光の当たらない涼しい場所)で保存します。
品質を低下させる要因は温度差です。結露によって、成分が変質するためです。
涼しくて温度が一定になる場所に保管しましょう。
扉付きの収納ケースは、温度変化を抑えることができますよ。
収納スペースに除湿剤も設置すればバッチリです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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