2022 若駒ステークス 全頭診断

若駒ステークスに注目の素質馬が出走のため、全頭チェックしてみました。

レース概要

出走馬

(外)エンタングルメント

過去レース:
 前走は距離が足りなかったが、ここは相手が強すぎると思う。前走から成長があれば。
調教過程:
 CWと坂路併用で、中4週でかなり入念に乗り込まれていて、前走よりも状態上がっていそう。1F13秒以下の追切がCW×3、坂路×2(最終追切前)
追切評価:
 1週前追切は栗東CWで、6ハロン78.8、L2ハロンが11.6-11.5の加速ラップとかなり優秀。最終追切がどうかを確認したい。
 ⇒最終追切は流す程度なのは1週前で仕上がっているということだろう。併せ馬でメンタル面でも問題はなさそう。

クラウンドマジック

過去レース:
 スタート出ても加速できない。中京のコーナーも回れず、直線すぐにバテるんじゃないか。
調教過程:
 CWと坂路併用で、中2週半なのでそれほど乗り込まれていないが、前走叩いての効果はありそう。1F13秒以下の追切がCW×1、坂路×1(最終追切前)
追切評価:
 1週前追切は栗東CWで、6ハロン81.2、L2ハロンが11.5-11.8と最後失速しているが、前走よりは状態上がってきていそう。

グランディア

過去レース:
 スタートは前走出遅れているが、多分問題ない出遅れだと思う。中京がベストっぽくて、直線ヨーイドンになると分が悪いタイプか。ある程度ペースが流れて、インから早め先頭で押し切る展開が良さそう。ただ、外から切れる脚使われると差されそうな気がする。
調教過程:
 中1週半。CWメインで調整運動程度。1F13秒以下の追切がCW×1(最終追切前)
追切評価:
 1週前追切は1/16(日)に栗東CWで軽い一追いのみで、6ハロン91.1、L2ハロンが12.8-12.1と前走の出来を維持しているかどうかといったところか。(前走1週前はL2ハロン11.8-11.7)
⇒最終追切は馬なりで終いだけ併せにいく形で、L11.2をさらっと叩き出すあたり、調子はキープ出来ていそう。コントロールも効いていて、問題なさそう。

(外)ジャスパーグレイト

過去レース:
 ダート路線からの参戦のため参考外。
調教過程:
 坂路メインの調整で、中1週のため軽めの調整。
追切評価:
 1週前追切なし

ナニハサテオキ ⇒若竹賞へ

過去レース:
 スタート課題で今回も後ろからになるはず。前走ロンスパ戦を外回してコーナー回ったところでバテてしまった。苦しい。
調教過程:
 割愛します
追切評価:
 割愛します

メイショウラナキラ

過去レース:
 スタートは多分大丈夫な馬。かなり幼いところが目立ったが、4角で前の馬の間を割って大楽勝。タイムはかなり平凡なので、ここでどこまで通用するか様子見。
調教過程:
 中6週。CWと坂路併用でかなり入念に乗り込まれていて、前走よりも状態上がっていそう。1F13秒以下の追切がCW×3、坂路×1(最終追切前)
追切評価:
 1週前追切は栗東CWで、6ハロン80.3、L2ハロンが11.8-12.0とまずまずの負荷。最終追切がどうかを確認したい。
⇒最終追切は馬なりで古馬OP馬に先着は、調子の良さを表していると思います。新馬線で見せた幼さは見られず、集中して走れていることからも、パフォーマンスを上げてくることは間違いないと思います。

リアド

過去レース:
 出遅れの心配はなさそう。東京・阪神の2,000くらいがベストな感じの走りでしょうか。計測上スローペース表記になっていますが、決して温いペースのレースではなく、そこから更に中団から上りを使って圧勝。残り200m切って坂の途中で右手前に変えて、もう一段伸びを見せたことからも、距離は伸びても問題なさそう。バネ感のある走りで、中京でも問題なさそう。
調教過程:
 3ヶ月の休み明け。12/23(金)からCWと坂路併用でしっかり乗り込まれていたが、捻挫の噂?があり、一週前追切がびっしり追われていない。1/16(日)に坂路で一追いあったようだが、時計からは特に特筆する点はない。1F13秒以下の追切がCW×2、坂路×3(最終追切前)
追切評価:
 最終追切でどうかを確認したい。
⇒この馬勝ちます。並走状態から右手前に替えてからのストライドの伸びがエグいです。左回りの今回、前走以上のパフォーマンスを見せてくれると思います。

