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宝塚記念 2023 メモ

コース形状上4F戦になりやすく、4角先頭から押し切れる持続性能を必要とするコース。

過去の良馬場開催のL5Fラップ
2022 タイトルホルダー 11.9-11.7-12.0-12.1-12.1
2021 クロノジェネシス 12.3-11.4-11.6-11.6-11.3
2019 リスグラシュー  12.0-11.5-11.4-11.8-12.1
2015 ラブリーデイ   12.3-11.5-11.6-11.5-11.9

この2年前有利なのは変則開催だったから。通常開催に戻って開催8日目の阪神ならば、差し有利。というイメージは否定。それは馬場が渋ったら、の話。リスグラシューの年は良馬場開催で、キセキが淀みないペースで逃げて、前残り決着。変則開催関係なく、開催進んでも路盤が硬く早い時計も出るし、4角先頭の先行馬が強い。

イクイノックス
ダービーは4.5F高速持続戦、天皇賞秋は3F瞬発力戦、有馬記念はスタミナ持続戦、ドバイはギアチェンジ戦。今回は4F戦なら不安はない。競馬はオッズゲームなので、オッズ見て個人で判断して買う買わ判断です。私は防御馬券のみ買います。
有馬  11.8-11.9-11.8-11.8-11.8
ドバイ 12.0-12.0-11.7-11.1-11.7

ジャスティンパレス
能力高い。操縦性と立ち回りの上手さ、直線入り口での加速力の高さが武器で、安定感高い。4F戦の11秒ミドル戦に滅法強く、前目のポジションから加速・持続両立した4Fラップを刻める事が強み。イクイノックス倒すならこの馬しか居ないと思う。

神戸新 12.1-11.7-11.6-11.3-11.4
菊花賞 11.8-12.0-12.1-12.2-12.2
阪大  12.0-11.5-11.5-11.3-11.4
春天  12.0-12.1-11.9-11.6-11.6

阪大では神戸新聞杯よりも早い4Fでまとめており、距離が伸びても足が溜まればラスト使える脚に差がないところが強みなので、距離短縮はプラス要素ではないが、春天の序盤タフなレースでラスト11.6-11.6を刻める能力はあのメンバーでは抜けていた。ディープボンドとの勝負付けは済んでいる。

ジェラルディーナ
阪神内回り2200への適正は道悪なら抜群に向くが、良馬場だと怪しい。コーナーで外を回しても耐えられる持続性能とパワーが武器で、中山での好走は頷ける。トップスピードはこのレベルに入ると劣る上、スタートの不安定さと序盤の追走力は課題。ポジション後方になってしまうだろうことを考えると、強力な先行、好位差し馬を力差でねじ伏せられるほどの力はないので、それらの馬がバテるような展開待ちとなる。距離ロス承知でゴシゴシ押していくレースに持ち込める騎手との相性が高そう。後半に11秒台後半が並ぶラップを得意としており、中山外回りがベスト。

ヴェラアズール
折り合い難とコーナーリングが課題の馬。長い直線で馬群の中で闘志を燃やして突き抜けてくるJCはベストレース。フラットなトラックバイアスと長い直線コースで狙いたい。阪神内回りで持ち味が活きるパターンは限られる。「加速に時間が掛かる」はちょっと違くて、直線最高速度持続力がずば抜けており、相対的に後から加速してきているように見えるが、直線入り口からトップスピードに乗せる加速力は持っている。有馬記念で弾けなかった理由はコース形態の他(状態、距離)にもあると考えるのが理にかなっているように思う。但し、いかんせんコーナーでの押し上げ可能かという問いに対する裏付けがなく、4角先頭のイメージは持てない。前潰れの展開待ちで3着あるかの評価。

JC 6.1-5.6-5.5-5.4-5.6-5.5(L3Fの100mラップ)

アスクビクターモア
路盤の固い高速馬場のワンペースなラップレースで強さを発揮。前走は流石に序盤飛ばしすぎで余力ない中、終盤グッとペースが落ちてギアチェンジ能力を問われる展開は適性外。良馬場で序盤から流れる展開なら適正ドンピシャで4角先頭からの押し切れる力はある。人気の落ちるここは狙い目か。→(例のお方のせいで人気落ちなくて大草原)。枠並び的には外に逃げ馬が配置されて、被されることが好ましくないこの馬としてはやや残念な配置。ドゥラエレーデとユニコーンライオンがやり合って離れた3番手取りつつ、ディープボンドを蓋するか形が理想。

ダービー 12.0-11.5-11.6-11.8-12.0
菊花賞  11.8-11.8-12.1-12.2-12.7

ディープボンド
2戦続けてジャスティンパレスに0.4、0.5.秒差を付けられて負けている。パワーと持続力が高く、スピード、キレを求められると足りない馬。馬場が渋れば舞台適性は高かったはずだが、高速馬場では分が悪い。去年の上がりの掛かる展開はこの馬にとって向いた展開になったが、それでも最後交わされて4着で、昨年よりもメンバーレベルの上がる(と思ってます)今年のメンバーでは物足りない印象。仮に同じ展開になるなら、高速馬場適性でアスクビクターモアを上に取りたいところ。

宝塚 11.9-11.9-11.9-12.3-12.3
春天 13.1-12.0-12.1-11.8-11.9

L5F60秒以上掛かるタフなレースでの好走が目立つ

ドゥラエレーデ
ホープフルSはメンバーレベル怪しいレースな上、スローからの2F線で圧倒的に前有利なレース。ここで買うほどの根拠になる要素はない。

ホープフル 12.5-12.5-12.0-11.4-11.6

ダノンザキッド
いわゆる新聞を読める馬。今回は何故か人気していないので、押さえる価値ある。トップスピードではなく持続力が問われるレースが適性舞台。平均的に分散して走りたいので、ギアチェンジ求められる中山がダメで阪神内回りの大阪杯好走したのはその辺りに理由がありそう。(メンタル的な所も大きそうではあるが)

大阪杯 11.5-11.5-11.5-11.5-12.1

11秒ミドルの持続戦での馬券内率高そう。

11秒台前半戦3F戦
イクイノックス
ヴェラアズール

11秒台ミドル戦4F戦
イクイノックス
ジャスティンパレス
ダノンザキッド

11秒台後半戦5F戦、ハイペース戦
イクイノックス
ジェラルディーナ
ディープボンド
アスクビクターモア

☆このメンバーでそこまでペースが上がるとは思えず、阪神内回りの王道L4F戦になると読む。

イクイノックス
ジャスティンパレス
ダノンザキッド

この3頭に絞って馬券構築します。

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