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7月13日 「ケージレスリングの基本」教則発売

柔術界の石田三成との呼び声高い竹浦正起さん率いるBJJLABから、「ケージレスリングの基本」の教則映像を7月13日に発売させて頂くことになりました。竹浦正起さんは石田三成ではなく、明智光秀だ!との声もある一定の方面から聞こえてこなくもないですが、それに関しては本項とは関係のない話ですので、深くは言及しません。BAMFのケージは使いやすかったです。まあそれはそれとして。

ケージレスリングの攻防技術はMMAで試合を優位に進めるために必須科目になっているのですが、ケージレスリングを体系化して教えられる指導者も選手も日本国内においては現状は出てきていません。もちろんケージレスリングの教則映像も存在しないので、ケージレスリングは口伝と練習でやっていく中でなんとなく「習うより慣れろ」のものになっています。


ケージレスリングはケージのない平面でやるオリンピックレスリングとは技術体系が異なっていて、オリンピックレスリングの強豪でもケージレスリングの攻防では思ったようにいかない場面を多々見ます。ケージを使ったテイクダウンとケージを使ったテイクダウンディフェンスの攻防は僕が得意にしていて、20年以上のMMA経験の中で積み上げてきた技術の基本の軸となる部分を今回の教則映像で伝えて、必ずや染み込むものに作り込んでおります。今回の教則映像では試合を優位に進める上で大切な加点の仕方を踏まえた上で作り込んでいるので、試合で勝ちたい選手は持ってこいの教則映像に仕上がっております。もちろん選手を勝たせたい指導者にも最適の内容です。

自分の昔の試合を出すのは恥ずかしい気持ちもあるのですが、2018年1月のマラットガフロフとの試合はケージレスリングのテクニックが散りばめられた試合になっていて、今回の教則映像の信用信頼と価値を担保してくれるはずです。タックルから四つの攻防にスイッチまで全ての局面が詰まっている教則映像としてはいい試合だと思うので貼り付けておきます。今回の教則映像は2024年になって6年間の上積みを踏まえての教則映像です。


流行りの上積みの技術を売上を目指してやるというよりかは基本技術を丁寧に伝えて「これがあれば後は自分でできる」ようになるような教則映像を作ることを心掛けました。MMAの競技者だけでなく、ファンとして観戦する方にも技術を理解することができるので、今後試合を見て楽しむ上で役立つのではないかと思います。青木真也の解説の名物となっている「予言解説」はケージレスリングの原理原則が頭に入っているからこそなので、今回の教則映像によって青木真也要らずの日が訪れる日も近いのではないでしょうか。

7月13日の発売日までに毎週1テクニックの動画先出をしていきます。初回は両足タックルの基本技術です。1丁目1番地の肝の技術を初回無料公開するのもなかなかな勇気だとは思うのですが、今回の教則映像に対する僕達の自信とケージレスリングの認知がまだ追いついていないが故の無料公開です。まずはご覧いただいて、その上で価値を見極めて納得して頂けた上でお願いいたします。

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