リューベック

過去レース:
 スタートは出遅れの危険ありの馬。前走は直線前が開かない不利があり不発。前が開いていれば、3~4着くらいはあったと思う。またスタート前に立ち上がり出負けするなど、まともな精神状態ではなかったと思われる。新馬線では後半加速ラップを刻んで最後後続を突き放しており、ここでも通用する能力は備えている。
調教過程:
 4か月半の休み明け。12/3(金)からCWと坂路併用でしっかり乗り込まれていて、休み明けながらも仕上がっていそう。1F13秒以下の追切がCW×3、坂路×1(最終追切前)ですべてが加速ラップ。出走馬の中で一番順調だと思われる。
追切評価:
 1週前追切は栗東CWで、6ハロン84.4、L2ハロンが11.6-11.2の加速ラップと優秀。最終追切がどうかを確認したい。
⇒一見タイムが出ていて評価したくなりますが、幼さが出てしまっていて、集中力を欠いた走りになっています。あまりいい追い切りではないです。

レヴァンジル ⇒回避

過去レース:
 スタートはまずまず良い方。未勝利戦でサンストックトン押さえての勝利は価値がある。サンストックトンは位置取りと大外ブン回しで京成杯7着だったが、直線はしっかり伸びてきており、これと互角ならば、十分通用する。また、前走+18キロで調教師も絞り切れていない発言もあったので、休み明け叩いた効果も期待できるのではないかと思う。
調教過程:
 中1週半。坂路での調整運動のみ。1F13秒以下の追切なし(最終追切前)
追切評価:
 最終追切もおそらく強くは追ってこないと思うので、前走叩いた効果がどうかだけ。

予想

最終追い切りのチェックがまだですが、これはもうグランディアとリアドで硬いでしょう。
ただこれだと馬券妙味が全くないので、当日のパドックを見てみて、エンタングルメントとメイショウラナキラの状態が良さそうであれば、グランディアからのワイドを狙うかもしれません。(おそらくリアドの方が人気すると思うので)
これも妙味なさそうであれば、見ですね。

一応現時点で印打つなら、
◎リアド
○グランディア
▲リューベック
△レヴァンジル
☆エンタングルメント
☆メイショウラナキラ
こんな感じですかね。

評価

最終追い切り評価を各馬の追切評価欄に追記(⇒以降)

最終追い切りを見た結果、リアドとメイショウラナキラの評価UP、リューベックは評価DOWN。これはリアドが突き抜けると思います。2、3着をグランディアとメイショウラナキラで争うと予想します。レヴァンジルは評価していなかったので、回避が残念です。

◎リアド
○グランディア
▲メイショウラナキラ
△エンタングルメント

買い目

3連単 ◎ ⇒ ○ ⇔ ▲△

当日の変更

リアド、グランディア2頭絡みのオッズ妙味がなさすぎですね。
リアドは確勝級だと思いますが、グランディアは疑ってもいいと思っていて、個別の評価としても買いた通り、少頭数なこともあり流れ的にスローからの切れ味勝負になると、メイショウラナキラ、エンタングルメントよりも部が悪いと思います。ということで、以下に変更して少額で遊びます。

◎リアド
○メイショウラナキラ
▲エンタングルメント

◎-○▲ 馬連各0.1k、ワイド0.4k
◎-○▲ 馬連各0.5k

回顧

結果的にリューベックの強さを見いだせていなかったことが一番の敗因。

過去レース:
 スタートは出遅れの危険ありの馬。前走は直線前が開かない不利があり不発。前が開いていれば、3~4着くらいはあったと思う。またスタート前に立ち上がり出負けするなど、まともな精神状態ではなかったと思われる。新馬線では後半加速ラップを刻んで最後後続を突き放しており、ここでも通用する能力は備えている。

フェアリーで買ったライラックと同じく、前走精神的に上手く走れなかった馬の巻き返し。

それを除けば2、3着馬に対して馬連のみで勝負しての敗戦ですし、上記を次に繋げていきたいですね。

以上


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