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塩試合オブザイヤー。師走に飛び込んできました。

11月29日金曜日から九州出張にきております。
セミナーを計5本にプロレス1試合を4泊5日でこなす日程を組みました。明らかに強行スケジュールです。最初はプロレスの依頼で12月1日の1試合だけだったのですが、その前後に広島のセミナーを入れたらいいなと思ってブッキングしていたところ、プロレス前に北九州でもセミナーが入った図です。

旅するように働いてます。どうだ羨ましいだろう。

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ただこれがしんどかったりします。慣れない土地での生活は刺激があるけれども疲労の回復は遅れます。仕事以外は極力気を使いたくないので、大会、セミナー主催の方との食事も打ち上げを入れて2度にしてもらいました。それ以外は好きにさせてもらったりと自由にさせてもらっていました。人と話すときはコンディション整えてキレッキレで話したいじゃないですか。

まあそれはそれとして。旅行記も兼ねてここまで感じて学んだことを記していきましょうか。食も含めてね。

 福岡は出汁。うどんが美味しい。

福岡に来ると必ず食べるものは「うどん」です。水炊き、ラーメン、もつ鍋をあげる声もあるかと思うのですが、うどんです。出汁が美味しくて、どこのうどん屋さんに入ってもそれなりに美味しいです。麺の固さにこだわりがある方もいるのですが、僕は柔らかいうどんも好きです。

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透明な汁のうどんが好き。あとは出汁が本当に美味しいので、福岡に来たらうどんをお勧めします。ちなみに出汁はお土産としても喜ばれるので僕はよく買っていきます。

小倉の肉うどんは肉体労働の味だった。

大会の打ち上げで薦められた「肉うどん」は汁が黒くて、牛すじがたくさん投げ込まれたうどんでした。これは好みだとは思うのですが、僕はつゆが透明なうどんの方が好きです。味が濃いのは炭鉱の町だった影響もあるのかなと。まあ僕も肉体労働者であるし、本来は味の濃いものを求めるのだろうけど、そこらへんは左側の格闘ドカタなんですよね。

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セミナーと技術とジム運営。

セミナーをさせていただいたのは黒崎駅の真横にあるg-face。パラエストラにいらっしゃった原田選手が設立したジムです。何度か練習で一緒になったことはあるのですが、親交があったわけでもなく、練習モードの青木が無礼働いてたら申し訳ないなーと思っていたのですが、いい感じで迎えてくださって感謝であります。

地方の格闘技レベルは選手単位で考えると、トップ選手もいてそこまでの差はないのですが、絶対数が少ないので練習が満足にできない苦労はあるようです。それはどこに行っても聞く話であるし、だからこそトレーニングに時間を割いたりと独自の練習環境を確立する選手もいるので、これは工夫次第ではありますが、より考えることが要求される環境です。

技術に関しては地方で教えるのも東京で教えるのもそこまでの差はないです。考えている選手は考えているし、地方で完全に仕上がっている質問が飛んでくることもあるし、技術さはそこ前ないと思います。ただ知らないことがあったり、トレンドを終えていない部分はあると思うので、それをセミナーで補填すれば地方での問題はないのかなと感じました。

ジム運営を考えたときに指導者のアップデートが行われているのかいないのかは大きな問題だなと感じました。アップデートが行われないと会員さんは離れていくので、指導者としても常に最新のものを学んでいかなければいけないのは東京も地方も一緒なのだなと感じました。ただ地方の場合は意識が下がると置いていかれる要素が強いのでしょう。

地方大会の豊かさと課題を見た。

僕は地方のローカル大会が好きです。安定した運営の格闘技団体はクオリティは高いのですが、何が起きるかわからないドキドキは少ないです。地方大会って想像を飛び越えるようなものを見せてくれることがあるじゃないですか。

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選手のガウン率が高いし、金の刺繍が多いし、選手の彼女は小悪魔アゲハ(休刊したんだっけ!?)に出てくるよう娘だし、選手入場でノボリとか出てくるし、話題が尽きないです。たまにとんでもない才能が埋もれてることもあって、見ていて飽きないのです。古着を選ぶような感覚なんですかね。古着って中古品にしか思えないけどさ。

地方で村のヒーローになるのはあり。

その土地のヒーローになるのはありだと思っています。それを高いレベルでやっているのが住村竜一郎選手で、彼は淡路島のスポーツ親善大使で地元の企業に応援されて地域を背負って闘っています。東京で練習をしてるし、緻密に考えられたキャリアだと僕は思っています。

地方大会でスターになって、その土地で応援されていけば、生計を立てるのは可能だろうなと感じたし、下手に東京に出て夢破れるよりはいいのではないかな。ただがむしゃらに頑張ればいいとは僕は思いません。戦略的にね。

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地方大会の課題。僕は知識で解決すると思う。

地方大会でやっていても上がり目はないのだと思います。冷静に考えて、放送もなく。ただ試合をして、その戦績がデータサイトに載るかもわからない大会で勝利を積み上げたところで、先には繋がってのは普通に考えればわかるはずです。

ではどうやって上がっていくのか。

それはどこを目指すか、何が欲しいかによると思うし、それによってやり方は違ってきますが、個人でも十分にできるはずです。今は考えを整理して、調べればすぐにわかります。選手がプロモーターに頭下げている姿はなんか辛く感じてしまったなあ。自分で切り開くことが容易な時代だよ。だから考えて知識をつけよう。

さてお待ちかねの塩試合オブザイヤーのお話をしようか。
お待たせしました。お待たせしすぎたかもしれません。

塩試合オブザイヤー。いや。歴代一位だ。

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