日本貸し借り銀行の基本でありつつハイレベルな「貸を押し付けてくる技術」
親方株的に免許制ではないかと思われているほどにメンツが変わらない上に与太者の率が高い格闘技マスコミの中で、待望のニィーフェイスかつ人当たりの良さで存在感を示しつつあるエンカウントの島田記者なのですが、僕が野村駿太さんの試合前の記事をお願いしたところ、試合後の記事までカバーしてくれて「貸を押し付けてくる」日本貸し借り銀行の基本ムーブでありつつ、ハイレベルな攻めに感動しました。
青木真也としたことがやられちまった感で、遠征先の名古屋で朝メシに食べた「千寿の天むす」が一転悔しさに変わった次第です。嬉しい悲鳴ではあるのですが、予期せぬところで素晴らしいムーブをされると心地良い悔しさを感じるものです。貸せるなら貸せるだけ貸せは「仕事に基本」ですが、貸し借りの概念を持って仕事をできていること自体がドライな御時世では希少種になりつつあるので、貸し借りの概念を持つだけで大きなアドバンテージを得られると僕は思います。
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