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『RIZIN15』翌日、“バカサバイバー”を直撃!「ビアグタン騒動の真相」

 去る4月21日、横浜アリーナにて開催された『RIZIN15』。今年最初の『RIZIN』でもあり那須川天心、堀口恭司のツートップをはじめRENAや朝倉未来なども参戦。数多くの激闘が繰り広げられた。これを受けていつものように“バカサバイバー”を直撃! 盟友でもある北岡悟に対する心境から、天心の相手となったフリッツ・ビアグタンを巡る騒動の真相にも迫る!(聞き手◉“Show”大谷泰顕)

以下、今回の記事の一部を紹介

・北岡悟の敗因
・『RIZIN』と『ベラトール』、二つの価値観の共有は是か非か
・ビアグタン騒動の真相(1)
・ビアグタン騒動の真相(2)
・RENAとGACKTの存在感
・ご意見番・高田延彦と朝倉兄×矢地戦
・今後の『RIZIN』と今後の川尻達也

・北岡悟の敗因

――“バカサバイバー”、ようやく2019年の『RIZIN』が開幕しましたよ!
青木 今年なってから初めて?
――ですね。試合の映像は観ました?
青木 ネット上にあるものはざっくりと。
――一番気になった試合は?
青木 やっぱり北岡悟になっちゃいますよね。
――盟友ですしね。
青木 勝てた試合だけに悔しいですね。
――確かに惜しかった。敗因はなんだったんでしょうかね?
青木 いくつかあると思うんですよ。
――いくつか?
青木 一番の敗因は、勝負どころを見誤ったってことじゃないかな。簡単に言うと、運がなかった。
――運がなかった?
青木 ブレイクのタイミングにしても、レフェリーのストップのタイミングにしてもそうだし。(対戦相手のホベルト・サトシ・ソウザは)思ったよりも強くなかったのにね。
――それは“バカサバイバー”から観て思ったよりも強くなかったっていうことですか?
青木 いや、(北岡を含む)僕らから観て。
――ブラジリアン柔術世界選手権4度優勝のグラップラーとはいえ?
青木 思ったより(強くなかった)。
――試合前、noteの記事で、“バカサバイバー”は「案外、グラップラー同士の試合は、寝技にならない場合がある」ようなことを書いていましたけど、実際、そんな試合になりましたね。
青木 北岡は、もっと総合格闘家として自信を持ってやればよかったと思うけどなあ。
――自信を持ってというと?
青木 もっと自分を信じてよかったですけどね。
――信じる?
青木 要はグラップリングにしろスタンディングにしろ、普通に対応して行けば勝っていたと思いますけどね。
――なるほど。
青木 打撃でいくならガッツリ行ってほしかったし、グラップリングで行くならちゃんと組んでほしかったですけどね。だから、ちょっとしたボタンのかけ違いじゃないかな。
――そこまで落ち込む内容ではない?
青木 年齢的に言えば、アスリートとしての力は落ちていくのはしょうがないですけど、表現者としての存在感は落ちていないというか、増しているかもしれない。
――その見方はある気がしますね。
青木 だからまた、仕事の依頼はあるし、また(『RIZIN』に)呼ばれると思いますよ。
――試合後に本人と連絡は取りました?
青木 とにかく辞めないと。これから頑張るよって。

『RIZIN』と『ベラトール』、二つの価値観の共有は是か非か

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