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「我々は有吉を訴える」がみたすぎて

娘って、困る。

春休みで家に帰ってる娘。家に無事にいる。無事ってどゆこと?なぜ、無事か?

何も無かったからである。そう。何もなく帰っているから、無事に、いる。何かあってもおかしくなかった、娘の今回の帰宅を残しておこう。

娘が帰ってくるその日。電話せんでも起きるやろ、、と思っていた。イヤ、思うだろ?思うよね?思わせて!                  だけど、娘は寝坊した。寝坊しやがった。。   

東京ー京都を10500円で帰れる格安プラン。支払いはカードのみ。はい。払いますよ。だって、帰ってくるからねー。でも、乗れなかった。乗らなかった。。ちくしょーー!バカ娘!何やってんねん!

叫んだよね。。

でも、言うても、しゃーない。。バイト代を前日に貰っていた娘に「今回はアンタがあかんかったわ。どうにかして帰ってきね。時間調べて、切符買ってすぐ乗りね。」と、伝えました。泣きながら、めずらしく「とーたんに謝っといて、、」と反省してたから、大丈夫かと思ってた。。思うよね。。

あいつはそんなじゃなかった。。。

あいつ、そんなんじゃなかった。。。

数時間が経った頃、電話がかかってきた。

「今、名古屋。、、、どうしよ。うーん、いおっかな。。うーん、、」

「なんやの?どしたん?」

「ここまで、ヒッチハイクしてきた」

「!!!???うぇーー?!何しとん!はー?どっからどうしたん?!」

「ヒッチハイクの聖地から。」

ヒッチハイクの聖地、、、なんやねん。。

「電車乗れんくて、マジで焦って、電車の時間も調べたけど、お金出してもろたのに悪いと思って、いろいろ調べたら、ヒッチハイクって出てきて」

出てきてって、あんた、そんなんヒョイヒョイ出てくるもんちゃうし。

「そんで海老名までって最初は言ったんやけど、名古屋まで行くって話してたら、乗せてくれたわ。」

「どうやって言うたん?」

「聖地でいろいろ車みてたら、京都ナンバーが一台だけあったし、その人に言ったわ。」

「どんな人よ?男?女?」

「男の人。」

「はーーーー?!何しとんよ。何かあったらどうすん?」など、など、後は想像しやすい会話が娘とあった訳で。何も無かったから笑ってしまった。で、「スゲーな!よう、やったわ」で、終わった。

その後、それを父にも言いかけたらしいが、ブチ切れて電話切られた、と言ってきたので、男の人じゃなくて女の人って事にしようと、傷つけない為の裏工作。

名古屋の友達のとこに泊まり、次の日、バイト代で京都まで。

そんなこんなで、無事に帰宅した娘はもう東京。

ヒッチハイクで行ったろかな?!なんて気にはなれないっス。

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