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自分の可能性を使い切る。これができないことの怖さが一番だ。

あと1ヶ月で36歳を迎えます。

同じ83年組のフォラヤンおじさん。

36歳まで格闘技選手をしているとは思ってはいたけれども、まさかこのような形でいまだに第一線でできているとは思わなかったし、様々な仕事に展開できているとは思っていませんでした。路頭に迷う戦力外通告的なドラマを演じている予定ではあったので、その点では頑張れていると思います。

さて36歳を前に試合を短いスパンでします。

この短いスパンで試合をする理由はいくつかあります。
その中でかなりの部分を占めるのが、この理由です。


自分の可能性を使わないことが怖い

自分の可能性を使いきれないことへの怖さがあります。若い時は感じなかったのですが、自分の体力が客観的に見て下がる年齢を迎えたところで、このまま自分の可能性を使いきれないで終わることが怖いと感じるようになりました。

試合を選んで行った方が経済的にはいいのかもしれないのだけれども、それよりもいたずらに時間を使ってしまって、自分の可能性を使い切る時間がなくなる方が怖いです。

今しかできないことがあるし、間違いなく45歳の自分のパフォーマンスは今よりも落ちていると思います。

青木真也はまだまだ伸びると思うし、自分が考える可能性を使いきれば、選手として、表現者として高みに登ることができると思っています。だからこそ、焦りがあるし、自分自身に対して、イラツキもあります。何やってんだよ。青木真也。


比較対象は自分自身である

いつからか他人と比べることをしなくなったように思います。DREAM時代は川尻、石田と競わされていたし、横にいた北岡悟に負けたくない気持ちも強かったです。試合をするしないではなく、比較対象としてよく言えば切磋琢磨していたし、悪く言えば人と比べていました。

いつからか比較対象は自分自身になって、今の自分よりも向上させようと思うようになりました。きっかけは何かはわからないのですが、自然と自分自身との闘いに突入していったように思います。

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