蓮ノ空に狂って3回金沢に行った話(1回目)【蓮ノ空舞台巡礼】
はじめに
はてなブログならやってたんですが、蓮ノ空公式がnoteを指定してきたのでアカウント作りました。
プロローグ
1回目に金沢に行った際のはてなブログの記事はこちらにまとめてありますが、noteでの #蓮ノ空舞台巡礼 の投稿の応募にあたり内容を蓮ノ空にスポットを当てて再編集して綴っていきます。
てかもたもたしてたら104期始まってもた!104期生の新入部員入ってきてもた!怒涛の供給が始まること間違いなしなのでさっさと執筆したかったのですが、お披露目配信直後から0から9999億みたいな情報量だったので駄目でした。既に104期の脳になりかけてますが頑張って綴っていきます。
まず蓮ノ空を知ったのは昨年12月の異次元フェス。そこからリンクラをダウンロードしてWith×MEETSのアーカイブや活動記録を見てズブズブに蓮沼に落ちていきます。まあその辺のお話は #蓮ノ空感想文 のほうの記事に詳しく綴ることにしましょう。期間的に多分無理。
少し話が飛んで蓮ノ空にハマるきっかけとなった村野さやかさんの誕生日が1月13日なんですが、これが異次元フェスでも共演したアイドルマスターシンデレラガールズのユニットツアー石川公演の日なんですね。奇跡です。まあ自分はチケットを持ってなかったのですが、金沢から少し離れた能美市にある手取フィッシュランドという遊園地が、ライブに合わせて担当と推しユニットとタイアップキャンペーンを行うということなので、金沢に行く理由しかないじゃないですか。
そして金沢に行かなくてはならない大事な理由がもう一つあります。
3月の北陸新幹線が金沢から敦賀までの延伸開業、そしてそれに伴う北陸へ向かう在来線特急の廃止(正確には敦賀までの短縮)です。個人的な鉄道趣味の中でも北陸特急は特に惹かれるものがあったのですが、100年以上続く蓮ノ空女学院の歴史の中にもこの北陸特急が関わっていないとは思えません。今回はその歴史の一端に触れることを目的としつつも、蓮ノ空を知ってから初めての金沢、そしてさやかの誕生日当日の金沢ということで非常に期待値が高いのでありました。
…が、元日に能登半島地震が起こったことは知っての通り。デレマスのライブもギリギリまで開催の可能性に賭けていたようですが、あえなく延期となります。余震の可能性もあり、キャストの安全確保もあるのでこればかりは仕方ないです。
ただ、被害の大きかった能登方面を除き新幹線や在来線は再開、金沢市内は兼六園や金沢城などで一部崩落等あったものの、日常生活はほぼ問題なくなって、寧ろ近江町市場などでは人が少なくて困っている様子でした。さらにシンデレラガールズのライブに合わせてタイアップキャンペーンを行っている手取フィッシュランドは営業を再開、キャンペーンはライブ中止となっても予定通り行われていたため、「行こう」と決意します。
1日目
名古屋発着のフリー切符を使うために関東から高速バスで一旦名古屋へ出てから、飛騨、富山周りで金沢へ。この時は金沢で降りず、"特急街道"といわれるほど特急が多い北陸本線を撮りに、特急しらさぎ号で一旦南下します。
蓮ノ空は芸術に秀でており、各地から生徒が集まってくるようですが、東海や関西地方から入学や帰省の際に使う人がいるとすれば、103期生が金沢まで在来線特急を使える最後の代になるのでしょう。現実と同じ時間が進んでいくコンテンツだからこそ、こういう想像も掻き立てられます。
ちなみに104期生には敦賀出身の徒町小鈴さんがおり、ほぼ確実で北陸新幹線の新規開業区間を使って金沢入りしていることでしょう。花帆も長野から新幹線でしたね。
この日は県境付近で北陸特急を撮った後に夕方に金沢に降り立ちました。北鉄金沢駅のある地下に展示してあるリンクラのポスターとキャスト6名のサインを見た後、駅前の金沢フォーラス5階にある蓮ノ空ゲーマーズ(現在の金沢ゲーマーズ)へ向かいます。聖地金沢にここまで蓮ノ空に特化したタイアップショップがあることに衝撃を受けたとともに、職場のラブライバーの先輩やフォロワーが何度も沼津に足を運ぶ理由が何となくわかった気がしました。ちなみにレシートを見ると、この日は蓮ノ空ウォーターとさやのTシャツを買っていたようです。
この日の夕食は、エムザ地下のキッチンユキさんにてカレーを頂きます。"金沢カレー"といわれてるものはこの時が初めてでした。外は雨が降っており寒かったので、カレーがごぞーろっぴーに沁み渡ります(ルリ並感)。
カードイラストで見たことある場所が徒歩圏内だったので、百万石通りを歩いて香林坊方面へ。ここはめぐルリが歩いていた場所ですね。イルミネーションもしっかり点灯しておられました。
2日目(村野さやか誕生日当日)
さや誕の当日となりました。この日はさやにゆかりのある場所を中心にいくつかカードイラストや背景になった場所を回っていきます。最初は近江町市場です。初めて来たのですが、普段の写真と比べると明らかに人が少なく、活動記録のようなガヤガヤした様子とも程遠い閑散ぶりでした。市場内の様子はよく見れましたが流石に寂しさがありましたね…。
バスの1日券を購入し、まずは金沢城方面へ。喫茶ハスノソラの特訓前で綴理がランニングしていた紺屋坂です。
その次に何気なく撮った金沢城石川門付近を写した1枚。この10日ほど後まさにこの場所が蓮ノ空歌留多の瑠璃乃の特訓前のモデルの場所となって出てきて驚きました。
石川門の下にある百間堀緑地。喫茶ハスノソラ特訓前の瑠璃乃のカードで瑠璃乃たちが朝練をしていた場所です。あれ、瑠璃乃多いな…?
