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試合1週間前の現況とここまでの取り組み。

試合1週間前になりました。今の気持ちを書きます。


試合決定前からここまで気持ちの揺れ動きは当然のようにあって、その中でもファミリーに支えられて、ここまで辿り着くことができました。試合決定前からずっと「舐めんなよ」と思っていて、試合が決定しても様々なことに対して、この気持ちを持ってやっています。本当に舐めんなよだし、これを書いている朝も小競り合いがあって、それなりにはムカつけているので、闘う人間の感度としては仕上がっています。ありがとう。

試合を迎えるにあたっては練習だけではないです。
ファイターは練習をして仕上げることが仕事だけれども、それは当たり前の話であって、いかに物語を作るかはもちろんのこと、それを伝える作業をしていくのが仕事です。取材を仕込んだり、映像でいかに伝えていくかを考え仕込んでやってきました。これは僕だけの思いでできることではなく、皆の協力があってのことなので本当に感謝しています。

仲間がいる。友達がいる。同志がいる。

GOの三浦さんは「青木真也と一緒に闘います」の言葉に嘘がなく、今回もPR活動の協力をしてくれたし、Abemaの北野さんは試合前の大量プロモーションでもわかるように協力をしてくれました。本当に感謝しているし、その想いに報いるように必死でやらなければいけない。死んでも返す気でいるし、死ぬ気でやるし、死ぬ気でやれるのは彼らの思いがあるからなのです。

ファイターは一人では闘えません。


一人では死ぬ気で闘えないのです。死ぬ気で向き合って、死ぬ気で支える人間がいるから死ぬ気で闘えます。本気で死んでいいと思っているし、いつ格闘技を辞めてもいいと思っています。格闘技をやめる=死ぬことだから、いつ死んでもいいと思っている。ケンドーカシンが試合後のこのコメントがオレが仕事をする上での覚悟の一つになっているのです。

「オレはプロレス界に必要な人間じゃないし、いつ辞めたっていい。潰すか潰されるかそれだけだ。いつでもやってやる。ギブアップでやってやる。」

いつ辞めたっていいし、いつ死んだっていい。
それくらい今を懸命にいきているし、悔いなきように生きています。だからこそ適当に仕事する人間とは関わりたくないし、うんこ食ってろと思うし、同じレベルの覚悟をオレは要求します。それでダメならダメで仕方がないし、縁がなかっただけだと思ってる。

オレは覚悟を持った仲間がいるから闘えるし、強く育ててくれるその仲間たちを愛している。おかげさまで今回も仕上がりました。ありがとう。大会当日はそれに報いる試合を見せる。仕事のお礼は仕事で。

今回の仕上がりは良好だ。

今回の仕上がりは良好だと思います。ケガもなく、やりすぎによる不調もほぼないに近いです。いつもだったら首にきたり、肘にきたりするのだけれども、今回は腰が張ったくらいでほぼないに等しい状態です。

今回の練習はやりすぎないことを大事にしたし、土日はオフにするなど休養をしっかりと入れるように調整しました。35歳を超えて注意するのはコンディションを壊すことであって、練習量で上積を狙うことではないのです。練習量に自信を担保しようとしたときに生じるリスクの大きさは若い時とは比べものにならないのです。すぐに怪我をするし、回復に要する時間が若い時と比べて倍以上はかかります。

年齢によって練習は変わらないといけないとは思うのだけれども、やらないことが大事なのでも、やることが大事でもなく、塩梅が大切であり、適切な量を適切な形でしっかりとやることが大切なのです。努力は適切にやらないと平気で裏切りますからね。

練習方法について思うこと。想像力を大切。

練習に関しては打撃の練習と組み技の練習をコツコツとやっています。
これも今のMMAファイターにしては珍しい作り方だと思います。MMAスパーを入れたりだとか、ガチのスパーリングを組み込む選手が多いとは思うのですが、僕は打撃はミット打ちとマスのスパーで距離感と感覚を磨くようにしています。それはダメージが少ないからです。練習では極力ダメージを負わないようにしています。だって練習で殴られて消耗していったら意味がないじゃないですか。替えの利かない消耗品だし、選手を長く続けようとしたら、練習での本気のスパーは避けたほうがいいです。

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青木真也 shinya aoki

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格闘技選手をしています。青木真也です。
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