【MIL】McCutchenと契約
日本時間3/15(火)、ブルワーズはPHIからFAとなっていたAndrew McCutchenと契約締結したと発表されました。
年俸や契約年数は現時点では明らかにされてませんが、単年契約と見られています。(追記)
日本時間3/16(水)深夜、1年$8.5MMと発表されました。
昨年のMcCutchen
3年契約の最終年だったMcCutchenは144試合に出場し、.222/.334/.444、HR27本、打点80、wRC+107とまずまずな数字を残しました(むろん契約に見合ってるとは言えません)。守備では135試合でLFを守り、OAA=-5、DRS=-7。21年オフに球団オプションを破棄されFAとなりました。
見ての通り多くの指標で青みを帯びてますが、BB%は14.0%と高い選球眼を誇り、さらにSprint Speedは上位10%と34歳のベテランとなった今でも足は健在です。
予想される起用法
McCutchenはDHメインになるとみられます。外野はYelich、Cain、Renfroeで埋まっていますし、ベンチにはTaylorが控えている。加えて、そもそもMcCutchenの守備力が主力の3人に比べて低い。彼が守備につく機会はYelichの休養日に限られてくるでしょう。
また、今後の補強次第ではプラトーン起用になると見られます。
サンプルサイズは小さいですが、それでも対左では生まれ変わったかのような数字を残しています。今後左打者の長距離ヒッターを獲得した場合、McCutchenと併用されるでしょう(とか書いてたらVogelbachがPITへ……)。あるいはTellezと併用されるかもしれません(その時の1BはHiura?)。
所感
正直、この獲得には微妙な気持ちです。MILの最優先事項"パワーヒッター獲得"という点はまぁ満たしていますが、"第4の外野手獲得"といわれると怪しい。守備力はかなり低いし35歳となかなかの年齢。一方で、今冬から始まる調停祭りに備える必要もあります。ここで若い外野手と大型契約を結んではならないという見方もできます。
いろいろ思うことはありますが、要は長期的に見て、投手力の維持と打撃力の向上、どっちを優先するかってことでしょう。McCutchenとの単年契約から、球団は前者を優先していると見られます。そうなればあとは、Burnes契約延長とYelich復活に期待するしかありませんな。
今回は以上です。
さいごまでありがとうございました。
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