バス停の屋根の下で撮った1枚。北陸らしく雨も降っており、雨宿りしてるとTragic Dropsを思い起こさせます。
次に来たのは三大茶屋街のうちの一つの主計町茶屋街。これで「かずえまち」は流石に初見じゃ読めませんって。活動記録のDOLLCHESTRAの回でつづさやが会話してましたね。
そのまま歩いて浅野川を渡りもう一つの茶屋街のひがし茶屋街へ。ここは特に有名ですね。1年生組(当時)が竜胆祭のビラ配りをしてたのがここです。
そしてこの日一番来たかった健民スポレクプラザへ。ここに関してはもう説明の必要はないでしょう。
フロントの方も蓮ノ空のことは存じているどころか寧ろこちら側の人っぽくて、異次元からの蓮っ子であることを伝えると「既に中に何名かいらっしゃいますよ!」とのこと。
「折角なので滑っていきませんか??」と勧められたので、良い機会なので靴を借りて滑ることに。小学生の頃に日光で何度か滑って以来なので、ほぼ10年ぶりのスケートでした。数えられるくらいしかやってなかったのでちゃんとやれるか不安でしたが、滑り出してしまえばめっちゃ楽しく夢中で滑ってました。何よりこの日にこうしてこの場所で滑れたのですからね。リンクを滑りながらそんな感傷に浸ることも出来ました。
スポレクプラザを出ると降っていた雨が雪に変わっており、既に辺り一面真っ白。氷青色を司るさやかとのシンパシーを感じます。
バスで近江町市場まで戻ると、ライブ現地のはずだったオタクとそもそもチケットないのに何故かいるオタクと合流。何だかんだみんな北陸が好きなんです。
やってきたのは金沢おでんのお店いっぷくやさん。ここも説明不要ですね。
おでんの具は2回頼みましたが、赤巻きや車麩、バイ貝といった金沢おでん特有の具材は外せません。出汁がしみっしみの車麩は美味でした。個人的にふかしの弾力ある歯応えがクセになりました。
日本酒は半分飲んだところで出汁割りも出来ました。これがまた良いんですわ。
おでんの後はもう1人と合流し、東出珈琲店にてコーヒーブレイク。With×MEETSでさやかがお勧めしていたプリンは売り切れ。プリンを確実に頂くなら午前中が良いようです。コーヒーの種類がたくさんあったので、この時は店名が冠されている東出ブレンドをチョイス。
コーヒーを飲みながら小一時間雑談した後は、蓮ノ空ゲーマーズへ。昨日の時点で準備中だった祭壇が完成形になっておられました。この日に来ることが出来てよかったです。
この時まだ蓮ノ空を知って日が浅かったこともあり、グッズの類はほぼ持っていなかったので、折角なのでここで昨日のTシャツに続きこの日はキーホルダー等を購入。
そろそろお腹も空いて…きてはないですが夕食どきではあるので、蓮ノ空ゲーマーズの上の階にあるもりもり寿司で夕食とします。ブリやガスエビといった北陸地方の新鮮な海の幸を頂きました。
さや誕Meetsは時間が合わずホテルまでバス移動しながら視聴。
このコンテンツの特徴として、リアルタイムでストーリーが進んでいくのでスクールアイドルのみんなも誕生日に年を重ねていく、ということがあります。15歳から16歳になった当日に祝えるのは嬉しさ半分、卒業していってしまうという事実もあるので寂しさ半分でもありますね。
今日集まった知り合いで同じホテルをとっていたので、購入したり持ってきたりしたものを並べて16歳のさやかに乾杯。と言いつつ今日人が集まったのが本来の理由ともあってデレマス要素も多め。セルフ異次元フェス状態ですが、それもそのはずまだ異次元フェスから1ヶ月ですからね。まだあの日の東京ドームに残されてる人も多いはず。現に残されたために蓮ノ空の沼に落ちて戻れなくなり金沢にも来ているので…。
