技術は数じゃなくて深さだよねって話。

2月ももうすぐ後半。変わらず動いています。

僕は技が好きです。それもシンプルな技が好き。
バックチョーク、ギロチン、腕十字。パスガードにテイクダウン。

誰もが知っている技術を演者の腕を通過して出る。
本当に同じ技術かと思うほどに演者の腕が出る。

料理に例えるならばレシピで作ってもできるものは違う。
唄に例えれば曲が一緒でも歌手が違えば違う。
野球でもサッカーでも同じことが言えるでしょう。

関節技に話を戻すと技の完成度がポイントであると思う。
どうしても知っていることが大切にされて、技集めの要素が多い傾向があります。技を知っていれば極まらないことはあっても、自分がかける側では完成度が明暗を分けると考えている。高さのない広さは迷惑なだけだ。

時間をかけて考え、練習で何度も練ってを繰り返す。

セミナーは本来本物の技術に触れる場所で知らない技を教えてもらう場所ではない気がしています。本物を体験する時間だと思うのです。その人がどんな歴史で技を作って来たのか。そんなことを考えならば技をみると深いものになるはず。技って味わうものだよね。

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