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36歳になりました。

36歳になりました。
楽しく生きています。皆さまありがとう。


36歳になったからなんだという話もないし、誕生日を祝う習慣も、誕生日をイベントにされるほどの大物でもないので、淡々と過ごしていきます。そもそも誕生日を祝われるのって子供の時くらいだったと思うし、自分の親が誕生日を祝われていた記憶がないです。淡々と過ごします。

36歳をファイターとして迎えていることはある程度の想像はしていたのだけれども、今のような状態で続けているとは思っていませんでした。明日の飯に困るような状況も想像はしていたし、それを家族の支えで乗り越える的なテレビ格闘技によくある光景も想像はしていました。それが蓋を開けたら、独りで36歳を迎えて、それなりに競技面や仕事面は形になっているっていうんだから人生はわからないです。

若いときは30代中盤に漠然とした不安がありました。どうなっていくのかわからないと不安になったし、やっていける自信もなかったし、孤立して死んでく恐怖が漠然とありました。その防衛策としての家族だったのかもしれないと思ったりもします。だって寂しいじゃないですか。

36歳めちゃくちゃ楽しい。


やりたいこともできるようになるし、ある程度の失敗と経験を繰り返しているので対応力も増す、好きなことを好きなようにやることができるのです。そりゃあ上手くいかなかったり、苦しいこともあるけれど、それすらもエンターテイメントで楽しいです。

今が楽しいのは何年か前の取り組みのおかげだ。

今が楽しいのは20代の時にしっかりやっていたからだと思うし、何年か前の取り組みがあったからだと思っています。矢沢永吉が「20代を必死に頑張った奴が30代のパスポートを得れる」とインタビューで語っていたのだけれども、その通りなのです。今を懸命にやれば40代のパスポートが得れるし、今が楽しいのは昔の取り組みのおかげ。だからこそ日々をコツコツやっていくことが大事なんだよね。

仲間ができる。今が人生で一番応援されてる。

年齢を重ねると仲間ができる。新卒で入社したときは皆が一斉スタートです。マラソンに例えると団子状態で、皆が一緒の状態です。それがこの年齢になると業種は違えど、情熱の温度や形が一緒の人間が集うようになるし、抱える悩みは志が近い仲間としか話せなくなったりします。だから友達ではなく、同志が集うし、その応援は力になります。仲間ができたことが僕の一番の強みだと思っています。

さて。36歳どうしていこうか。

まずは選手活動。
これに関しては青木真也が考える「プロ格闘技」ができるところまではやりきろうと考えています。自分の可能性を残さずに終わる。可能性を使い切ることをテーマに上げているのですが、かっこよく終わるのではなく、もうダメだと思うところまでやります。それがここまでやってきた責任だと思っています。全うしろよと。

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