3日目
1月14日は早めにホテルを出て金沢から電車で3駅先の松任駅へ。この駅の近くには、ダイヤ改正に伴い閉所となる金沢総合車両所松任本所(旧国鉄松任工場)があります。北陸本線の歴史と切っても切り離せない縁のある名門工場でしたが、新幹線開業に伴う北陸本線の三セク移管により、その役目を終える運びとなりました。
余談ですが、リンクラ弊サークル『松任工場を偲ぶ会』では、サークルメンバーを募集しています。蓮ノ空の舞台である金沢を走った車両を整備してきた上記松任工場の長年に渡る活躍を称えることを主目的(??)としてますが、根本的にメンバーが少ないので誰でも歓迎です。ID:V8PE7XEWX
松任駅前からバスと徒歩でやってきたのは徳光海岸。8月度Fes×LIVEの会場であり、蓮ノ空1stアルバム『夏めきペイン』のジャケットの地です。冬なので勿論誰もいない…かと思いきや同じ目的の方もいてびっくり。
12月にもみらくらぱーく!が訪れてた場所ですが、フォトスポットはこの時期近くまで寄れないよう立ち入りは制限されており、海も荒れており、何より寒く、思い出のあの場所とは別の場所だと言うのも無理ないです。
とは言いつつジャケットと写真はちゃんと撮りました。そのために来たんですから。
冬でも切り取れば"ばえーん"と鳴けるような写真は撮れる徳光海岸ですが、少し振り向けばルリ好みの荒れ模様。人は他に2人ほどいましたが。しかも地元民ではなく同じ目的の好き好きクラブ。
徳光海岸を後にしてバスを乗り継ぎ、バスの中で知り合いと合流しやってきたのは能美市にある手取フィッシュランド。今回はデレマスとコラボということでやってきましたが、ここは石川県で唯一の遊園地です。つまり蓮女生が一番気軽に行ける遊園地がここになります。
ここ、園内に入るだけなら入園無料で、アトラクションに乗るには売り場で購入したチケットで乗るシステムとなっています。
野郎2人だったのでこの時はアトラクションには乗りませんでしたが、次に数人で来た時には急上昇して急展開、急下降して急旋回を体感したいところ。
石川県唯一の遊園地とはいえ、雰囲気は地方スーパーのゲームコーナーを大きくしたような感じ。全体的にレトロ感漂う場所ですが、この時はデレマスコラボ中なので、そんな雰囲気の中で園内BGMでデレマス楽曲がひたすらかかっているのが何ともシュールでした。6月の延期公演に合わせて再びコラボが決まっているということで、またこのシュールな光景が見られそうです。
ちなみにここは遊園地なので、Holiday∞Holiday要素と某千葉の遊園地に喧嘩を売りに勝負を挑んだみらくらぱーく!の要素もありますが、何故「手取フィッシュランド」というのか?それもそのはず、ここのルーツは「手取釣堀センター」という釣り堀であり、その後ペットショップと遊園地が加わり、現在の形態となったようです。つまり釣りも出来るので瑠璃乃もニッコリであり、ペットショップで熱帯魚も眺められるので、綴理や小鈴にも嬉しいスポットです。ちなみに屋内にはゲームセンターもあり、遊園地なので当然フードコートもあります。同じ敷地内には北陸地方のラーメンチェーンである8番ラーメンもあるので、飯には困りません。
石川県唯一の遊園地という存在でありながら、その成り立ちと施設内容にも特徴があります。
蓮ノ空とのコラボにも期待していいですかね?
