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那須川堀口の試合を前に、どうしたら乗れるのか考えてみた。

日曜日は那須川堀口だ。世紀の一戦は言い過ぎにしても、平成最後の国内ビックマッチであることは確かなのに何故か乗れていない。

試合を控える僕は熱狂できない理由を自分の試合にすることもできる。
でも自分の試合関係なく乗れていないのを僕は知っている。

昔から祭り事に乗れないタイプだ。ハロウィンには乗れないし、ワールドカップにも乗れない。客観視して見てしまうせいか熱狂できない。乗れる側になりたいという話ではなく、何も考えずに乗れたら幸せが多い人生だと思う。客観視できることは時に自分を苦しめる。

僕も全てのことに乗れないわけではない。
自分の試合には過剰に熱狂するし、自分が世界で一番イケてると思っている。自分の試合は当たり前として練習仲間であっても、それなりに熱狂できる。

そうなの。自分のことならば乗れるし、自分が関わったことならば熱狂できる。そう。当事者になることがポイントだと思うのだ。どれだけ当事者になれるのか。

どうしたら当事者になれるのか。
練習パートナーになるのは難しいじゃないですか。ファン目線では。

当事者になるといえばギャンブルが挙げられる。自分のお金を賭ければ自分ごとになる。関係のないはずの競走馬に絶叫できるおじさんを見れば一目瞭然だ。ただ格闘技にはギャンブルがない。少なくともこの国の公な部分では。

シャツを買うとか、クラウドファンディングに乗るとか、サロンに入るとか、チケットを買うでも、その選手に賭けることになるので熱狂が増すでしょう。要はどれだけ当事者になったかの話だと思っています。

さて、我々選手はどうしたらいいのか。自分の試合で熱狂してほしいじゃないですか。できるだけ深く、温度が高く熱狂してほしい。僕の場合は狂って応援してくれる人が数人いればいいとさえ最近は思ってるくらいだ。幸いなことに何人か青き狂いで青木想いが存在する。ありがとう。

選手ができることは簡単だ。

応援できるものを作ること。

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