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明日はパンクラス。さらっと見所書いたよ。

パンクラス6月大会。

解説のお仕事を頂いたので選手の下調べをしました。下調べ=見所になってしまうので、これを表に出さないのは勿体無いので記事にします。今大会はいいカードが揃ってるので、調べていても楽しみになってくる大会です。

メイン ナザレノ対ISAO 

ISAO選手が1年ぶりの復帰戦。前回が松嶋さんの反則のヒザ蹴りで負傷反則勝ち。ISAO選手の完成度は高いし、パンクラスフェザー級の日本勢では一段抜けている存在だと思っています。

対するナザレノ選手も日本人にしっかりと勝っているし、PFLで階級が一個下とはいえども、マルコロウロに勝利しているのは大きいです。来日のタイミングで14kgの減量とのことですが、それが吉と出るか凶と出るか。

小川対マモル

マモル選手はもうすぐ42歳。ムエタイを軸にした独特のスタイルを確立している。指導力にも定評があって、日本人のトップ選手もマモル選手に師事しているあたりから、理論がある選手です。ただ最近はジャッジに評価されない不運に見舞われることもあって、ジャッジは選手の技術をしっかりと見てほしいところではあります。ジャッジに泣かされることをよく見ます。

小川さんは勢いとパンチが軸の選手で今風の選手です。当然のように勢いで攻めていくだろうから、マモル選手のやりたいことと相反します。この試合は勢いと戦略技術の試合になるのではないかと見ています。ズバリ押し切ったほうが勝機を掴むはずです。

田村対摩島 

田村選手は空手スタイルの打撃を取り入れてからすっかりストライカーになっています。元々はグランドが強い選手なので、結果的にオールラウンダーになった印象です。前回の中島戦は田村選手の勝ちでもいいと思った試合なので、チャンピオンナザレノ以外には負けていないことになります。

摩島選手は中国のレベルでチャンピオンになったのですが、ホドルフォマルケスデニスに勝っているのが大きいと思うのです。ホドルフォはノバユニオンの選手でテイクダウンディフェンスに長けていて、評判が高かった選手なので、それを極めているのはものすごいことだと思うんですよね。田村選手とのマッチアップは妥当だと思うし、パンクラスのマッチアップのセンスは素晴らしい。

郷野対近藤

もうなんともいえないカードで、これがどう見えるかは人それぞれなんじゃないかなと思います。なんともいえない。ただ年齢を重ねてやっているから偉いとも思わないし、思ってほしくないと思います。それだけかな。

春日井たけし

春日井選手はUFCに行っていない日本フライ級メンバーの中で一番強かったと思うのです。階級をバンタムにしても変わらないと思うし、春日井選手が入ることでパンクラスバンタムは動くのではないかと予想します。

格闘代理戦争ファミリー

前田さん、葛西さん、関原さんと格闘代理戦争でお世話になった方々が試合をします。本当に頑張って!全力で応援する!!格闘代理戦争でお世話になった方々は頑張ってほしい気持ちが強いのです。番組のその後も豊かであってほしい。



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