手取フィッシュランドの後は金沢市内に戻り、何故か東京から大阪経由で日帰りで来たオタクと近江町市場で合流。その後は橋場町バス停付近まで歩いた後、ひがし茶屋街や兼六園の方に行くということですぐ別れ、自分含め2人はある場所へ向かいます。
バスと徒歩で向かったのは卯辰山公園みはらし台。この旅行で夕方までいる日ではこの日だけ晴れ予報だったので、ここに行くのはこの日と目星をつけていました。
ティザービジュアルほぼそのままの最高の光景が広がっていました。ちなみに朝はもっと雪が残っており、昼間に来た方がベンチに雪だるまを6つ作っていったそうで、ベンチの雪はその名残だそう。
この日の6日ほど前に活動記録15話が更新されたばかりだった上に前日がさやかの誕生日だったので、この時の卯辰山にはたくさんの蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさんがいらしていました。前日に健民スポレクプラザにいた人、いっぷくやで出会った人、徳光海岸で出会った人もその中におり、今回の旅で色々な場所で出会った人が最後に好条件の卯辰山で一堂に会するという素敵な出来事でした。
日も沈んだので、下山を開始。足がキツいので次来る時は流石に歩きはやめることにします。
山を降りてやってきたのは前日以来のひがし茶屋街。昼間とは全く違う趣を魅せるこの場所は、主計町茶屋街とともに『眩耀夜行』の世界観を味わうことが出来ました。この時は酒を飲み過ぎた同行者の面倒をみながらだったので写真を撮るくらいでしたが、ここを眩耀夜行を聴きながら歩くとさぞ楽曲の世界に浸れることでしょう。
夕食はグリルオーツカさんでハントンライスを頂きました。この後3回金沢には行ってますが、ハントンライスはこれっきりしか食べれてません。そろそろまた食べたいです。
ちなみにこの時はまだせーはす未履修。年末の北陸大会までにようやく活動記録が追いついて10月以降のWith×MEETSを進めてる最中だったので…。
この日は歩き疲れたので、夕食の後はすぐホテルへ。疲れたけど充実感は半端ないです。
4日目(最終日)
この日は昼に金沢を発つしらさぎ号で名古屋へ向かうため、金沢滞在は午前中のみ。前日の疲れで動き出しは遅かったですが、出来る限り案件は回収していきます。
朝食は東出珈琲店にて少し遅めのモーニング。トーストと念願だったプリンを頂きました。2回目だったのでコーヒーは数ある中から深煎りのイタリアンをチョイス。プリンの甘さに合う苦さでした。
次にバスでやってきたのは石川県立図書館。この日は月曜のため休館日でしたが、月末の1月度Fes×LIVEの会場がここのため、来ておきたかった場所です。この時は図書館のどこでやるんだ…?って感じでしたが、まさか館内配置を変えて行うとは…。しかも偶然なのかFes×LIVE1週間前から終了の翌週まで臨時休館だったため、当日や前日に入館することは出来ず、「Fes×LIVEのための準備だったのでは?」と言われてましたね。11月度Fes×LIVEの雨のタイミングと言い、実在性があまりにも高過ぎませんか…?
最後に来たのは蓮ノ空ゲーマーズ。結果的に4日間のうち3日はここに訪れました。2月までの出店なので出来る限り来ておきたかったので…。
祭壇はまだあったので生誕祭DAY2です。
出発の時間がやってきてしまったので、チャチャっとフリーパスを使いしらさぎの指定席を予約しようとするも思ったより混んでたので、自由席にすることに。意外に空いてたのでよかったです。
この旅のもう一つの主目的である北陸特急の乗り納めを蓮ノ空の舞台巡りとともに行うことが出来てよかったです。次に金沢に来る時はサンダーバードもしらさぎもいないと考えると寂しさがあります。
名古屋に到着。とはいっても帰るのは関東なのでまだ道中ですが。冒頭でも書いた通り名古屋発着のフリー切符なので、行きも帰りも必ず名古屋経由です。しらさぎの到着から東京行きの高速バスまで時間があったので、先に名古屋に着いていたオタクと名古屋を拠点としてるオタクと合流し、地下鉄で栄まで出て中京名物のスガキヤや石川県の名古屋観光物産案内所に寄り道。さっきまで金沢にいたのに名古屋で石川を感じるのは違和感です。
この日は月曜ということで、バスの車内でWith×MEETSをリアタイしつつ東京に到着。この日はさやラジの花帆ゲスト回ということで、初期を思い出すどこか懐かしい感じがしました。「お前まだこの時追って1ヶ月だろ?」って思った方は正常です。配信も活動記録も全部追うと1ヶ月でもこうなっちゃうんです。許してください。
関東に帰ってほどなくして、金沢はもう一度行きたいけど次行く時にはもう北陸特急には乗れない…でもまだ諦めきれない…とか思い始めてしまい、そんな時にある切符の発売が発表されます。
↓第2回に続く↓
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