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教則動画公開 絶対に倒せる片足タックル


インターネットの普及で新聞テレビラジオから距離ができて、受動的に情報を得る時代から能動的に情報を得る時代になりました。そのおかげでいいこともたくさんあるけれど、能動的に好き好んだ情報を取得するが故に偏りは生まれるし、偶然の「出会い」や「発見」は少なくなったと感じています。

テレビもラジオも新聞も自分が欲していない情報も幕の内弁当的に盛り付けられて入ってくるのが大事だと僕は思っていて、偏りを減らしていく意味では受動的に情報を得るのもまた大事な気がしています。右寄りな人は右寄りな情報を自ら取得して偏っていくし、左寄りな人は左寄りな情報を自ら取得して偏っていくのは多々ある話なので、右も左もそれなりに盛り付けられている受動的な情報を浴びるのもまた大事な気が最近はしています。

これは格闘技にも当てはまると思っていて、ある程度上達するとクラスには出ずにスパーリングに重きを置くようになって、偏りが生まれて成長が頭打ちになるケースは多々あります。クラスで何をやるかは指導する先生のカリキュラムで決まります。プライベートレッスンと違う点は指導する先生のカリキュラムに合わせることで、受動的に技術が入ってくるので能動的に自分で技術を選ぶのと違って、偏りがなくなるところが重要なところだと思います。

僕の場合はクラスを受ける機会は立場上皆無に近いのですが、能動的に技術を得にいくが故に偏りを強く感じていて、少しでも偏りを無くそうと試合を通しで見て気になった技術を入れていったり、練習の中で調整をかけようとは試みますが、ここまでの積み上げと環境で偏りを修正するのは難業です。僕の場合は偏りが個性となって独自の技術体系が出来上がってはいますが、これから成長しようとするフェイズの方には満遍なくクラスを受けて成長していくことをお薦めします。徹底的に個性を無くした先にそれでも出てきてしまうのが個性だとも言えますから、まずは徹底して基本をやって個性を消すことをお薦めします。まあそれはそれとして。


教則映像を購入していただく方は能動的に技術を学びにきてくださっている方々です。自ら向上しようとする姿勢には敬意を持ちます。向上心から早く上達しようと自分が気になるところを確認しようとする気持ちもわかります。ただ最初から最後まで通しで一度見て頂くことを僕はお薦めしています。「教則映像」として起承転結でパッケージとしての「作品」としてもありますが、一度受動的に技術を入れることで自分の偏りを理解して、技術の偏りがなくなるはずです。

今回、公開させていただいたのは「片足タックル」です。ケージ際の片足タックルはMMAの必須科目です。攻撃も防御も両方必要ではあるのですが、打撃が得意な選手はどうしてもディフェンスだけとなってしまいますが、攻撃を覚えることで防御も身につくので受動的にまずはやってみることをお薦めしています。ちなみにレスリングの基本を教わったのはEVOLVEでチームクエストからきたレスリングコーチヒースシムズに教わったのですが、これも彼が言うことを1から飛ばさずに教わったが故に身についたところがあります。これもいいところだけをやろうと教わったら身に付かなかった技術だと思っております。

内容に関しては「教則映像」ですので、見て頂ければ伝わりますので、文章で説明するような野暮はよしておきます。以下に7月13日発売のリンクも貼っておきますのでよろしくお願いします。

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