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【MIL】まるっとお見通し【祝2年連続地区優勝】

ブルワーズ担当のあなんです。

先週ブルワーズは一番乗りで地区優勝を決めました。


地区優勝の要因などいろいろ語っていきたいところですが、今季は全然リアルタイムで試合を観れなかったので難しい。


ということで、今回の優勝おめでとうnoteでは、開幕前予想の答え合わせをしていきます。

命題は

「チーム編成が2018年と似ているから優勝できる」

予想通り優勝は果たしましたが、成績はどうだったでしょうか。


開幕前の分析では、

①イニング消化を最優先事項とする30代が先発の軸
②リーグトップクラスのブルペン
③リーグ平均"よりは"高い得点力
④強固なディフェンス

この4点を根拠に優勝予想しました。
それぞれ18年と比較して見ていきましょう。


①先発

まず先発登板数上位3人の成績を比較。

左:2018年 右:2024年
イニング数はそのまま足し算したため、
端数が狂っています。

いずれの年もfWARはリーグ下位で投球回数はNL9位。上位ローテの稼働率と貢献度はほぼ一致しています。


また、年齢層も2018年と非常に近い。
先発登板数上位5人の平均年齢は、2018年が30.4歳に対し今季は29.2歳。TDLで獲った先発2人も29歳と31歳でした。


②リリーフ

fangraphsより

いずれの年も防御率はリーグトップクラス。投球回数は18年より上回っていますが、前半戦にオープナー戦術を多用したためであり、シーズン通しての稼働量に差はないといってよいでしょう。


③打線

今季は1試合の平均得点こそ上位に位置していますが、wRC+をはじめとした各指標はリーグ平均程度、あるいはそれ以下にとどまっています。


④ディフェンス

各ポジションのDRSとDef指標がこちら。

fangraphsより

こちらもほぼ一致。両年とも外野セカンドが際立って傑出しています。昨年はチームゴールドグラブ賞を受賞しましたが、今季は特にセンセーショナルなプレーも目立ちました。


○ まとめ

はい、2018年とそっくり。
そりゃ地区優勝します。

フロントの思惑なんてまるっとお見通しですわ。

各メディア、見る目なし。


優勝おめでとう!!!


サムネ


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